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広島で育った学生時代は勉強もできない学校も行かないでどうしようもない学生だった。大学受…

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広島で育った学生時代は勉強もできない学校も行かないでどうしようもない学生だった。大学受験などしても受かるはずもなく予備校に通って東京の大学に入ることができた。以来、ずっと関東にすんでるのだが、広島への愛も消えずサンフレッチェ広島を愛する一人のサポーターとなった。

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  • ぼくのサンフレッチェ・ライフ

    関東に住む一人のサンフレッチェ広島を応援する者による観戦記。スタジアムでの出会い、出来事など独自な視点による世界。

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川崎戦~悔しき引き分け

2024年4月28日 サンフレッチェ広島 vs 川崎フロンターレ エディオンピースウィング広島  夏への入り口。汗ばむ陽気はそんな様相を呈していた。その中でこの日もスタジアムには観客が埋め尽くされ気分が上がる。今日こそは勝ちたい。今日こそは勝つ。勝ち点3を取らなければいけない試合なのだった。  ただし相手は苦手とする川崎。そしてボランチとしてチームを兼引きする川村の欠場。それでもマルコス・ジュニオールの復帰は大いなる希望だった。違いの出せるプレーをするマルコスは得点力不足

    • ルヴァンカップ奈良クラブ~弾みのつく大勝

      2024年4月24日 YBCルヴァンカップ 1stラウンド 2回戦 奈良クラブ vs サンフレッチェ広島 ロートフィールド奈良  大会ルールの変わったルヴァンカップ初戦の相手はJ3の奈良クラブだった。今期昇格したばかりであまり情報はない。だけど相手はサンフレッチェのことを研究しつくしている。下位カテゴリーのチームとの対戦は必ずそういう理不尽さが出てくるのだった。  ミッドウィークということもあり先発メンバーが気になったが、大きな変更はなかった。それもこれも昨シーズンカップ

      • 札幌戦~決定力不足によるドロー

        2024年4月20日 コンサドーレ札幌 vs サンフレッチェ広島 札幌ドーム  その寒さはやはり本州とは違った。乾燥した空気が冷気を伴って降りてくる。そこに身を切り刻むような寒さを感じながらもドームに入ると一安心する。今更ながら北海道に屋内のスタジアムがあることにありがたさを感じるのだった。  たださすがにアウェイゴール裏は人が少ない。その中でも塊り声を張り上げるサポーター。だがさすがに札幌の応援と被ると多勢に無勢、声がかき消されてしまうのだった。  そんな中でのアウェ

        • 福岡戦~わだかまりのある引き分け

          2024年4月13日 アビスパ福岡 vs サンフレッチェ広島 ベスト電気スタジアム  快晴の福岡。全国的に春の陽気に包まれてシャツ1枚でも過ごせるような気温は絶好の観戦日和とも言える。が、福岡のスタジアムには空席が目立ちどことなく寂しい気もしてくるもののそれを揶揄する気にもならないのはかつて広島もそうだったからだ。どんなに成績を上げようと客が来ないのは危機感を生み、それが勝利への執念となってくる。強く、速く、激しいスタイルはそんなとこから醸し出されたのかもしれない。  そ

        川崎戦~悔しき引き分け

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          湘南戦~大橋の2ゴールで勝利

          2024年4月7日 サンフレッチェ広島 vs 湘南ベルマーレ エディオンピースウィング広島  中3日、3連戦の最終節。サンフレッチェは外国人選手5人を含む8人が負傷離脱している。中でも不動のCBだった荒木の欠場は大きい。そこに入る中野も前節では新たな可能性を見せてくれたものの今回はトップに屈強なフィジカルを持つルキアンがいる。そこをどれだけ抑えられるかが大きなポイントとなりそうだった。  そんなルキアンとのマッチアップは開始早々に行われる。前からのプレッシャーで嵌めようと

          湘南戦~大橋の2ゴールで勝利

          町田戦~勝利の充足感

          2024年4月3日 町田ゼルビア vs サンフレッチェ広島 町田GIONスタジアム  町田に辿り着くには多くの箇所で渋滞の忍耐に耐え事前予約をした駐車場から徒歩で向かう中では果たしてこんな場所に本当にスタジアムがあるのだろうかという疑心を抱えながらも何とか現地に着いた。雨が降ってる為スタンドに入ると傘を閉じカッパになるも椅子に腰掛けるとジットリとした感覚が滲み込んでくるのだった。こんな苦労をしたもののアウェイゴール裏には結構なサポーターで埋まっていてピッチに向かう声援はホー

          町田戦~勝利の充足感

          ガンバ戦~気炎を発したドロー

          2024年3月30日 サンフレッチェ広島 vs ガンバ大阪 エディオンピースウィング広島  春らしい日差しは眩しくあり、焼けるような熱を発するのだった。この日も多くの観客が集ったEピースであるが今節はこのスタジアムで柿落としとなるプレシーズンマッチを戦った相手、ガンバ大阪でった。あの時は負けてしまった。公式戦ではないとはいえ鼻をへし折られた。今度こそ絶対に勝ちたいのだった。  ところが今シーズンになってガンバは無類の強さを発揮し出した。エースの宇佐美を筆頭に強くテクニック

          ガンバ戦~気炎を発したドロー

          神戸戦~激しく競りあったスコアレスドロー

          2024年3月16日 ヴィッセル神戸 ns サンフレッチェ広島 ノエビアスタジアム神戸  昨シーズン優勝チーム。神戸との対戦は今シーズン最大の難所と言ってよかった。しかもアウェイでの対戦では点差以上の差を見せつけられ完膚なきまで叩きのめされてしまった。両者それ程メンバーの変わらない中でのリベンジの舞台となった。今度はやられない。そんなモチベーションで神戸に乗り込んだ。  広島からも近く、かつて人気がなく降格もしつつも優勝を果たしたという点において共通点の多い両クラブである

          神戸戦~激しく競りあったスコアレスドロー

          鳥栖戦~4ゴールでの勝利

          2024年3月9日 サンフレッチェ広島 vs サガン鳥栖 エディオンピースウィング広島  広島本通りから旧広島市民球場跡地を抜けるともうスタジアムがその概要を現した。今まではここからアストラムラインに乗って山の上までいけなかったのでこんなにも簡単に辿り着けてしまうことに違和感を覚える。そして高架橋を渡りスタジアムの中に乗り込んだのだった。  開幕当初はコンコースが大混乱してたと聴いてたものの意外と落ち着いていて売店もすんなりと利用できる様子だった。やはり物珍しさは通過して

          鳥栖戦~4ゴールでの勝利

          FC東京戦~勿体無いドロー

          2024年3月2日 FC東京 vs サンフレッチェ広島 味の素スタジアム  飛田給駅を降りるとすでに混雑が待ち構えていた。アウェイとはいえこんなに人が来てるのかと浮き足だったものの実はスタジアムに併設されてるコンサートホールへの客も混じっているだけで肩透かしを食う。が、実際にスタンドに着くと徐々に席は埋まっていき少なくともアウェイゴール裏は満席となるのだった。  両サポーターのチャントが鳴り響く中、選手の入場にはピッチから火柱が上がり中空に向けて花火が連射される。カラフル

          FC東京戦~勿体無いドロー

          浦和戦~新スタジアムでの開幕戦

          2024年2月23日 サンフレッチェ広島 vs 浦和レッドダイヤモンズ エディオンピースウィング広島  開幕戦。すでにプレシーズンマッチを行ったとはいえ公式戦ではこれが柿落とし。チケット完売。浦和のサポーターも押しかけ声援で圧倒する。それに負けじとサンフレッチェのサポーターも声を振り絞る。声が揺れ動く。このうねり。これぞサッカー専用スタジアムであり新たなホームスタジアムなのだった。  そんな揺れる声援の中での選手入場。そしてセレモニーとして国家独唱。出てきたのは吉川晃司。

          浦和戦~新スタジアムでの開幕戦

          プレシーズンマッチ~新スタジアム柿落とし

          2024年2月10日 プレシーズンマッチ サンフレッチェ広島 vs ガンバ大阪 エディオンピースウィング  サッカー専用新スタジアム。これをどれだけ待ち望んでいたことだろうか。ピッチまで遠くアクセスにも劣るエデイオンスタジアムはJリーグの中でもワーストに入るスタジアムだった。広島じゃしょうがない。いつしかそんな諦めも持ったものだが突如として決定した新スタジアムの構想。興奮したものの本当に建つんだろうかと最後まで疑念を抱いていた。それがこうして実際に柿落としを迎えたのだった。

          プレシーズンマッチ~新スタジアム柿落とし

          福岡戦~3位確定

          2023年12月3日 アビスパ福岡 vs サンフレッチェ広島 ベスト電器スタジアム  最終節。勝てば3位が確定しACL2の出場の可能性が出てくる。ただ、クラブはもう出場前提で来季を見据えている。出場の限られてた松本泰志がスタメンに入ってるとこはそんな思惑を感じさせられるのだった。  両ゴール裏はサポーターでぎっしりと埋められそれぞれのチャントがぶつかり合う中、試合は始まった。両者球際の攻防が激しい。それ故になかなかボールが落ち着かない。そんな中でもヴィエイラのポストから前

          福岡戦~3位確定

          ガンバ戦~幸せな形でのEスタ最終戦

          2023年11月25日 サンフレッチェ広島 vs ガンバ大阪 エディオンスタジアム広島  チケット販売完了。  エディオンスタジオ最後の試合というメモリアルには多くの人が集まった。入場待ちの列は長く連なり背後の山まで続いていった。グッズ売り場ではほぼ整列が意味をなさないような混雑ぶり。3万人以上の席のあるスタジアムながら実際には2万人以上の来場に耐えられない。今更ながらこのスタジアムの限界が垣間見れた。  そんな混乱の中、潤を追った入場により徐々にスタンドを埋めていく。

          ガンバ戦~幸せな形でのEスタ最終戦

          札幌戦~北の大地でのスコアレスドロー

          2023年11月11日 コンサドーレ札幌 vs サンフレッチェ広島 札幌ドーム  温暖化の影響は北の地でも寒さをもたらせなかった。もはや日本に冬は訪れないのだろうか。そんな懸念すら抱いてしまったものの前日の雨が気温を一変させた。張り詰めたような冷気。乾いた風が吹けば寒さが一層身に染みるのだった。  そんな厳しい気候であるが故にドームというのは一定の安心感をもたらした。少なくとも風が凌げるのはありがたい。階段を上りアウェイゴール裏に躍り出るとすでに紫のユニフォームの姿はあっ

          札幌戦~北の大地でのスコアレスドロー

          FC東京戦~取って欲しい選手のゴールによる勝利

          2023年10月28日 FC東京 vs サンフレッチェ広島 味の素スタジアム  日差しの強い日だった。その分日陰に入るとひんやりとしていて時間の経過と共に日が傾いてくるとむしろ肌寒さを感じるようになった。この時期の寒暖差は激しい。だがアウェイゴール裏のエリアは満席となり熱き応援が繰り広げられる。そこには2022年以来勝ててないFC東京に対して今度こそはという想いも湧いていたのだろう。  スタメンはヴィエイラとエゼキエウが入っている。この2人はジョーカー的な役割の方が合って

          FC東京戦~取って欲しい選手のゴールによる勝利