雨もふっている本日、少々湿った話、お許しくださいな。昨年末、大切な人との一生の別れがあり、心の底につうじる井戸から泪という清水（しょうず）を汲み、「＃春が来たら」それをプハーっと撒き散らそうと誓って春を迎えました。

お豆のごはんはあまり好きでなかったけれど、たけのこご飯はきっと喜ぶだろうな、そんないろいろを混ぜて炊き込みました。

数年前よりご愛顧いただいているミニ土鍋。
新年度からは件の井戸を閉め、先週までの「天空の灯り」個展のために、再びたくさんの分身である土鍋を夢中で制作しました。ドロドロ工房で、はたまたギャラリーに通う電車の中で毎日ことばを綴りました。とにもかくにも、大切な人たちに伝えたくて、言の葉っぱをむさぼり集めました。

「ものをつくり」そして「言の葉っぱをあつめる」。
これが数十年地道につづけてきたシゴトです。夏を、秋を、冬を…ぐるぐると巡る季節を大切な人たちに伝えたいと思っています。

note公式さま、ご選考ありがとうございました。
実は私にとってものすごく意味深かった春だったのです。だからこそ「#春が来た」というキーワードは嬉しさひとしおでした！

note公式さん記事⇒ こちら https://note.mu/info/n/n79a8d6a275ca

Cocciorino(コッチョリーノ地球のかけら）