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青春の後ろ姿のその先18 〜掌の小説〜

 川端康成の掌編小説集です。短いものは400字詰め原稿用紙1枚程度のものもあり、『掌の小説』には100を超える小説が所収されています。
 むき出しの神経そのままで書かれているような感じがして、川端康成の小説の中ではこれが一番好きです。
 中でも「指輪」、「死顔の出来事」、「母」、「神います」、「屋上の金魚」、「貧者の恋人」、「眠り癖」は何度読んでもうっとりしてしまい、国語の授業や文芸部の活動でも生徒たちと何度か読解をしました。

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