さくらももこ『もののかんづめ』 笑えるのに、大人になって読んでみたら意外と深かった
たまたま手にする機会があったベストセラーエッセイ『もののかんづめ』を久しぶりに読んだ。
健康でランド出くわした“ツボ師”、学生時代のアルバイト、海外旅行やひとり暮らし生活での恐怖体験、じいさんの死、お馴染みの父ヒロシや母、姉など家族の珍発言などなど様々な出来事が綴られた、とにかく笑えるさくらももこの初エッセイ。エッセイ執筆後に書いた「その後の話」や対談も集録されている。
笑える。とにかく笑える。恐怖体験や死をまるで落語のように笑い話に変えているのもすごい。
しかし大