過去の人生に全く後悔がなかったと言えば嘘になる。しかし、今現在それらを大きく生かしているので意外と満足している。
現代の地球人の中に、「私の人生は大満足でした。全く後悔はありません。これで安心してあの世に行けます」、と言えるような晩年を過ごしている人はほとんどいないのではないでしょうか。
私自身も決して100点満点の人生を過ごしてきたわけではなく、自己採点で60点にも到達していないかもしれません。しかし、そんな私でも過去の人生を今に大きく生かすことができているので、過去の失敗や間違いは必然だったような気がしています。
今回は、過去の失敗や間違いを生かすような人生を過ごしていれば、自分の人生に対する満足度は高まることについて書きます。
人は失敗をしたり間違いを犯したりしないと気が付かないこともある
生まれながらにして完璧な人はいません。ですから、子どもの頃から失敗や間違いを繰り返しながら大人になります。
そして、それらの大失敗や人生に大きな影響を及ぼすような間違いの中に、個人の成長に結びつくようなヒントが隠れていることも多いです。
私の過去の大失敗
今から二十数年前に私は大失敗をやらかしました。正直なところ、それはここでは絶対に書けないような内容です。
その時の私は大反省をしました。そして、失敗の原因を二字熟語で書き出してみたのです。そうしたところ、その数は18個にも及びました。今思いますと凄い数です。
その後の私が飛躍的に伸びたことは言うまでもありません。営業の数字も伸びて、全国屈指の支店を作り上げることができました。
後悔先に立たず
日本には昔から「後悔先に立たず」という素晴らしい言葉があります。これは小学生でも知っている言葉でしょう。
しかし人間はやらかす時はやらかします(笑)。どんなに事前準備をしても失敗をしてしまう時があるものです。
そんな時はいったんそのことを忘れてすぐに切り替えた方がいいです。そして、比較的時間に余裕がある時にじっくりと反省することがベターです。私のように二字熟語で失敗の原因を箇条書きで書いて行くこともいいのではないでしょうか。
成功より失敗から学ぶことの方が圧倒的に多い
私の個人的な経験では、成功体験より失敗体験からの学びの方が圧倒的に多いです。そして、失敗の中にこそ、次なる飛躍のためのヒントが隠れていることが頻繁に起こります。
私自身は何事にも積極的に取り組む方です。しかし、積極的であるからこそ、それらには失敗や間違いが付き物です。でも、それでいいのではないでしょうか。
いずれにせよ、人間は行動力ですべてが決まってきます。積極的に行動する人は、仮に失敗しても積極的に物事を解決していきます。
ですから、何もしない人よりも結果を出すことが多いです。
なお、何も考えていないおつむが弱い人は、全く反省をしません。そのため、同じ失敗を数十回、数百回を繰り返します。
気が付いた時には高齢になっていて、取り返しのつかない状態になっています。親戚や会社にこのようなタイプがいた場合は、決して近づかない方がいいです。このタイプは無能で大勢の人々を不幸にしますが、異常にプライドが高いです。全く結果を出せないにも関わらず、その誇りはどこから来るのか全く理解不能です。
最後に 積極的に行動した結果の後悔ならばあとで役に立つことの方がずっと多い
晩年になって自分の人生に100点満点をつけられる人はまずいないでしょう。80点以上も少ないのではないでしょうか。
人生の最期になって、自己採点で高得点を付けられないことがわかっているのならば、何事も積極的に取り組んだ方がいいと思います。
そして、結果よりも、自分の人生に対して果敢に取り組んだその行動力こそ褒めるべきところではないでしょうか。今の私はこのように考えています。
イラスト素材:福だるまパンダ
「幸福」と「だるま」と「パンダ」を組み合わせた福だるまパンダです。超気に入りました。殿堂入りですね(笑笑笑)。
今日の記事はここまでです。
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