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40歳父の竹修行奮闘記

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とあるきっかけで、別府で竹細工を2年間学ぶことになった私。39歳三児の父。どんな波乱が待ち受けているのか。竹細工の技能は習得できるのか。不安はつきないが学んでみないことには分から… もっと読む
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記事一覧

41歳父の竹修行奮闘記 第四十二回「世界初(?)オンラインで竹細工WS」

世の中、終わりの見えない自粛自粛の嵐で、ご多分に漏れず、地域内での対面での仕事をメインと…

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オンライン竹細工ワークショップのお知らせ

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41歳父の竹修行奮闘記 第四十一回「房総竹部Youtubeチャンネル開設!」

早いもので、妻子を置いて別府に単身竹修行に出かけたのが一昨年2018年の4月なので、竹細工を…

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40歳父の竹修行奮闘記 第四十回「まほろば竹伐り塾!」

気がつくと前回の記事から半年が経過していた。 まずは少し近況をば。 3月に別府から木更津…

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39歳父の竹修行奮闘記 第一回「竹細工との出会い」

とあるきっかけから、2018 年4月から別府にある大分県立竹工芸訓練センターという施設で、2年…

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39歳父の竹修行奮闘記 第二回「日本唯一の竹細工訓練校」

訓練はいよいよひご取り(竹ひご作り)が始まった。全身筋肉痛だが、学べる喜びを毎日かみしめ…

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39歳父の竹修行奮闘記 第三回「刃も神経も研ぎ澄ませ」

4月10日は入校式(スーツ着用)、4月11日の訓練初日は「当初指導」といってオリエンテーション的な訓練校についてのルールや決まりについての説明、4月12日には訓練で使う道具についての詳細な説明があり、4月13日からいよいよ手を動かす訓練がスタート。 ちなみに訓練は朝8:30スタートで、間に5分休憩を挟みながら、午前中に50分の訓練が4回、午後に3回の計7回行われる。12時から13時は昼休みだ。通常の仕事に比べたら楽そうに感じられるかもしれないが、楽ではない。頭と身体をフルに

39歳父の竹修行奮闘記 第四回「小刀一本で竹箸を作れ」

毎日使わない日はない、箸。今回は切り出し小刀を使って箸を作る。 ところで、何気なくマーク…

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39歳父の竹修行奮闘記 第五回「“竹を割ったよう”には割れてくれない竹」

入校してはや一ヶ月(現在通っている訓練校についてはコチラを参照)。まず学ぶのは、竹細工の…

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39歳父の竹修行奮闘記 第六回「0.01mmの世界で竹を剥げ」

竹細工に必要な竹ひごを作るために、前回竹を割った。 さあいよいよ今回は、割った竹を剥ぐ!…

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39歳父の竹修行奮闘記 第七回「逃げ角を制して、竹ひごの幅を揃えろ」

竹細工をやる上で、とにかく大事なひご取り。竹を割って(第五回)、剥いで(第六回)、竹ひご…

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39歳父の竹修行奮闘記 第八回「“面取り”で角を取れ!」

【前回までのあらすじ 】 39歳でひょんなことから別府で竹細工を学ぶことになった私。竹細工を…

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39歳父の竹修行奮闘記 第九回「銑を使って、厚みを揃えろ」

【前回までのあらすじ 】 39歳でひょんなことから別府で竹細工を学ぶことになった私。竹細工を…

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39歳父の竹修行奮闘記 第十回「竹で風車を作れ」

【前回までのあらすじ 】 39歳でひょんなことから別府で竹細工を学ぶことになった私。竹細工をする上で、とにかく大事な材料作りであるひご取り。竹を割って、剥いで、幅を揃えて、面を取って、うらすきで厚みをそろえて、とうとうひごが出来上がった! いよいよ出来上がったひごで、モノを作る! と、その前に、竹ひごについて補足説明をしておこう。 妻に指摘されてはじめて気づいたが、普通に生きている一般の人々は「竹ひご」と言った場合、以下のようなものをイメージするらしい(ごめんなさい知り