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〜今月の映画(2021年1月)〜 12モンキーズ

読書以外の僕の趣味の記事です。日曜更新。
毎月オススメの○○をご紹介していきます。

第1日曜 映画
第3日曜 ウイスキー

あらすじ

1996年に発生した謎のウィルスにより、全人類の約99パーセントは死滅した。そして2035年、地下に住んでいた人間たちはその原因を探るため、一人の囚人を過去へと送り出す。糸口はたったひとつ、“12モンキーズ”という謎の言葉のみだった……。 

中学生ぐらいの時にハマりまくって何度も観た映画。
当時僕の思っていたSF映画といえば、光る剣にレーザー銃、宇宙船で派手な撃ち合いをする、というまんまスターウォーズののような派手で華やかなイメージしかなかったのだけど、テレビでこの映画を観たときに、この映画のカッコよさに痺れてしまい、その後はディストピアのSFにどっぷりハマってしまった。

中学生の時には、この映画のストーリーをほとんど理解出来ていなかったが、暗くジメジメした世界観の渋さもさることながら、何よりも僕の心を惹きつけたのが「狂ったブラッド・ピット」である。クレイジーなブラッド・ピットがとにかくセクシーでカッコよく、そんなブラピを観たくて、「トゥルー・ロマンス」「ファイトクラブ」「スナッチ」などなど、彼の出演映画を漁るように観た。
最近の作品では「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」で、クレイジーなブラピが久しぶりに観れた事が非常に嬉しかった。

映画の話に戻ると、この映画のオープニング曲である「ブンタ・デル・エステ組曲」も、ゾクゾクする感じがすごく好きな曲である。映画が好きすぎてサウンドトラックではなく、バンドネオン曲集を買ったのだ。

それほど僕の思春期に突き刺さった映画なのだが、大人になって観てみてもその魅力は一切衰えない。
数々の伏線ががっちりハマる爽快感や中毒性のある世界観は、今の若い人が観てもカッコいいと思ってもらえるんじゃないだろうか。

僕の中では、全てのSF映画の中では間違いなく5本の指に入る傑作である。

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