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『「誰かのため」に生きすぎない』を読んで。


表紙。
本の帯。

いつもSNSの更新を楽しみにしている、精神科医・藤野智哉さんの本。

Xより。

上のランキングの通り、誰かに贈りたいと思えるような本だと思う。

もちろん藤野先生の本は、自分でも読みたいし、読んでいて癒やされるものばかりだった。

それでも、こちらのタイトルを見て、自分が読んでも良い本なのか…と、少し考えてしまった。

とても自分が、「誰かのために生きている」とは思えなかったからだ。

何度も読んで感想を書こうとしたけれども書けなかった。

内容は、決して "誰かのために" 頑張りすぎている人に向けたものばかりではなかったけれども、やはりタイトルが引っ掛かる。

それでも、せっかく読んだのだし、自分なりの感想を書いてみようと思う。


「あなたなりの幸せ」を知る

自分はまだ、「自分の幸せ」、「自分が本当にしたいこと」、「自分にとって何が大切か」…
そういうことが全然分かっていないのだと思った。

本の中にヒントはたくさんあった。
それでも分からない。

以前、主治医の先生に尋ねてみたこともある。
当たり前だけど、「人それぞれ違う」と。

もちろん答えは出ていないし、あるのかも分からないけれども、考え続けることも大切なのかもしれない。

藤野先生のSNSにもヒントは沢山あった。
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最近、家でもなるべく体を動かすようにしているけれども、正直しんどい…!
気が乗らない時はやめておこう。
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 "自分が好きな自分" とは一体…
もう少し元気になれたら良いな~
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ただ生きるって本当に大変!
…それでも他人に優しくできているだろうか。
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誰かのためにはもちろん、"自分のため" にも生きられていないかもしれない。
ただし、自分への労り方も分からない。
自分が今、一番に求めているものは何なんだろう。
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自分は欲張りなのか…?
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おっしゃる通りなんだろうけれども、それはどの程度のものなのだろう。
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 "自分のために生きる" とは何だろう。
そう思うことができれば変わることができる…!?
…とりあえず、自分について考えることは悪くないようだ。
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・・・。
きっと今の自分は無駄に悩みすぎている。


ザッと「自分の幸せ」について考えてみたけれども難しい。

そして、先生曰く、幸せになるためには "覚悟" も必要なようだ。


幸せは期待するものではなく、
覚悟するものです。
「自分で幸せをとりにいく」
と自分で決めちゃってください。

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もうこの時点で考えすぎて頭がパンクしそうだ。

そもそもの "幸せ" が分からないのよ…


「なんとかなる」の守備範囲を広げる。
守備範囲を広げると
生まれてくるのが「余裕」です。

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結局は「なんとかなる」よね。

自分も、今より確実に不幸だった時から逃げてこられたからこそ「今」があると思う。

つい忘れがちになってしまうけれども、それだけで十分!


つい深く重く考えてしまうけれども、実際はもっとゆるゆると読めます。

間違えなくオススメの一冊✨




藤野智哉先生のX↓

https://x.com/tomoyafujino?t=EXfm8j0XAXkN9fyRp6tisg&s=09


Voicy↓


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