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言葉は降ってくるものだと本気で思った

本日の一枚
撮影地:沖縄県八重山郡小浜島・コーラルビーチ
小浜島でカメラマンとして働いていた際に、友達が遊びにきてくれた時に撮った写真です。懐かしいなあ。

ご無沙汰しております。Summerです。

例え少数だったとしても、私の文章を読んでくださる方々がいるのに
なんだかアメリカから帰国してから燃え尽きてしまって、言葉を残すことから遠ざかってしまっていました。いつも読んでくださり、ありがとうございます。


言葉に出会う

本を読んでいて感動する言葉や突き刺さるような言葉に出会うだけでなく
近しい人や先輩と話していて、なぜか心に残る言葉がある

人生の中でいろんな言葉に出会う

以前私は、人生のほとんどは出会った人で決まると言ったが
その一言には言葉に出会うという意味も含まれている

その人から発させる言葉とは、その人が人生の中でどのような苦しみや幸せを経験して、それを乗り越えてきたのかということが映し出される

いわばその人が使う言葉とは、その人自身を表しているのだと思う

そして、言葉というのは想像もつかないほどの大きな影響力を持っている
その言葉一つで命を落としてしまう人や、命を救われる人
人生が劇的に良くなっていく人もいれば、悪くなっていく人もいる

目に見えないのに、確かに深く心に刺さる言葉というのは、本当に不思議な力を持っているとつくづく思う

私自身、言葉に人生を救われてきた人間だから、胸を張って言える。

「人生は出会う言葉で決まる」
そして、
「人は、自分が救われた言葉でしか人を救えない。」
どこかで読んだ本にこんな言葉があった。


私がNoteを書き出した理由の一つはこれだった。

数年前に自分が書いた言葉で、今日の自分が救われる経験を何度もした。
思い悩み、苦しみ、そして言葉を残す。文章を書く。

その文章が、もし誰かの心を救えることがあるとしたら?
そうして私はNoteを書くことを始めた。

そして、今まさに、私の記事をよんでくださっている皆さんと出会っている。

話が逸れたけれど、今日書きたかったのは

岡本敏子さんの言葉との出会い

岡本敏子さんという女性をご存知だろうか?
彼女の人生について私が端的に語るのは違うと思うので、あえてここでは紹介しないが、今は亡き岡本敏子という偉大な女性がいた。

全ては運命だとして、私は唐突に岡本敏子さんに出会った。

実際は出会ってはないんだけれども、であったという表現が一番正しいんだと思う。

私が恋愛にもがき苦しみ、悩み、心を病んでいた時に
岡本敏子さんの言葉に救われた。

面白いのは、私が数年前に聞いて、心に残っていた言葉
しかし誰の言葉だったのかは知らなかった言葉が、岡本敏子さんの言葉であると、数年越しに分かった。

言葉というのも、人というのも、全てそうだけど
自分が必要とする瞬間に、出会う。

私には、目には見えない何かがアレンジしてくれているとしか思えない。

ある言葉に出会い、それが人生の指針となっていく
だから本や文章や、人と会話をすることには偉大な意味があると思う

岡本太郎さんとの関係を尋ねられて、彼女が言った言葉に大好きな表現がある。
「関係なんてどうだっていいの。
美談でもないし、恋でもなかったかもしれない。ただ本当に、好きで好きで好きで好きで、なんでもしてあげたい。だってあれだけの人なんだもの。」

素晴らしいな、と思ったし
ああ、そうか、と思った。

私にとって必要な言葉はいつだって降ってくる。
だから私は私が出会う言葉一つ一つに注意と敬意を払って受け取りたいと思った。

自分が出会う言葉を、どう咀嚼して、自分が生きていくかを考えることは
とっても、とっても、尊いものだと思う。


恋愛に悩む全ての女性は、一度岡本敏子さんとよしもとばななさんの
「恋愛について、話しました」という書籍を読んでもらいたい。

きっと必要な言葉に出会うはずだ。



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