当院では慢性病を改善~完治させたい患者さんに対して、「生もの」の摂取を控えるようにアドバイスしています。
「生もの」の代表選手は「生野菜、果物、刺身」です。
サプリメント以外でビタミンCを摂取するために、果物や生野菜を食べている方が多いかもしれません。しかし生ものの過食には健康を害するリスクが潜んでいます。
それは、まだあまり知られていない果物や生野菜の病原体・重金属汚染(Astha Thakali. Environmental Research. 2021;194.)。
特に発酵が不十分な鶏糞や牛糞がまかれた土地で育った作物は要注意です。
有機、オーガニック、という言葉が必ずしも安全とは言い切れない理由がここにあります。
生ものの加熱調理(特に低温調理を推奨)をアドバイスすると、「生野菜じゃないとビタミンCなどが無くなってしまうのではないでしょうか?」という質問を良く受けます。それは本当でしょうか?
「加熱調理した野菜は、生野菜と比較して栄養素は著しく損なわれるのか?」という疑問を解決するべく、医学論文を調べてみました。
生野菜の摂取による健康リスクと栄養素の損失を最小限にするためには、やはり低温調理法がベストのようです。
ただ、低温調理法は手間がかかることで懸念される患者さんもいらっしゃるため、そんな方には野菜スープがおすすめです。
熊本大学の名誉教授 前田先生の「最強の野菜スープ 」という本が参考になります。まずは手間の少ない野菜スープからお試しください!
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