ちょっと頭をひねって考えるような問題の面白さは、子どものやる気を引き出すことがある
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こんにちは、旅人先生Xです。
今日は、「ちょっと頭をひねる問題」について書いていきたいと思います。
ぜひ、目を通していただけると嬉しいです。
目次は、以下の通りです。
頭をひねる問題がもつ面白さ
小さな頃、虫食い算のような問題を解いた記憶はありますか?
筆算などの計算や魔法陣などのいくつかが空欄になっていて、そこの穴埋めをするようなタイプの問題です。
あぁいうタイプの問題って、ただのたし算やかけ算をするのではなく、ちょっと頭をひねって考えたり、粘り強く考えたりすることになりますよね。
でも、何だかそれがちょっと面白くもあります。
人によって感じ方は人それぞれなので、万人に当てはまるわけではないのですが、子どもたちは比較的面白がって取り組むことが多いように思います。
発展的な内容やおまけの問題として、ちょっと頭をひねるような問題に取り組んでみるようにすると学ぶことが楽しくなったり、興味が広がったりする気がするのです。
ついつい、やるべきことややらなくてはいけないことに目が行きがちなのですが、意外とそういう寄り道的なところから派生する興味関心が、本筋にも影響するということは少なくないように思います。
急がば回れではないですが、最近は特に、学びには遊び心も大切ではないかなと考えています。
頭をひねる問題から派生する活動もある
定期的に頭をひねるような問題に取り組んでいると子どもたちに変化が生まれることがあります。
例えば、
暗号のことに取り組んだら、暗号を調べたり、自作したりする子がでてくる。
図形の問題をやってみると、問題をアレンジしてみる子が出る。
オリジナルのピックアップ問題集を作り始める子が出る。
といった変化です。
頭をひねる問題をきっかけにどんどん活動が派生したり、それぞれの興味関心を生かした創意工夫がおきたりすることがあるのです。
これは面白いなと思いました。
受け身でいるより、能動的に動いた方がどんどん面白くなるからなのか。
能動的に動くきっかけを得たのか。
細かいところまではわかりませんが、変化が生まれることは結構多いように感じています。
また、子供達をみていると調べて考えたものを友達とシェアしたり、どんどん難しいものに取り組んだりすることを楽しんでいるように思います。
ハンドルのあそびのような取り組みって大切かも知れない
今回書いた頭をひねるようなおまけの問題は、車のハンドルでいうあそびみたいな位置付けのようだなと思います。
ハンドルのあそびがないと窮屈だったり、困ったりすることがありますよね。
授業でもハンドルのあそびのようなものがあるといきいきする子や生まれていくる新たな活気があるかもしれません。
メインのことは大事にしつつも、おまけのところで、ハンドルのあそびのような発想を生かしていくとさらに授業や活動が面白くなるのかなと思いました。
授業に限らず、仕事や日常でも同じことが言えるのではないかという気すらしてきます。
子どもたちには、また一つ、大切なことを教えてもらいました。
今回は以上になります。
お読みいただきありがとうございました。
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