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からメシ 第132話 いざ北海道
高二の三学期。
始業式を終え、ホームルーム
早速間近に迫った修学旅行の班決めが行われる。
一気にクラスは修学旅行ムードだ。
「西片、ヤろっか?」
「言い方!///」
「え、別に普通の言い方じゃない?意識しすぎだよ~。」
「そうかな...まあでもぜひ、一緒の班になって下さい」
「もちろん。一緒にヤろ?」
「だから...///」
無事高木さんと同じ班になったが...
班は4~6人なので
からメシ 第131話 おもち
初日の出、初詣を終え
俺と高木さんはぐっすり寝てしまった。
ひさびさにぐっすり寝た
所だったが
「これくらいの柔らかさかな」
ほっぺたに感触が
もぞもぞ
「いや、これくらいかな」
お腹に手の感触が
もぞ。もぞもぞ
「このくらいがいいかな」
おしりに手の感触が
これ以上はヤバい
まだ眠たいけど一気に目が覚める
「た、高木さん!?もう!えっちな起こし方やめてよ!///」
「えー。今日突くお
からメシ 第130話 太陽の道
俺も高木さんも
疲れて、ぐっすり寝てしまった。
…
わけだが
「大きさとか関係ない。高木さんのだから好きなんだ!」
「大きさとか関係ない。高木さんのだから好きなんだ!」
「大きさとか関k」
-
そういえばさっき言ったな///
って思える俺の恥ずかしいセリフで目を覚ます。
「な、な、なんなのこのアラーム!///録音してたのさっきの///やめてよ俺の恥ずかしいセリフアラームにするの///」
からメシ 第129話 一緒に年越しの二人
「西片、お蕎麦茹で上がったよ~」
「ありがとう。お皿運ぶね。」
夕飯も蕎麦だが、今度は暖かいそばで
出汁も効かせている。そしてつゆには鴨肉まで入って
天ぷらはタコ、エビ、イカ、かき揚げ、ナスと豪華だ
もちろんとろろもある。
高木さん「そば湯もあるからね?いただきまーす。」
西片「出汁がきいてて美味しい。蕎麦もやっぱ美味しいよ高木さん。鴨肉も美味しい」
高木さん「ありがとう。とろろも合うね
からメシ 第128話 手打ちにしてやるぜ
大晦日の朝。
昨日も、風呂から上がったあとも
遅くまで勉強していて疲れが溜まっている
とはいえ寝る時は高木さんにくっつかれるので中々寝れない。
高木さんのいい匂いと高木さんのやわらかな感触攻撃、好きな人にこんなことされてすやすや寝付ける男子高校生なんか居ないだろう。
というわけで必然的に目覚めが悪くなり、朝は高木さんの独壇場となる。
起こし方も最近口でアレを……っていう必殺奥義まで覚えたので
からメシ 第127話 大掃除
12月も終わりごろ。
「去年は私が西片の家泊まったからさ。今年は西片が私の家泊まってよ。」
とか高木さんが言い出す。
1度泊まったことあるとはいえ、
長期間高木さんの家に泊まるのは初めてだから如何なものかと思いきや
高木さんの両親も俺の両親もOKしてくれたので、お泊まりすることに。
といっても勉強合宿みたいなもんだ。
ひたすら勉強。勉強。
高木さんの教え方は分かりやすいし楽しいけど
それでも
からメシ 第126話 寒空のあったかいクリスマス
最近、高木さんとの関係性が進みに進み
実際そういう行為をするように
なってきたからか
よく見るんだよなそういう夢を…
でもだいたい感触が無いから夢だってわかる
今日も高木さんが俺の上で激しく
腰を……あれ?これ感触あるぞ
しかもあの部分に
しかもこのぬめぬめ感、ねっとり感は
なんも付けてないのでは!?
「た、高木さんだめっ♥出るから離れ…」
びゅっ…びゅっ…ぴゅっ...
と同時に目が覚
からメシ 第125話 クリスマスイブとお泊まりと棒アイス
さて、二学期も終業式を迎えた。
終業式の校長先生の長い話も終わる。
また長い休みになりますが学生の本分は勉強です。遊び半分で本分から逸脱した学生らしくない行動を取るのは~
とか何とか言っていた
高尾が「校長の話っていつも長いよな~ストップウォッチで測ってみたんだけど今日なんか~」
と結局こういう話って生徒には伝わらないんだよな。
でも、正直今の俺にはちょっとドキッとする言葉だった。
帰り道。
からメシ 第124話 冬至とゆず湯と…
ちょっと前まで秋だとおもっていたのに。
テレビでは今年一番の寒波、山間部は積雪が見込まれ、瀬戸内海沿岸の平野部でも雪が降るでしょうと報じている。
昼前だが外気温度は1℃しかない。
まあ一年で一番日が短い日でもあるけどね。
そう、今日は冬至だ。
.……しかし寒い。
...俺の部屋で、カーペットにちゃぶ台置いたとこで2人で勉強してるのだが。
まあ、寒い。
高木さんなんかカタカタ震えてしまってい
からメシ 第123話 カラオケ
期末テストのテストが返却されていく。
先生「西片、よく頑張ったな」
そう、私とみっちり毎日勉強して、西片が頑張った甲斐があったのか。
「高木さん!俺初めて90点以上取ったよテスト!ほら、92点」
「おめでとう!西片。よく頑張ったね。」
その後他の教科も返却されていくが、軒並み90点以上。最高98点だったみたい。
田舎の公立校の専門学校・就職向きのクラスとはいえ、すごいと思う。
この二学期
からメシ 第122話 秋風ガール
模試で気を落としたのか、西片の元気がない。
それに結構焦って勉強してる気がする。
……それだと続かないよ。西片。
よーしここは一度思いっきり外に出て遊ぶかー。
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あのテストから一週間、週末に高木さんに誘われて1日外で遊ぶことに。
土曜日は朝から夜までみっちり高木さんと勉強した。その代わり日曜の今日はみっちり高木さんと遊ぶ。ってことにした。
「西片、もうバイク出せるんだよね」
「うん
からメシ 第121話 模試とチキンカツと減数分裂
11月の初日。
頬を横切る風が、涼しく、というかちょっと冷たく感じられる放課後。
「西片。ちょっと神社寄らない?」
神社の軒下に腰掛けて2人で話す。
「西片、模試ってしってる?」
「もし?」
「模擬試験のことだよ。……西片大学目指すって言うしさ。その大学に、今の状態でどれくらいの確率で入れるかどうかを見る試験かな」
「へー。世の中にはそんなものがあるんだ」
「うん。でね、一緒に受けて
からメシ 第120話 仮装?コスプレ?とかぼちゃケーキ
「西片~。今日西片の家でやりたいことあるから速攻で帰るね。一旦家帰ってすぐ西片の家向かうから」
と、ホームルーム終わるとダッシュで帰った。
やりたいことってなんだろ。
俺も家に着きしばし待つ
ピンポーンとがなる。
来た。高木さんだ。
いつからだろう。高木さんが俺の家の玄関のチャイムを鳴らすとワクワクドキドキが止まらなくなる。浮き足立ってる。
ドアを開けると薄手のコートを着た高木さんがい
からメシ 第119話 秋祭り
小豆島には秋祭りがある。
いつもちらっと観覧することはあったし
高木さんと出逢ってからは一緒にちょっと廻ったりしたこともあったけど、今年は一味違った。
話は少し前に戻るが、近所の人に「秋祭りに出てくれないか」と打診されたのだ。
出るというのは客側じゃなく、参加する側である。要するに太鼓台を担いだり、太鼓を叩いたりするやつだ。
でも正直…祭りの練習準備期間と中間テスト期間がもろ被りするし...正
からメシ 第118話 大学選び
とりあえず図書館で大学入試関連の、最新資料を借り、また、ネットも併用してどの大学がいいか調べることにした。
どの大学がいいかっていうか、どんな大学があるかも大学ではどんなことをするのかもよく実感が沸かない。
そもそもあまり興味を持ってこなかったとすら言える。東大がめちゃくちゃ頭いい!位しか知らないのだ。
「まず、先生になるなら四年制大学の教育学部がいちばん近道かなあ。多分…もちろん他でもできる
からメシ 第117話 進路
文化祭も終わり、中間テストも終わったホームルームでまたもや進路調査票が配られた。
一年次と違い、今回は進学か就職か以外に
進学・就職するならどこを目指すかというのを書く欄まである。
ついでに3年時のコース選択もある。去年は12月に配られたのに二年生になったからか、早いな……。
無論まだ目安の段階で後々変えてもいいのだが、一年次よりはるかに具体的な内容になる。
金曜日なので、持ち帰って土日で考えろ