神仏note.

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神仏にまつわるあれこれ。神仏スポットに行った記録を中心に好きなことを書き連ねます。 Twitterでは全国のお祭り情報をツイットするマシンとして活動中。

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<お知らせ>4月〜5月に下諏訪で合同展&のらぼんやりまする

にゃんとこからのお知らせです! 1.開催概要【合同展 信州下諏訪夕やけにゃんっとぼけ】 2024年4月20日(土)~5月12日(日) 13時〜20時 ※最終日は15時まで 会場:夕やけこやけ 長野県諏訪郡下諏訪町御田町上3156-2 cafetac向かいの青い扉が目印 ※不定休のため、開店日時は夕やけこやけのインスタをご確認ください 『夕やけこやけ』『おっとぼけ美術館』『にゃんとこ』による合同展。 郷土玩具、道神面、猫、絵、人形、民謡レコード、すしみくじなど盛りだくさん

    • 人ひとりぶんの存在について思うこと

      気がつくと頭の中でいつも何かを考えていて、だいたいはその時々の自分なりのテーマがあってそれについて(無意識に)思考を巡らせている。 人目につくところにアウトプットすることはあまりないのだけれど、今回は文章化してここに載せてみようと思いました。 先日、知り合いと話した時になんとなくその人の持つ「無力感」のようなものを感じて 特に深い話をしていたわけでもなくあたりさわりのない会話の中で、その人の深層心理?かもしれないし私の勘違いかもしれないけれど。 その時に「そんなに自分を無

      • 八戸えんぶり2024<雑感>

        ※※長くなるので随時更新していきます※※ 2024/2/24 23:00 加筆しました 忘れないうちに記したい。 今年も予想をはるかに上回る最高さで毎日寝不足のまま走り回った4日(3.5日)間でした。 えんぶり、知れば知るほどおもしろく奥が深く良さが溢れすぎてどんどん好きが増す。 もはや私という存在の一部はえんぶりでできていると思う(謎) えんぶりを見るのは今年2年目で、去年は17日〜19日の3日間公式スケジュールをメインに見て回って(来年は門付けをもっと追っかけたいな

        • 気になる人に根掘り葉掘り聞きたいシリーズ #1<ボッチンさん>

          中野区大和町八幡神社の大盆踊り会、通称「ダイボン」に足を運んだことがある人ならきっと一度は目にしているはず。 緑色のモケモケや、花魁の茶釜、首の長い鳥など… 東京の住宅街の中に突如現れる異空間 夢の中にいるのだろうか…?と感じるような摩訶不思議な世界 ダイボンをダイボンたらしめている要素のうちのひとつは、妖怪たちの存在だと私は思っている。 私がダイボンに関わるようになったのは、岸野雄一さんから「のらぼんやりませんか?」とお誘いいただいた2017年。 その最初の年に、もはや

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          原初の火を焚く

          焚き火が好きになったのはいつからだろうか。 こどもの頃から好きだったような気はするが覚えてはいない。 20歳くらいの頃、友人と共に初詣に訪れた神社でお焚き上げをしているのを見て、火っていいなと思ったのが最初の記憶かもしれない。 その後、無性に焚き火がしたくなり、その友人に声をかけると「やろう!」と盛り上がり、バリバリの文系で本オタクだった友人は「焚き火大全」という辞書みたいに分厚い本をすぐに買って自慢げに私に見せてきた。 その前後、時系列は覚えていないけれど、村上春樹の

          原初の火を焚く

          仏の名を呼びながら五体投地を行う<千仏礼拝行>

          今回は (((本当はあまり教えたくない))) 私の推し寺を紹介。 推し寺との出会いは2022年11月。 近場で護摩をやっているお寺はないかな?と調べていた時にgoogle mapでたまたま見つけた「普賢寺」というお寺。 この写真、本堂の前に大きなワンコさんが座っているんですね。 ワンさんの佇まいと、写真からでも伝わってくる清浄な空気感。 このお寺に行くしかない!と思い立ち、御本尊(不動明王)の縁日である毎月28日に行われている護摩に参加したのが最初のご縁でした。 その1

          仏の名を呼びながら五体投地を行う<千仏礼拝行>

          断食合宿に行ったらただひたすらに楽しかった話<体験記>

          先日、1泊2日の断食合宿に参加してきました。 ヨガやりたいなーと思って教室を調べている時に、本山博さんの道場が井の頭公園にあったことを思い出し、調べていると小田原にある道場では断食合宿を行っているとのこと。 これは今の私が求めてるやつや!と思い即予約。 断食といっても完全断食ではなく腸活を意識した半断食で、森林浴や軽登山、ヨガと瞑想などのプログラムを行いながら24時間を過ごすというもの。 決め手はなんといっても相模湾と富士山に挟まれた立地。 小旅行気分を味わいながら心身

          断食合宿に行ったらただひたすらに楽しかった話<体験記>

          仏教音楽<声明>を音楽好きの耳で聴いてみる

          自分の属性について語るとき、現在は「民俗芸能好き」を名乗ることが多いですが、お祭りや芸能にハマる前は長い間「音楽好き」の人でした。 好きな音楽ジャンルは色々あれど基本は雑食で、ジャンルとジャンルの狭間にあるような音楽やジャンル分けが難しい音楽に興味が湧くタイプ 例えばブックオフで中古CDを物色する時は最初に「その他」コーナーを見るタイプの人間といえばわかりやすいのでしょうか。 レコード屋のジャンル分けって店によって様々ですが、「ドキュメンタリー」というコーナーが一番わく

          仏教音楽<声明>を音楽好きの耳で聴いてみる

          歌垣<うたがき>がはじまる

          一説では盆踊りのルーツではないかともいわれる「歌垣」 歌垣とは何ぞや?という方には、以下の引用が簡潔でわかりやすいのではないかと思う。 歌垣山、行ってみたい…日本三大歌垣の聖地巡りとかしてみたい… …そんな話を書きたいわけではない。 今回書きたいのは、現代の歌垣ともいえる(?)生歌での掛け合いの盆踊りについて。 日本三大盆踊りに数えられる岐阜県郡上市の「郡上おどり」を知った後、さらに山奥に行くと「白鳥(しろとり)おどり」という盆踊りがあるらしいと聞いて白鳥おどりを知り、さ

          歌垣<うたがき>がはじまる

          袴姿の男たちがダッシュする!伊那の祭り<やきもち踊り>

          念願の祭りを見に行って来ました! この祭りとの出会いは、「こんにちは伊那谷」のYoutubeチャンネルにアップされていたこの動画。 絶対に観に行きたい!と思い、即スケジュールに入れて開催日が発表されるのを待ち続けておりました。 事前調査によると、やきもち踊り自体は11時半頃から行われるとのこと。 その前に神事などもあるようなので、10時前の到着を目指します。 以下、当日の様子をレポートいたします! 祭り関係者は「きたっせ」という地域のコミュニティセンターに集まっているそ

          袴姿の男たちがダッシュする!伊那の祭り<やきもち踊り>

          東北の神楽衆が直会でうたう神歌<御祝>

          先日、宮城県沿岸部出身の方と話していた時に「ごいわい」の話が出まして。 この時の「ごいわい」は「大漁節」「どや節」など三陸地方で歌われている民謡のこと。 そして「ごいわい」で思い出したのが、ひと月程前にTwitterで見た「ごゆわい」の映像。 岩手県宮古市に伝わる黒森神楽のドキュメンタリー映画「廻り神楽」の遠藤協監督がアップしたものです。 神楽公演後の直会(なおらい)と思われる場所で、ひとりの歌い手が先導し、続いて全員で歌うのですが、ものすごく複雑な手拍子を打ちながら歌う

          東北の神楽衆が直会でうたう神歌<御祝>

          60日に一度巡りくる徹夜の集い<庚申講>と石仏のたのしみ

          本日2023年3月3日は、60日に一度巡ってくる庚申の日! 神社やお寺、仏像や石像など。それらを写真におさめるのは悪いことをしているような、怖いような感覚があり、あまり撮らないようにしていた。 それが今や、庚申塔を訪ねては写真を撮り「収集」することが小さな楽しみのひとつとなっている。 きっかけは稲荷神社だった。 神仏に興味を持ち、自宅近くの稲荷神社を参拝するようになってから、散歩や旅先で通りかかった稲荷神社にも挨拶をするのが習慣となった。 「◯◯から来た◯◯です。近く

          60日に一度巡りくる徹夜の集い<庚申講>と石仏のたのしみ

          <雑記①>民俗芸能、まじない、いざなぎ流

          noteを始めて3記事め。 アカウントを作るまで知らなかったのですが、noteというプラットフォームは自分語りが受け入れられやすい世界なのですね。 SNSは主にTwitterを使用していますが、ここ数年は自分語りや深夜のポエムなどを書くのを憚られる空気を感じ、ポエム欲が発散できていませんでした。 有益な情報を書かなきゃいけないという思い込みがあり、心の風景を表現することを長らくしていなかったように思います。 自分が書くのも、他人のものを読むのも好きだったはずなのに。 これか

          <雑記①>民俗芸能、まじない、いざなぎ流

          僧侶が掘り進めた真言密教の修行窟<田谷の洞窟>

          田谷の洞窟に行ってまいりました。 事前に日時を連絡しておくと、御住職から洞窟の説明をしていただけるとあり、予約して伺いました。 ここでは、定泉寺現住職からお聞かせいただいた話と、受付で購入できる「鎌倉の密教地底伽藍 田谷の洞窟(吉田孝 著)」に書かれている内容を元にまとめました。 1.歴史 定泉寺境内にある田谷の洞窟。 洞窟の歴史はお寺よりも古く、鎌倉時代に作られ始めたと言わている。 この場所には当時、鎌倉幕府の武将 和田義盛の三男、朝比奈三郎の館があった。 信心深い

          僧侶が掘り進めた真言密教の修行窟<田谷の洞窟>

          はじめに

          人は誰しもいつかは死ぬというけれど、私は半信半疑であった。水木しげるが死ぬまでは。 2015年。水木さんの訃報が流れた時、その事実によるショックと同時に、えーじゃあやっぱり人間みんな死んじゃうってこと?というショックも受けていた。 「神仏note.」とは これを書いているのは「すー」という者で、お祭りや盆踊り、民俗芸能などを愛好しイラストを描いたり催しを行う「にゃんとこ」というユニットで2013年頃から活動しております。 お祭りが好きなので神社やお寺は身近な存在でしたが

          はじめに