Tale_Laboratory

誰もが物語が好きだと思います。そして誰もがそれぞれの世界を持っています。自分の世界を自…

Tale_Laboratory

誰もが物語が好きだと思います。そして誰もがそれぞれの世界を持っています。自分の世界を自由気ままに空想できる場所がここにあります。

マガジン

  • 空想お散歩紀行 心の道

    物語と心を通じて 少しでも前を向くことができるように。

  • 空想お散歩紀行 物語の道

    空想の世界の日常を自由に描いています。

  • テイル・ラボの魔法の箱

    Tale-Laboratoryのオンライン・ワークショップ「箱庭物語プロジェクト」を楽しんで頂けたら、そのお気持ちを魔法の箱へ

最近の記事

自分の物語の観客であれ

人は隙あらば心で物語を作っては右往左往している。 物語を作ることは問題ではない。と言うか物語の中で人は生きていると言っても過言ではない。 問題があるとすれば、自分で作った物語に自分で右往左往していることのほうだ。 だから、まず大切だと思うことは、 なるべく早く気付くことだ。 不安や心配、ネガティブな思考が頭の中に流れているのに気付くこと。 それは事実ではなく、勝手に思考が作り出している物語だ。 あなたは、大海に沈みゆく船に乗っている被害者の乗客ではない。 大海に沈

    • 物が持つ物語

      「いくつになっても男子は刀を振り回すのが好きだろう?」 はい、そうです。 あと他に付け加えるとすれば、 いくつになっても男子はかめはめ波を撃とうとします。 やはり武器というのはかっこいい。 そりゃ、歴史を見れば、国内国外問わず、戦で多くの命を奪ってきたのも武器だ。 日常的に武器がその力を振るうような日々なんてごめんだ。 それでも、武器はかっこいい。 道徳とか倫理とかではない。ただただかっこいいのだ。 なぜここまで武器というものに心惹かれるのか。 この記事で出ている

      • 宇宙と心は無限大

        見出しを最初見た時に思ったのは・・・ 見えるのは遠く、何万光年も先の星の灯りと、近くには所々に小惑星の岩があるだけ。 当然音の無いその空間を明らかに場違いな金属の物体がただ独り、何かに導かれているのか、 それともただ流されているのか、 孤独に宇宙空間を旅していた――― みたいな人工衛星が発見されたのかと思ったけど、 実際は地球の衛星軌道上で行方不明になった人工衛星が見つかったとのこと。 地球の衛星軌道上には何万という人工衛星があって、その中でコントロールが効かなくな

        • キャラとイメージと物語はいつまでもどこまでも

          同じイメージがずっと昔から受け継がれているというお話。 確かに幽霊と言えば、白い姿でユラッと佇んでいて、勢いよく飛び出してくることはなく、気付いたらそこにいる、みたいなイメージがある。 誰かに教わった覚えはなくても、いつの間にか知っていたりする。 イメージというのは、すごいと同時に恐ろしいものだ。 そんなイメージが大勢の人の頭の中に、それもずっと昔から受け継がれているのは、そこに強烈なキャラクターと、そのキャラに付いている人を引き込む物語があるからだ。 物語とそれが

        自分の物語の観客であれ

        マガジン

        • 空想お散歩紀行 心の道
          63本
        • 空想お散歩紀行 物語の道
          1,152本
        • テイル・ラボの魔法の箱
          8本

        記事

          答えは今見つからなくてもいい

          本を読んだ後、アニメを見た後、映画を見た後、 いい物語に触れた後は、それについて考えたりするものだ。 あのシーンが良かったとか、あのセリフに感動したとか。 ただ、全ての物語が見ただけで理解できるわけではない。 時にはよく分からない話に出会うこともあるだろう。 よく分からないんだけど、なぜか心には残ってしまうということも、誰もが一度くらいは経験があるのではないだろうか。 そんな時、今の時代ならネットであれやこれやとネットで検索してみるのも手だろう。 ある程度の話題

          答えは今見つからなくてもいい

          自分の軸は自分で持つしかない

          上から目線で自分の優位性を強調する。 マウンティングと呼ばれる行い。 https://gyakutorajiro.com/entry/elite-vs-jakushadansei?utm_content=buffer30b42&utm_medium=social&utm_source=twitter.com&utm_campaign=buffer マウンティングというと、大体は悪いものだとイメージされているが、 結局、これも「比較」である。 マウンティングと呼ばれるまで

          自分の軸は自分で持つしかない

          何事も大きすぎると手に余る

          片付けのお話。 https://www.lifehacker.jp/article/2405-colleen-madsen-365-less-things-declutter-home/ 僕はどちらかと言うと、ある程度部屋が散らかってから一気に片付けをするタイプだ。 一気に片づけると、すごくスッキリするからだ。 でも、日頃から少しずつ片付けをしているほうが楽なんだろうなということは分かる。 だから、毎日一つずつ捨てるというこのやり方は効果があるというのは分かる。 何

          何事も大きすぎると手に余る

          ゆらゆら自由に考える

          今は調べればすぐに情報が出てくる時代だ。 それが正しい情報か、間違った情報かは置いといて、すぐに一つの答えに辿り着けるということに変わりはない。 こうなると、重要なのは、その答えにどうやって辿り着いたかという道筋ではなく、 いかに速く辿り着けるかというタイムアタックだ。 コスパやタイパという言葉が生まれるのも当然と言えば当然だ。 だけど、答えというゴールよりも、その道中のほうが大切なときもあるのではないかと僕は思う。 例えば、アニメやゲームの物語の楽しみ方の一つに

          ゆらゆら自由に考える

          SNSは物語渦巻く魔境

          最近、意識してSNSから離れている。 そうしてみて分かるが、やはりSNSを見ているときの時間とエネルギーの消費はすさまじいことに改めて気づかされる。 SNSには大勢の人間がいろいろなことを書き込む。 当然それらは全て、人の思考が形になったものだ。 喜びにしろ、怒りにしろ、不平不満にしろ、思考であることに変わりはない。 たぶん、人間というのはそんなに一度に大量に他人の思考に触れることはできないのだと思う。 だから、こちらの脳や心が機能不全を起こすのだ。 当然と言え

          SNSは物語渦巻く魔境

          意識するのは常に今

          結局、比較するということはよく考えて行わなければいけないのだ。 それは他人との比較はもちろんのこと、 自分との比較もするべきではない。 もう過ぎ去った過去の自分と比較することや、まだ来ていない未来の自分と比較することも含めてだ。 差し当たる事柄のみをただ思え。 過去は及ばず、未来は知られず、である。 これは、中村天風という人の言葉だ。 心というものに対して語る数々の言葉は、多くの人に影響を与えている。 楽しんだり、おもしろがったりするために比較をするのはいいこと

          意識するのは常に今

          おススメ漫画紹介「ワールドトリガー」

          おもしろいものは広めたいと思うのが人の常。 そういうわけで今回紹介したいのが、 現在ジャンプスクエアで連載中、そして最新27巻が発売されたばかりの、 「ワールドトリガー」だ。 物語としては 異世界からの侵略者・近界民(ネイバー)と防衛組織・ボーダーとの戦いが描かれている。 主人公たちは、このボーダーに所属している隊員として、日々研鑽しているのだが、 ジャンルとしては、ジャンプお馴染みのバトルものである。 ただ、今までのジャンプ作品とは明らかに異質なのだ。 何が違う

          おススメ漫画紹介「ワールドトリガー」

          物語の型にご用心

          人は、物語の中で生きている。 と言うより、物語を作らないと生きていけないのかもしれない。 心理学者のハイダーという人と、その助手のジンメルという人が作った動画がある。 今から80年ほど前に作られた90秒程度のものだ。 https://www.youtube.com/watch?v=VTNmLt7QX8E 動画自体は単純なものだ。 一部が開く長方形と、 小さな三角と丸、 大きな三角が動いているだけ。 そう、ただそれらが動いているだけで、特に何も説明が無い。 それなの

          物語の型にご用心

          動き出せない。先延ばし癖の真理。

          何かに取り組もうとしても、手も足も出ないときがある。 勉強だったり、仕事だったり、何なら遊びでさえも、切り出すことができない。 と、いうことがある人は結構いるのではないだろうか。 僕もそうだ。どうも先伸ばしにしようとする癖がどこかにあるようで、 部屋の掃除のような軽めのものから、 新しい仕事探しのような重要なものまで、 早く取り掛かったほうがいいと分かっていても、それができない。 腕や足に重りでもついているのかと思えるくらい動くことができず、 何もしないまま一日

          動き出せない。先延ばし癖の真理。

          努力は必要か?

          何かを達成するために努力は必要か? 何の努力もせず、運よく手にした成功に価値は無いのか? とにかく、努力というのは称賛される。 努力して何かを成し遂げるというのは、まさに分かりやすいサクセスストーリーだ。 もしかしたら、何を成功したかよりも、どういう努力をしてきたかのほうを重く見る人も多いと思う。 それだけ努力というのは、人の心を打つのだ。 逆に言えば、努力せずに何かを掴んだとしても、それはあまり受け入れられない。 努力せず掴んだ成功よりも、努力した結果の失敗の

          努力は必要か?

          落ち着きたいとき見る動画

          落ち着きたいとき、人はいろいろなことをするだろう。 深呼吸、瞑想、甘い物を食べる、いっそのこと寝てしまう。 さて、夜も更けた時間。一人の時間にちょっと静かな心持ちになりたいとき。 そんなとき、僕がよく見ている動画がある。 その1・焚火動画。 薪がパチパチと弾けながら、炎が空中へと踊りだす。 決まったリズムは無いはずなのに、そこに不思議な動きの法則みたいなものがあるように感じて、自然と目が離せなくなっている。 動画によっては、雨の音や波の音、せせらぎの音なんかとセッ

          落ち着きたいとき見る動画

          比較のススメ

          やっぱり、比べるというのは、なかなかに扱いが難しい。 たぶん、世界で一番使い方が難しい道具が、 この「比較」というやつだ。 それを純粋で楽しめるのなら何も問題はないわけだが、 やっぱり扱いが難しい。 最初は楽しんでそれをやり、自分が上か下かを知っては、これからの力に換えていたはずなのに、 いつの間にか、何かの誰かの下になることに恐怖を覚えて、 上になったかと思えば、下に向かって強気になってしまったり、 でも、上になったと思っていたのは実は単なる思い込みだったり、

          比較のススメ