マガジンのカバー画像

目醒め

34
難病であるSLE(全身性エリテマトーデス)とともに生きてきた若年時代、責任も増した壮年時代に、しかも最悪な形で訪れた再燃。そして、自分を取り巻く人間愛、人生についての気づき。
運営しているクリエイター

#存在意義

目醒めー記憶喪失、歩行不能、嚥下障害を経て/SLE(全身性エリテマトーデス)という…

<2018年5月>  再燃によって13kg痩せてしまった身体を自宅療養の3ヶ月弱の間に元通り以上に…

Takeshi Igawa
4年前
11

目醒めー記憶喪失、歩行不能、嚥下障害を経て/SLE(全身性エリテマトーデス)という…

<2018年4月>  いよいよ運転の実技を審査される段階となり、まずはシミュレータを受けた。…

Takeshi Igawa
4年前
5

目醒めー記憶喪失、歩行不能、嚥下障害を経て/SLE(全身性エリテマトーデス)という…

<2018年4月> 「ちょっと時間がかかり過ぎている様です」  とても面食らった。いよいよリ…

Takeshi Igawa
4年前
2

目醒めー記憶喪失、歩行不能、嚥下障害を経て/SLE(全身性エリテマトーデス)という…

<2018年3月>  待ちに待ったリハビリが、本格的に始まった。これまでソーシャルワーカーと…

Takeshi Igawa
4年前
2

目醒めー記憶喪失、歩行不能、嚥下障害を経て/SLE(全身性エリテマトーデス)という…

 妻たち一行が自宅に到着して、一番にドアを開けたのは義母だった。私の車が既にあるのを見て…

Takeshi Igawa
4年前
4

目醒めー記憶喪失、歩行不能、嚥下障害を経て/SLE(全身性エリテマトーデス)という…

<2018年3月>   ついに待ちかねていたリハビリセンターでの初診の日となった。簡単に入院…

Takeshi Igawa
4年前
1

目醒めー記憶喪失、歩行不能、嚥下障害を経て/SLE(全身性エリテマトーデス)という難病とともに生きる(27)

<2018年2月>  決定的とはいかないながらも、妻の意外過ぎる覚悟を知った私は、一層の決意で社会復帰への道を急ぐ、そんな想いを密かに抱きながら、母の運転する車で遠路1時間半程走り、リハビリセンターに到着した。  早速どんな課題を課されるのか、はたまた、自力でスタスタと歩行し、普通に受け答えもできている自分の現状を見れば、寧ろ病院側が驚いてリハビリ不要とGoサインを出してくれるのではないか、そんな淡い期待と不安の入り混じった状態で、まずは約束していたソーシャルワーカーとの面

目醒めー記憶喪失、歩行不能、嚥下障害を経て/SLE(全身性エリテマトーデス)という…

 <2018年2月>  妻が話していた”離婚”という話題が気になり、確かめるべきか否か、迷い…

Takeshi Igawa
4年前
5

目醒めー記憶喪失、歩行不能、嚥下障害を経て/SLE(全身性エリテマトーデス)という…

<2018年2月>  妻と子供達は、私の免疫抑制状態による外部からの感染リスクを考慮して、引…

Takeshi Igawa
4年前
4

目醒めー記憶喪失、歩行不能、嚥下障害を経て/SLE(全身性エリテマトーデス)という…

<2018年2月> 「結構時間掛かったね」 順調にリハビリをこなし、ペーストからお…

Takeshi Igawa
4年前
2

目醒めー記憶喪失、歩行不能、嚥下障害を経て/SLE(全身性エリテマトーデス)という…

<2018年1月>  転院して2週間程が過ぎた1月末、妻が、私の母と子供達を伴い面会に来てく…

Takeshi Igawa
4年前
3

目醒めー記憶喪失、歩行不能、嚥下障害を経て/SLE(全身性エリテマトーデス)という…

<2018年1月>  TVを自分でつけて見たい番組を見たり、子供達をあやしたりと正常なやり取り…

Takeshi Igawa
4年前
5

目醒めー記憶喪失、歩行不能、嚥下障害を経て/SLE(全身性エリテマトーデス)という…

<2018年1月>  一週間が過ぎ、私は更に皆が驚く程の回復を見せた。歩行器を使って自分で歩…

Takeshi Igawa
4年前
6

目醒めー記憶喪失、歩行不能、嚥下障害を経て/SLE(全身性エリテマトーデス)という難病とともに生きる(19)

 医師たちの賢明な治療や家族や友人達の支えがあって、はたまた時間の経過かどういう訳か、私は年を越すと著しい回復を見せて、家族とのやり取りを殆ど正常に出来る様になった。  角界の問題や成人式の晴れ着騒動など、この目で見たニュースを1年半経過した時点でも、頭の中でハッキリと時間感覚やイメージと共に反芻する様に思い起こせるのは、このぐらいの時期に得た情報からだ。つまり、それ以前2ヶ月程の出来事は、断片的には覚えていても、時系列やその時の風景、そこにいた人たち、私の言動などの関連性