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フツーのOLです。乳がんホルモン治療中😘 告知後どんなふうに過ごした?/入院・手術代を…

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フツーのOLです。乳がんホルモン治療中😘 告知後どんなふうに過ごした?/入院・手術代を安くする方法は?/抗がん剤ってどう?/うつ病で精神科入院って?など8カ月間の備忘録。 Note記事をまとめた乳がん本をkindleで発売中💕 https://amzn.to/3He3jNw

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とあるOLの乳がん日記①

乳がん闘病中なので、(ホルモン治療中)誰か同じ立場の人の役に立てばと思い、facebookで全体公開していたものを、Noteに移動してきました☺ こんな人にお勧め(と勝手に思ってる) ・乳がん告知や病理結果を受けて、しんどい気持ちの最中 ・乳がん告知されたらどうなるのか知りたい ・がんばってたりキラキラしたりしてる乳がん患者さんが眩しい ・うつになってしんどいときどういうふうに過ごしたか知りたい ・今はひたすら辛い。一番自分が辛い 日記の流れ ・なるべく淡々とあったこ

    • お世話になったところ ~とあるOLの乳がん日記

      日記についてはひとまずまた終わりです。 最後に、お世話になったところを記載しています✨ (なるべく日記に登場した順番で記載/随時更新) 春日クリニック: 健康診断を行ったクリニック。 ピンクリボンブレストケアクリニック表参道: 再検査を行ったクリニック。 国立がん研究センター中央病院: 入院・手術を行った病院。 相談支援センター: 国立がん研究センター中央病院内にある、 がんに関連することについて相談できる場所。 聖路加国際病院: 妊孕性温存について相談に行った病院

      • 退院する ~とあるOLの乳がん日記【145】

        145. 退院日の前日も、最後にたぶんどこかに行ったんじゃないかと思うけれど、メッセージアプリにも、日記にも、何も手がかりがなかったので、全然わからなかった。 退院日の明日は天気予報で雷マークがついているくらい、天気が悪いらしかったので、大丈夫かいなと思った。 午前中に先生が来て、最後のチェックみたいな感じで私と話をして、アンケート表を書いた。 アンケート表には、睡眠はどうでしたか、とか、食欲はどんな感じでしたか、とかが書いてあった。 明日は、10時頃に撤収で、そこか

        • 退院日が決まる ~とあるOLの乳がん日記【144】

          144. 病院に戻ったあと、しばらくすると両親が病院に来た。 なので、さっそく先生のところに退院日がいつになりそうか、話を聞きに行こうということになった。 もう今日は水曜日だったので、いきなり、明日退院です、と言われることはないだろうなと思ったので、早くても金曜日かなと思った。 先生は、ナースステーションの中にいた。 お話聞けますか、と聞いたら、いいですよと先生は近くにあった椅子に促してくれたので、3人先生の前に座った。 座ってから、母か私が、今週あたり退院できると聞

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        とあるOLの乳がん日記①

          天然石を買いに行く ~とあるOLの乳がん日記【143】

          143. 占いが終わって、帰りながら病院に電話しようと思ったら、母から2時間前くらいに今どこにいるかの連絡がきていたのでびっくりした。 折り返したけれど、繋がらなかった。 ひとまず病院は15時までの外出予定だったので、帰りが遅れる旨を連絡した。 占いの先生を教えてくれた友達にもメッセージを送って、やっと占ってもらえたことを言った。 そうしたら、友達がいきなり、言わなきゃいけないことがあると言い出した。 何かと思ったら、実は結構遠くに、引っ越すことになったと言った。 突然

          天然石を買いに行く ~とあるOLの乳がん日記【143】

          再び占いに行く ~とあるOLの乳がん日記【142】

          142. 次の日になって、よし、今日こそ三度目の正直だと思って、また占いの先生のところへ行こうと思った。 今日、占いの先生がいる場所は、歩きだと1時間くらいのところだから、とりあえず歩いて、そのあとはまた会社の傍のお気に入りのパスタ屋さんでお昼ごはんを食べるコースにしようと思った。 そんなわけで地図アプリのひたすらてくてく歩いて、歩いて、占いの先生のいる建物にたどり着いた。 そこは何度も横を通ったことのある建物だったけど、中に入るのは初めてだった。 建物の中でちょっと迷

          再び占いに行く ~とあるOLの乳がん日記【142】

          占いをしに行く ~とあるOLの乳がん日記【141】

          141. 家外泊はあっという間に終わった。 よく覚えてないけれど、あとで母の日記を見ると、私はよく寝ていたみたいだった。 病院の戻り時間は15時だったけど、ぎりぎりまで家にいたので、ちょっと15時を過ぎてしまった。 でも、全然何も言われなかったので、よかったと思った。 外泊ができたから、次に目指すのは退院になった。 そのためには、どうするのがいいんだろうと思って、やっぱり毎日外出をして元気になったところを見せるのがいいと思った。 そういえば明日は、占い師さんのとこ

          占いをしに行く ~とあるOLの乳がん日記【141】

          久しぶりの家に泊まる ~とあるOLの乳がん日記【140】

          140. この日は、久しぶりに家に戻って泊まる日だった。 外出するときと同じように、のんびり、だらだら準備をした。 入院する前とは比べ物にならないくらい、自分としては元気になってきたような気がするけれど、家に戻ったら今までの環境と変わって、またわーっとなってしまったら嫌だなと思って、ちょっとどきどきした。 病院から家までは、電車と徒歩で1時間くらいなので、今から病院を出ると、昼ちょい過ぎには家に着いてしまうなと思った。 なのでせっかくだからお昼を駅ビルで食べようと思った

          久しぶりの家に泊まる ~とあるOLの乳がん日記【140】

          会社の近くへ肉を食べに行く ~とあるOLの乳がん日記【139】

          139. 次の日は、なんとなく、お昼に肉が食べたいような気がした。 食べ物は相変わらず、甘いものとか、食べるラー油とか、そういうもの以外は、ほとんど味がしないので、いまいち食べている感じがしていなかったけれど、今なら前よりも、食べられる気がしたので、お肉を食べに行こうと思った。 でも、じゃあどこに行こう?と思って、思いついたのが、会社のぎりぎりランチ圏内にある焼肉のチェーン店だった。 安くて美味しいので、出社した日で今日は肉を食べるぞ、という日は、ときどきお店までダッシ

          会社の近くへ肉を食べに行く ~とあるOLの乳がん日記【139】

          相変わらず便秘に悩まされる ~とあるOLの乳がん日記【138】

          138. 占いの先生はいなかったけれど、気を取り直して、せっかくオシャレなところなのだから、お昼を食べるためにどこかに入ろうと思った。 でもオシャレすぎて入る勇気が出なくて、結局ハンバーガーのチェーン店に入った。 思ったより散策がすぐに終わってしまったので、どうしようかなと思った。 だからなんとなく、電気街に行ってから帰ろうと思った。 駅で3駅くらいのところだから、歩こうかなと思ったけれど、やっぱり電車で行くことにした。 電車に乗ってしまうと目的地にあっという間に着いた

          相変わらず便秘に悩まされる ~とあるOLの乳がん日記【138】

          占いに行こうと思いつく ~とあるOLの乳がん日記【137】

          137・ 次の日は、昨日のうちにちゃんと外出届を出していたので、朝ごはんを食べたあとは、出かける準備をした。 洋服も、靴も、昨日母親が持ってきてくれたので、それを身に付けた。 お陰で洋服は少しだけ夏仕様になった。 これならそんなに暑くならなそうだと思った。 そうこうしていたら、私の向かいのベッドの人が荷物とか、色々片付けていた。 どうやらこれから退院するみたいだった。 だから、そうか、入院しても、こうやってちゃんと退院できるんだなあと思った。 この日もどこに行こうか悩

          占いに行こうと思いつく ~とあるOLの乳がん日記【137】

          靴の底がボコっと取れて壊れる ~とあるOLの乳がん日記【136】

          136. 外出2日目、この日は昨日時間がなくて行けなかった場所に行くことにした。 母校から徒歩7~8分のところにある、お堀の傍の遊歩道みたいなところだった。 学生時代は、昨日行った神社よりこっちのほうがテリトリーで、よく学校が終わったあとに、友達とコンビニでちょっとした食べ物を買って、ベンチで食べて、お堀ぞいを何往復もしておしゃべりしたりした。 何をそんなに話すことがあるんだろうと思うくらい、おしゃべりをしたし、楽しかった。 緑がたくさんある場所で、たぶん最後にここに

          靴の底がボコっと取れて壊れる ~とあるOLの乳がん日記【136】

          久しぶりの外が暑いのでびっくりする ~とあるOLの乳がん日記【135】

          136. 先生が外に出てもいいですよ、と言ったのでさっそく明日から外出するために、外出届を出すことにした。 外出届には、日付と、出発時間と、帰り時間を書くところがあったので、それを埋めて看護師さんに提出した。 どこに行くか全然決めていなかったけれど、まあ適当に、病院周辺をふらふらしようと思った。 そういえば、持ってきた本を読み終わってしまったので、姉に、何かおもしろそうな本を母に渡してほしいとお願いした。 母は明後日来ると言っていて、それまで読むのがないので、コンビニの

          久しぶりの外が暑いのでびっくりする ~とあるOLの乳がん日記【135】

          退院までの続き。

          お久しぶりにこちらに記載します🥰 Kindle本を出してあっという間に1年以上経過しました。 私は変わりなく過ごしています。 そんな中、母や姉から、乳がん日記のラストのぶつ切り感がどうなのかという話を受けて、やっぱりそうかな……でも特に面白いことも起きていないしな……ということをぶつぶつ考えた結果、続きを書くことにしました。 日記のラストは、うつ病で精神科に入院し、だんだん食べ物が美味しく感じるようになった頃、先生に外出許可が出たところで終わっていました。なので外出をし

          退院までの続き。

          おわりに

          最後まで完走しました。 ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。 これで日記は以上となります。 一文が長い箇所が多いため、読みづらく、わかりにくく、また不快に思われるようなところもあったかと思いますが、まずは心から感謝を申し上げます。 この日記の後のことを少し書きますと、私は、毎日のように歩いて外出をするようになり、散歩から戻るとひたすら寝るという日々を過ごしました。 それからしばらくして、家への外泊許可が出て、病院に戻っても、やっぱり毎日歩いて外出をし続

          おわりに

          日記を書くために、ノートを広げてから、閉じてみる ~とあるOLの乳がん日記【134】

          どういう状態になったら退院できるんだろう、と考え始めていたので、先生がちょうど来たときに、私はいつ頃退院できるんでしょうかと聞いた。 そうして会話をしている流れで、先生は私が日記をつけていることを知ったので、先生は少し考えて、日記を書くのはやめたほうがいいと言った。 なので、なんでだろうと思ったら、日記をつけていると、例えば、もう何日も入院しているのに、ちっともよくならないとか、そういうのを数えてしまうようになる、ということだった。 だから、まさに今私が気にしているような

          日記を書くために、ノートを広げてから、閉じてみる ~とあるOLの乳がん日記【134】