国によっては、パスポートが安い国もあれば、高い国もあって、世界でのパスポート取得の平均費用は約74USドル。この10年で、約9USドルのアップとか。でも、中東にいたっては、過去10年間で最大上昇している。

では、世界でもっとも費用の高いパスポートは、
3 アンティグアバーブーダ (300USドル)。
2 レバノン (331USドル)
1 シリア (800USドル)

やっぱり、紛争が10年以上、今もなお続いているのが要因の一つでもあり、心がとてもいたい。

さて、ここで、国々の物価を考える必要があって、その国の平均国民賃金で、費用が高いパスポートになると、
10  ハイチ (中米)
9 イエメン (中東)
8 ベナン (西アフリカ)
7 モザンビーク (南東アフリカ)
6 ルワンダ (東アフリカ)
5 シエラレオネ (西アフリカ)
4 ブルンジ (東アフリカ)
3 アンティグア・バーブーダ (中米)
2 コンゴ (中部アフリカ)
1 マラウイ (東アフリカ)

単にパスポートの費用ではなく、その国の平均所得に対して、"労働時間" でランク付されていて、"どれだけ働けば、パスポートを取得できるか？" 。

マラウイのパスポートの費用は118USドルは、パスポートを手にするのに983.3時間も働くことになり、次のコンゴは973.3時間、その次のアンティグア・バーブーダは833.3時間。

日本人は海外旅行に行くハードルは、"費用"より"時間"がないという人も多いけれど、世界の国によっては、海外旅行に行くことは、費用も、時間も、"取得するための諸条件" もないという人がとても多い。

日本人が宇宙旅行に行くのと、おんなじくらいのハードルかもしれない。

では、逆に、一番費用が掛からない国は、
マダガスカルが無料、アルメニアが2USドル、、、。

日本のパスポートは世界で一番強い。つまり信頼度が高いと言われているけれど、引き続き、それは維持している模様。
1 日本 (193ヵ国)
2 シンガポール  (192ヵ国)
3 韓国  (191ヵ国) 、ドイツ  (191ヵ国)
5 イタリア  (190ヵ国)、フィンランド  (190ヵ国)、スペイン  (190ヵ国)、ルクセンブルク  (190ヵ国)

海外旅行中のパスポートの価値は、どの国の人にとっても高いので、貴重に扱いたいところ。

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