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創作ノート

608
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創#610「学校に美術部の生徒が描いた絵が、結構、飾ってあって、その絵の感想を書いた…

        「降誕祭の夜のカンパリソーダー347」 「先輩だって、子供の頃、同級生の友…

西森さん
14時間前

創#609「無理やり、やらされた勉強は、身につきません。勉強に限らず、何ごとも遊びの…

        「降誕祭の夜のカンパリソーダー346」 「個人主義の時代だから、子供たちは…

西森さん
1日前
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創#608「我々の世代がやったことは、後生の人たちの貯めに、正しかったとは、お世辞に…

       「降誕祭の夜のカンパリソーダー345」 「ここと、東京と本質的には何が違うん…

西森さん
2日前

創#607「いつか余裕ができたら、手がけるとかと考えていたら、永遠にできません。余裕…

        「降誕祭の夜のカンパリソーダー344」 「公募展に出品するとしたら、今すぐ…

西森さん
3日前
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創#606「アルコールは理性の箍(たが)を緩めますが、認識の幅、奥行きを広げてくれま…

        「降誕祭の夜のカンパリソーダー343」 「先輩は、常に好きな女性の先輩がい…

西森さん
4日前
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創#605「ガンで余命を宣告することが、本当にいいことなのかどうか、判りません。告知…

      「降誕祭の夜のカンパリソーダー342」 「自分は読書はしませんが、漱石や鴎外、…

西森さん
5日前
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創#604「小学生の頃も、15、6歳の高校時代も、その後の大学、社会人時代も、2時間くらいは、普通に歩いていました。走るのは、心の底から嫌いですが、歩くのは好きですし、人生の最後らあたりまで、歩けるという自信はあります」

       「降誕祭の夜のカンパリソーダー341」 「農地を無料で貸してくれる人は、この山奥にだって、結構、います。米の作り方は自分が教えます。農地を借りて、米作りをすれば、この田舎で、おかゆやおじやを炊きながら、隠棲できるんじゃないですか」と、Mは、唐突に切り出した。 「自分が食う分の米くらいなら、托鉢だって多分、集められる。農業で苦労するよりは、托鉢で歩く方がいい」と、私は即座に返事をした。 「とことん、モノ作りを拒否して生きて行くわけですね。それだと、先輩の嫌いな近

創#603「鎌倉のE寺の坐禅道場に通い始めて、四ヶ月目くらいに、私はおかゆと、おじや…

        「降誕祭の夜のカンパリソーダー340」 「まだ絵模様は描けてなくて、コバル…

西森さん
7日前
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創#602「光があまり入らない納屋の方が、明るいリビングなどよりも、陶器を見るのに適…

      「降誕祭の夜のカンパリソーダー339」  母屋と窯との間に、納屋があった。Mは …

西森さん
8日前
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創#601「ミイラ取りがミイラになるなんてことは、枚挙に暇がないほど沢山あります。そ…

        「降誕祭の夜のカンパリソーダー338」 「自分は、多分、先輩よりは、子供が…

西森さん
9日前
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創#600「二十歳くらいの頃、10年が束になって過ぎ去り、あっと言う間に三十路の大台に…

        「降誕祭の夜のカンパリソーダー337」 「オマエは、一個下だが、オレよりは…

西森さん
10日前

創#599「玉手箱の蓋を、誰かが勝手に開けて、50年間が、あっという間に過ぎ去り、鏡を…

       「降誕祭の夜のカンパリソーダー336」  玄関の扉の外から 「Mいるか? オレだ…

西森さん
11日前
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創#598「学校に行く時は、AM6:30までに、原稿用紙5枚の下書きと、ワープロ入力は、確…

       「降誕祭の夜のカンパリソーダー335」  モノゴトの取捨選択をし、優先順位を…

西森さん
12日前

創#597「二十歳になった時、人生のトータルが把握できてしまいました。そうすると、人生にはやはり何らかのミッションが必要だと、考えるようになりました」

        「降誕祭の夜のカンパリソーダー334」  Mの実家とは、多少、方向が違うが、割合、近くに川口先輩の実家の運送屋があった。その昔は、川の砂利などをトラックで運んだりしてたそうだが、今は、一般の貨物運搬の仕事の方が多いらしい。川口先輩は、高校を卒業して、旅行会社のデスクワークをしていたが、現在は、実家に帰って、運送の仕事をしていた。  阪神地方の工場から出荷された商品を、四国だけじゃなく、山陽、北九州方面の問屋に運んでいるらしい。中沢先輩から 「川口に会うつもり