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エミリー・パリへ行くで知るあれこれ

アメリカのドラマ「エミリー・パリへ行く」を鑑賞中

2020年制作のドラマ「エミリー・パリへ行く」を鑑賞している。リリーコリンズ主演のドラマで、アメリカのシカゴに暮らす女性、エミリー・クーパーが、言葉も分からないフランスで、困難を乗り越え生き生きと生活する姿を描くドラマだ。


2年くらい気になっていたけど、観る気になれず、やっと鑑賞してみた。感想は...めっちゃ面白い。

観ているとすごくポジティブになれる。それはエミリーが言葉も文化も違うフランスのパリで、フランス人達の厳しい洗礼を受けながらも前向きに問題を解決するところがスカッとして気持ちが良い。その洗礼なのだが、初めて知るフランスのあれこれ。

(私の個人的な主観や私見も入るのだけど)観ていると、フランス人は割と皮肉屋で意地悪。それから、男性は下品なジョークが好き、真剣な愛以外も美德とする、描かれ方はそんな感じだ。愛の国、というのはフランス映画などの情熱的で官能的な表現を見ればなんとなく伝わる。だが、結構よそ者に厳しい見方をする国だとは考えた事もなかった。意地悪だなあと率直に感じた。

私の印象では、フランスはなんだか、日本の京都みたいだ。長い伝統や歴史を重んじながら、自分たちに誇りを持っている、よそ者に厳しい。だけど腹を割ったらとことんお世話してくれる、そんな感じ。自身も仕事で京都の人達と交流を持った際、はじめはとても話しかけづらかった。だが打ち解けるにつれて、例えば京都の四季折々の伝統行事を楽しむ姿や、細やかな気遣いに感動したことを思い出した。

訪問者という立場は、住んでいる、という立場よりより多くの気づきをもたらしてくれるような気がする。

とはいえ、先日久しぶりに映画の「アメリ」を観賞してから、すっかりフランスに魅力されている。パリジェンヌのTPOを弁えた洗練されたファッション、仕事よりプライベートを優先し、ワインを愛する人達、絵画のような美しい街並み。エミリーもそうだった。美味しい食事や景色に癒され、満喫する。

いつの間にか、ポジティブパワーで相手のフランス人を魅了し、仲間になっていく姿はとても清々しい。機転を効かせ、窮地を乗り越え、新しいことをどんどん切り拓いていく。革新的なその魂はアメリカンスピリットかな?エミリーはフランスに住み、フランスが好きになってもアメリカ流を忘れない。その部分も好感をもてる理由だ。

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