流れる世界で 僕は必死に生きていたんだ もう大丈夫だと言われたくて 流れる風を 僕は必死で追いかけていたんだ もう止まりたいと叫びながら 流れる季節で 僕はやっと座…
多分だけど 寂しいって思うのは普通で そして人に言えないのも普通 多分だけど 辞めたいって思うのは当たり前で でも辞めにくいのも当たり前 多分だけど 死にたいと時々よ…
1年前の帰り道 僕達みんなの集合場所は 政権交代したらしい 知らない子達が2,3人 楽しそうに話してた 夕暮れ、踏切、あの電柱 景色は少しも変わらないのに 僕達だけが進…
月の下で彷徨いながら 少年はひとりぼっち 隣で歩いている友だちは 大きな壁の向こう側にいて 手を振っても届かない 夜の砂浜に座りながら 少年はひとりぼっち 隣で歌っ…
君の笑顔は素敵だよって ありふれた台詞だな 雪の中でピースした君は はにかみながらこっちを向いた 震える手でシャッターきって 雪の結晶みたいに変わる君を 一瞬だけ止め…
古本屋があった。 最寄り駅からの帰り道に小さな古本屋があった。賑やかな駅前通りのちょうど真ん中にひっそりと佇んでいた。 店の名前は日葉堂。 ガラス張りの扉からも…
初めまして!今日からnoteを始めます。 猫と本が大好きな日本の学生です。 少し前からなんとなく書き続けていた詩や文章が溜まっていたので始めてみました。 少…
おおねこ
2019年6月8日 18:14
流れる世界で僕は必死に生きていたんだもう大丈夫だと言われたくて流れる風を僕は必死で追いかけていたんだもう止まりたいと叫びながら流れる季節で僕はやっと座れたんだその笑顔をもっと見たかったから流れる星空を僕はずっと覚えていようと思うんだいつか大丈夫だと言えるようにあの日の君みたいに笑えるように
2019年5月7日 20:29
多分だけど寂しいって思うのは普通でそして人に言えないのも普通多分だけど辞めたいって思うのは当たり前ででも辞めにくいのも当たり前多分だけど死にたいと時々よぎるのは誰でもあることででも死が怖いってのも誰でも一緒だけど寂しいも辞めたいも死んじゃいたいもみんな自分だけでみんなちょっとずつ違うだから自分だけのこの気持ちを他人と一緒にしちゃいけないあの子も辛いから世界のどこ
2019年4月21日 21:41
1年前の帰り道僕達みんなの集合場所は政権交代したらしい知らない子達が2,3人楽しそうに話してた夕暮れ、踏切、あの電柱景色は少しも変わらないのに僕達だけが進んでる真新しくて窮屈な制服の中心は戻りたいって叫んでたさよならって僕らの場所いつかの僕は影になって夕焼け空に背を向けて少しの間のお別れださよならって帰り道いつかの僕らはもういないまた会えたらいいねって返事はな
2019年4月18日 18:23
月の下で彷徨いながら少年はひとりぼっち 隣で歩いている友だちは大きな壁の向こう側にいて手を振っても届かない夜の砂浜に座りながら少年はひとりぼっち隣で歌っている友だちは海を渡った向こう側にいてギターの伴奏だけがそこらに響く星を見ながら少年はひとりぼっち隣で泣いている友だちは宇宙の向こう側にいて取り出したハンカチが目に染みる歩きながら少年はひとりこれから壁を
2019年4月17日 22:17
君の笑顔は素敵だよってありふれた台詞だな雪の中でピースした君ははにかみながらこっちを向いた震える手でシャッターきって雪の結晶みたいに変わる君を一瞬だけ止めてみた傘をさしてゆっくり歩いた視線だけの帰り道声にならない気持ちは雪に溶けて流れて行った雪が降った君が笑った言えなかった言葉と紙切れになった景色がまだポケットに残ってる次の音はAがいい ありがちなコードか
2019年4月15日 20:45
古本屋があった。最寄り駅からの帰り道に小さな古本屋があった。賑やかな駅前通りのちょうど真ん中にひっそりと佇んでいた。店の名前は日葉堂。 ガラス張りの扉からもれるオレンジの光が好きだった。小さな頃から母に手を引かれ店の前を通っていた。ワゴン車に積まれている本が頭の上にあった頃から。 中学生になって塾に通うようになった。 少し遠回りだったが、必ずその店の前を通った。小さな店の中に
2019年4月15日 20:26
初めまして!今日からnoteを始めます。 猫と本が大好きな日本の学生です。少し前からなんとなく書き続けていた詩や文章が溜まっていたので始めてみました。 少しずつですがよろしくお願いします!