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ある出来事がきっかけで…。


それは友人の死。

2020年の夏に亡くなりました。

理由は病気です。精神疾患(複雑性PTSD)と戦い、亡くなりました。自ら命に終止符を打ちましたが、ここでは『病気』と言う風に書かせて下さい。

何故かと言うと、決して逃げた訳でもなく諦めた訳でもなかったからです。
友人は足掻いて足掻いて必死に生き抜きました。強かったです。

そして精神疾患を持ってしまった理由は決して弱いからではありません。

ただ、感情の名前を知らなかった。自分を知らなかった。感情の表現が分からなかった。生き方が分からなかった…。


なぜ知らなかったのか?分からなかったのか?

理由は幼少期の経験です。

親が悪いとは言いたくありませんが、親も自分にいっぱいいっぱいで分からなかったのだと想像します。自分を知らず、感情の出し方が分からなかったのかもしれません。

けれど、あまりにもこの幼少期の出来事と言うのが友人を苦しめる結果となりました。

この出来事については割愛させて下さい。

友人とは幼馴染で、もう1人仲のいい幼馴染と一緒にいつも3人で会って支え合って来ました。

最後の日まで私達を頼ってくれた友人。

「死にたい訳じゃないんだけど、症状が出ていつの間にか死ぬ準備しているんだ。」

そう言ってSOSを私達に伝えてくれてたのに、私達は電話することしかできませんでした。

病院に行くように伝えれば良かった。他に助けてくれる誰かに連絡すれば良かった。友人に会いに足を運べば良かった。もっと自分に知識があれば対処方法があったかもしれない。

私達は地元から離れてしまっていたのもあり、また事の重大さにまだ気付けず、電話だけで過ごしてしまった事にすごく後悔しました。

後悔が続き、自分を責め、時折り友人の親を批判したくもなりました。

けれども状況は変わる訳でもなく。それに誰も喜ばない。なんのプラスにもならない事に気付きました。

今私達が出来ることは何か?

考えに考え抜きました。友人が生きていた事をもっと皆んなに知ってもらいたい。同じように苦しんでる方を少しでも良い方向に導きたい。

そうする事で友人の命を繋げられるんじゃないか。そう考えました。

また、原因についても考えました。

助けられなかったのは、圧倒的に私達に知識がなかった事。

知識が最も大切です。

自分という存在を知り、対処方法を知る事。

今更ですが2021年、心理カウンセラーを取得し、自ら学んだ事を音声配信し頑張っております。

知識を皆んなに届けたい。友人の命を繋げたい。1人でも多くの方の悩みを改善へと導きたい。また私の声を聞いてくださった方が身近な誰かを救ってほしい。

そんな想いでstand.fm(音声配信アプリ)始めました。

今後ともよろしくです。

次回はstand.fmで話した内容を分かりやすく書き綴ってみたいと思います。生きづらさって一体何なのか。なぜそう感じてしまうのか?心理カウンセラーとして深掘りして説明したいと思います。

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