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日記

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記事一覧

コロナへの苦行

 中国発生の武漢ウィルスの蔓延で外出するとほぼ全ての人がマスクをしている。そして鉄道では車内換気として窓を開けている。地方では普通に車窓は手で開けられるものであるが都会では窓を開けてるのを観たことがない。それはどのようば空間であろうと空調を完備してるのはもはや常識のようになってるせいであったが、その常識を覆したのはやはり武漢ウィルスの驚異なのである。
 電車の走行により吹き込んでくる風はエアコンの

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コロナがもたらした潔癖行動

 ゴールデンウイークという言葉も空しくなる何もない連休、家にいることに飽きが生じてしまいジョナサンでモーニングを食べに出てしまった。果たしてこれが感染リスクを考慮した上での正しい行動なのかと問われればいささか答えに窮するものの、面積の狭い我が家においては自分の居場所自体がないのでせめてもの避難所でもあるのだった。
 小雨がパラついてる中、自転車を漕ぎたどり着くものの駐輪場に屋根がないことで帰りはサ

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地蔵になった満員電車のハプニング

 昨日よりは少し遅れて家を出てしまったものの、出社をする時間としては十分余裕があるはずだった。だがホームに人が溢れてる時点でその異常に気付くべきだった。

車両トラブルにより緊急停車のアナウンス。エンジンに異音がした為に点検したらしい。それにより足止めを喰らう。ここで素直に諦めて別路線に乗って遠回りして行けばよかったものの、階段を上り下りして隣のホームまで移るのが面倒でそのまま待ってた。ただそれ

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安息のない宿泊地

 出張の宿泊先として2日目の漫画喫茶『快活クラブ』での宿泊である。前日はあまりにも夜眠れなかったことによりやはりちゃんとしたベッドのある宿に泊まるべきかと悩んだ。それなのに結局舞い戻ってしまった。やはりその料金の安さには惹かれてしまった。そして前のビジネスホテル『6号ホテル』があまりにも酷かったというトラウマも大きく影響してる。
 とはいえそこには結構究極の選択というものがある。『6号ホテル』はベ

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クラッシュに酔いつつ

 You Tubeにアクセスしたのはほんの気まぐれだった。ホテルで本を読むついでにロックでも聴こうと思ってた。かつて部屋の中でロックのCDを掛け捲ってた俺だがもうすっかりロックとは疎遠しなってしまった。どことなくかつて程の興奮を感じなくなってしまったのは熱が冷めたということなのだろう。むしろ今ではサッカーの勝敗の方がよっぽど熱くなることができるのだった。
 もはやホテルでWifi完備は当たり前のよ

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宿題代行

 うちは狭い。唯一くつろげる広さがあるのが居間である故に中学生の娘でさえそこにいることが多い。その為、学校の課題など何をやってるか必然的にわかってしまい、修学旅行で鑑賞した能の舞台の感想文を書いてるのを知った。ただ、ノート半ページまで埋めたもののそこでペンは止まり悩みに悩んでいるようだった。
 ノルマはノート1ページ。さすがにそれは中学生にとってハードルが高過ぎる。そんなもの大人でも書けないじゃな

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恐るべき軽井沢アウトレットモール

恐るべき軽井沢アウトレットモール

 出張にて軽井沢へ来てる。確かに雪という予報はあった。だけど4月にも入ったので多少ちらつく程度だろうと高を括っていた。だがホテルを出るとしっかり積もっていたのだった。
 それにも関わらず車を出し仕事へ向かう。多少スリップするのでマズいかなという気はしつつも歩くには多少距離があることからそのまま走らせる。視界を遮る雪が落ちてくる。それはどんどん勢いを増し路上の走行を一層悪くさせる。積雪の嵩が増す度に

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