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大手企業で採用続出!チームビルディングにLEGO®︎ SERIOUS PLAY®︎を使う理由

2022年春から、「久しぶりに対面で研修を企画しているから、LEGO®︎ SERIOUS PLAY®︎の研修をお願いできませんか?」という人事担当者からのお問合せが急増しています。大手企業で次々採用され、ゲームよりも学びが深く、やってよかった!と評価が高いLEGO®︎ SERIOUS PLAY®︎研修。チームビルディングに貢献する理由をご紹介します。

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レゴ®シリアスプレイ®を体験したお客様の声

 オンライン研修ばかりやっていた企業もようやく安全に対面会議が実施できる見通した立ち、久しぶりに社員を集めて実施する研修を企画する人事担当者の方も増えてきています。

 オンラインで希薄化したチームの結束を高めるツールとしてLEGO®︎ SERIOUS PLAY®︎を活用いただいた企業の皆様からは「直感的に組み立てたLEGO®︎について語ることで、お互いの人となりがよくわかった」「無意識に考えているものが作品として見える化され、改めて自分のやりたいことや目指すべき姿が明確になった」などの声をいただいています。

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例えば「うんこドリル」で大変有名な株式会社文響社さまでは、入社前後の印象の変化文響社の魅力をレゴ®︎で作っていただきました。初めは直感でブロックを手に取っていただきながら、思うがままに作品を作っていただきました。「自分はこういうことを思っているんだな、と見つめ直すいい機会になりました。作っている間はなぜこれを作ったんだろう?と思っていたんですけど考えてみればこういうことだったのかな?というもの見つけることができました」「レゴ®️を通して自分の見えていなかったところが見えました。みんなの考えていること、意外と知らなかったことを知ることができ情報量の多い濃い時間でした」と感想を述べてくださいました。

また、株式会社Phone Appliさまでは、「テーマを与えられ、考えこむ時間もなく、ブロックを組み立てていくというのがとても面白く、新鮮でした。また、できたものに対して、後から理由付けして潜在意識を引き出すアプローチも面白いと感じました。これまで一緒に仕事をしたことがなくても、一つの物を一緒に作り上げていくプロセスは、新規プロジェクトや新規部門の立ち上げで有効だと思います。」と感想を寄せてくださいました。

これまでの導入実績は、総合商社、大手金融機関、グローバル製薬会社、国立大学など2000名以上!なぜ、レゴ®️を使うとお互いのことがよくわかり、チームの一体感が高まるのでしょうか。

チームビルディングとは何か?

 1965年、タックマンという心理学者はチームの進化を「形成期」「混乱期」「統一期」「機能期」の4段階に分け、タックマンモデルと名づけました。のちに、チームが解散する「散会期」を加え、今では5段階で述べられることが一般的になりました。

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チームが結成されてまもない状態を第1期、「形成期」とし、それぞれの得意分野や特性、役割が相互に理解されておらず、遠慮がちなコミュニケーションが中心となります。

第2期である「混乱期」はメンバー間で目標や目的の捉え方の違いや意見が異なるシーンが出て、対立が起こりやすい時期です。目に見えて対立するばかりでなく、相互に無関心なこともあります。この時期をいかに乗り切るかが、チームビルディングの最初の壁となります。

第3期は「統一期」で、目的や相互理解が進み、意見が異なることがあっても個人の対立ではなく、組織の目的により早く、いい状態で到達するためにはどの手段が最適なのか?など、建設的に議論できるようになります。チーム内の会話量も均等に近くなり、誰もが思ったことを伝えられるようになっていきます。

第4期は「機能期」で、チームのパフォーマンスが最も高まる時期でもあります。それぞれが与えられた役割を果たすだけでなく、チーム内の他のメンバーにも目を配り、自律的に協働する個人の集合となっていきます。この時期にいかに早く到達するか、またこの状態をいかに維持するかがチームのパフォーマンスを大きく左右するとも言えます。

第5期は「散開期」で、役目を終えたチームが振り返りを行い、また別のチームに移っていく時期です。プロジェクト型で業務を行う場合にはこのようにチームが解散する時期もあり、振り返りで相互の活躍を讃えあったり、より改善すべき点があればどうすればよかったのかを議論することができれば、次のチームでもより活躍したい、頑張りたいというモチベーションにも繋がります。

チームビルディングとは、タックマンモデルの「機能期」により早く、良い状態で到達し、目的達成に集中できる状態を作ることとも言えます。具体的にはチームのメンバーがお互いを理解し、信頼感を高めることでリーダーが細かい指示を逐一出さなくても、自己判断ができるようになります。また自分の利益だけでなくチームメンバーへの協力の姿勢も見られるようになり、1+1が3や4になっていく時期です。

なぜ今チームビルディングが見直されているのか?

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 これまではチームビルディングが求められてきたフェーズ第1期の形成期や第2期の混乱期が中心でした。しかし、変化の早い現代において、その重要性が以前にも増して高まっています。その理由の一つが、環境変化の加速です。インターネットの進展により、ビジネスのスピードは以前と比べ物にならないくらい早くなりました。また、顧客のニーズも多様化し、いかに他社に対して差別化できるかが戦略上重要になってきています。これまでは第3期統一期の状態でも成果が出せていたのに、機能期まで到達しないと成果が出せなくなってきているということでもあります。

 顧客のニーズにマッチしながら、他社に差別化していくことは容易ではありません。これまで以上に新たなチャレンジが求められますし、より早い決断が求められます。従来のマネジメントのようにリーダーが逐一指示を出す手法では間に合わず、それぞれが最適な判断を都度行っていく方が良い成果が出るようになりました。そこで大切なのが、これまでより1段階上の目的・目標の理解と相互の関係性強化です。

チームビルディングを阻害する要因

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 しかし、単純にお互いを知ればチームビルティングができるわけではありません。単なる仲良しチームは良いチームとは言えません。チームとして機能しない要件は次のようなものがあります。

①チームのメンバーが目的を理解していない

②リーダーが全体を統括し、業務の指示・指導はリーダーのみが行なっている

③メンバーが自分の仕事だけに興味関心を持ち、メンバーへの積極的な関与をしない

こうしたチームは、それぞれが与えられたことだけを淡々とこなしていくのみで、成果が出ず、成長もしにくく、モチベーションも低くなってしまいます。

これを防ぐためには目的を理解し、メンバーが自ら考え、他のメンバーとも関わり合いながら成果を求めていくチームを作っていく必要があります。

レゴ®︎シリアスプレイ®︎のチームビルディングは何が違うのか

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 共通の目的を深く理解し、メンバーそれぞれの特性や考え方を知るプロセスは他のチームビルディングのワークショップでも実施可能です。ではレゴ®️シリアスプレイ®️では他のチームビルディングと何が違うのでしょうか。

 最も大きな違いは、レゴ®️シリアスプレイ®️で作るものは直感を優先するため、言語化されていないこともレゴ®️でできた作品として形作ることができる点です。例えば「仕事のやりがい」や「当社の良いところ」のように抽象度が高く人によって異なるテーマでレゴ®️を組み立ててみると似たような概念を表現していても全然違うものが出来上がります。その違いには言葉にできないものも含まれていて、同席している他のメンバーやファシリテーターから質問を受けることで、作っている間は無意識だったものが言葉になっていきます。他者からの質問により自己理解も深まっていくのです。

 一般的なチームビルディングは、何らかのワークショップをコミュニケーションスキルを駆使して成し遂げ、そのプロセスの中で相互理解を深めていきます。コミュニケーションスキルの優れた人は自己開示できる領域が多く、そうでない人はあまりその場で能力を発揮できずに終わってしまうケースもあります。全体に占める会話の量も、上司の方が多かったり、コミュニケーションスキルの高い人が多くなりがちです。

 レゴ®️シリアスプレイ®️では作った作品について語り、作品について質問します。作っている間は無意識でも、質問を通して無意識領域が言語化されていくため、会話量に大きな差は生まれません。つまり、コミュニケーションの上手い下手によらず、等しく、幅広く自己開示ができるという特徴があります。

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 さらに、作品を語り、作品に対して質問するメリットはもう一つ、作り手と作品が別々のものとして存在することにあります。作品を介さず、相手に対して価値観や考えを質問していくと、時に「責められている」「否定されている」と感じて価値観そのものを隠してしまったり、曖昧に濁してしまって質問を終わらせてしまうということが起こります。日頃上下関係がはっきりしている組織ほど、部下は自分の価値観や考えを語ることをためらってしまいます。レゴ®️シリアスプレイ®️は作り手の価値観や考えが作品として独立し、作品に対して質問をしていくため、作り手が「責められた」「否定された」と感じることは少ないです。このように、どんな発言をしても責められたり、否定されることなく受容される場や関係性を、ハーバード・ビジネススクール教授のエイミー・C・エドモンドソン氏は心理的安全性が高いと表現しています。この、心理的安全性の高い状態をレゴ®️シリアスプレイ®️によって作り出すことができるのです。

とは言っても、文字だけでレゴ®️シリアスプレイ®️の魅力を語り切ることはできません。少しでも興味をお持ちいただきましたら、ぜひお気軽にお問合せください。


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■プロフィール
森琢也 
中小企業診断士
GCSプロフェッショナルコーチ
LEGO® SERIOUS PLAY®認定ファシリテーター
SBT1級メンタルトレーニングコーチ
資格の学校TAC 中小企業診断士講座「財務会計」「経済学」講師
経済産業省認定機関 中小企業診断士資格更新研修講師
東進ビジネススクール「決算書の読み方講師」講師
(幻冬舎ゴールドオンライン執筆連載中)

※GCSコーチアクセスランキング常時ランクイン中


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