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【推薦図書】『ギャルと恐竜』の世界がこの世界の延長線上に存在してくれてたらとても嬉しい

 日々、オンでもオフでも、「ラクにいこう」というのを信条にしている。毎日機嫌よう過ごしたいなーって思っている。

 散歩とか趣味でして、休みの日とかは奥さんとよく散歩する。大阪の街をもりもりあるく。別にどこ行きたいとか無い。

 出発する前に、どの方角から楽しい気配がするか、とか、いざ散歩してて突発的に楽しい気配のする路地にエンカウントしたらそっちに方向転換したり、そういう感じで気づいたら遠くまで来てる、みたいなことをね、よくやります。

 最近だと、桜咲いてそうな川に向かったら桜咲いてたからコンビニでカニカマとビール買って花見したりした。それから「本屋」とくちにしてみると、なんだかワクワクしたので、いっしょに本屋に行ってみて、お互い気になってたまんがの単行本が発売されていたので買ったりした。欲しいの見つかってウキウキ家路。

 そんな感じで先日ぼくが買ったのが『ギャルと恐竜』だ。週刊ヤングマガジンで連載してて、今回が第一巻。

 ギャルが朝おきて「やば……昨日酔った勢いで部屋に入れちゃったんだっけ〜〜」と部屋を見やると恐竜がテレビみてた。

 そこからギャルと恐竜の奇妙な……いや、平和な共同生活がはじまる。

 恐竜についての説明は、無い。そういうんじゃないんですよ。

 ギャルも、なんで恐竜? とか一切気にしない。すぐバイトに行く。大家さんも気にしない。友だちも元彼も街ゆく人も、気にしない。気にしたとしても「……」と、三点リーダ2コ分くらいだ。

 だれも奇妙に思ってない。

 ギャルの日常に、なんか恐竜みたいなのがいる。ただそれだけのまんがである。ただそれだけなんだけど、すごいほのぼのする。恐竜、めっちゃ馴染んでる。

 そして、恐竜くんがカワイイ。

 恐竜くんは一切しゃべらないんだが、割り箸わってカップラーメン食べたり(最初ネコ缶を与えられたときの不満そうな顔カワイイ)、初詣で手水場の作法をこなしたりする(ギャルの友だちに正しい作法で清めないと石にされると言われてビビりながらやっててカワイイ)。

 かなり人間っぽい。でも、すごく無垢である。喋らないけどなんか意思疎通はできている。恐竜はみんなのともだち。

 まあつまり、恐竜カワイイ!>< 

 んで、出てくるひとみんな良いやつ!(^O^)

 単行本の帯の応募券おくると抽選で恐竜くんぬいぐるみ当たる!? 欲しい!><

 読んでて、こんな人たち(と恐竜)と友だちになりたいな、と思えるまんがでした。

 あと、このまんがに興味もった奥さんが、「めっちゃカワイイ」と楽しそうに笑いながら読んでたのが嬉しかった。
 自分の好きなまんがを身近な人が気に入ってくれるのって良いもんですね。

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