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エッセイ(自己探究)

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エッセイの中でも、自分の思いについて書いたり、自己探究した記事をまとめているマガジンです。
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記事一覧

存在しているだけで素晴らしいって、腹落ちできる日のために書き留めておこう

存在しているだけで素晴らしいって、腹落ちできる日のために書き留めておこう

「最近、いい感じだな」
なんて思っていると、突然、なんの前触れもなくガツンとやられるような出来事が起こる。
何か明確にショッキングな出来事が起こったのではなく、
心情によってはさらりと流すようなことに引っかかる感じと言った方がいいかもしれない。

人間の深みを見せつけられて、自分の浅はかさを感じた。
そう書いて「見せつけられて」という表現も卑屈だと感じる。

人間的に素晴らしい人のことはとても

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せっかくの出番なのに……

せっかくの出番なのに……

ライターの仕事がひと月ぶりに来て、嬉しい。

一週間ほど前に打診されたその仕事は、私の技量でできるのか不安だったけれど、提示された原稿料が前よりも高くて嬉しかったし、難しいことにチャレンジできることもありがたくて引き受けた。

だけど……

実際に、仕事の詳細がわかって、いざ、取り組み始めたら、息苦しくて、呼吸が浅くて、泣きそうになった。

「嫌だ」というマイナスの感情とは違う。
やるぞーというお

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いつかの誰かのイメージでできた鎧を着ていることに気づいたら……

いつかの誰かのイメージでできた鎧を着ていることに気づいたら……

私は、しっかりとしていなければならない。
私は、失敗してはならない。
私は、正しいことをしなければならない。
私は、誰とも仲良くしなければならない。
私は、いつも笑っていなければならない。
私は、立派な人にならなければならない。
私は、成功しなければならない。
私は、勉強ができなければならない。
私は、完璧な母でなければならない。

そう思って生きてきた。
いや、そう思ってなんていやしないと思って

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両親に愛情を注いでもらったはずなのに、なぜ自己肯定感が低いのか考えてみた

両親に愛情を注いでもらったはずなのに、なぜ自己肯定感が低いのか考えてみた

ここ数年、自分を見つめ直す作業を断続的に行なっている。

まずは「自己肯定感」という言葉を知った時に、「私は自分のことを結構好きだから、多分、自己肯定感は高い方だ」と誤解した。

誤解に気づいたのは、自己肯定感をしっかりと理解し始めてからだった。自己肯定感というのは、「いい時の自分、頑張っている自分」だけではなく「ダメな自分、頑張れない自分」というのもひっくるめて認めることなのだと知ったのだ。

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私の人生の目的は、結果ではなく、「自分で選択していく」というプロセスを味わうことなのかもしれない

私の人生の目的は、結果ではなく、「自分で選択していく」というプロセスを味わうことなのかもしれない

私の使命はなんだろう?

ずっと気になっていた。
ずっと迷っていた。
ずっとわからなかった。

そんな私が、もしかしたら、こういうことだったのかもしれないと昨日思えたことを、今日は書きたいと思う。

スピリチュアルな内容でもあるので、もし、そういうの苦手という人はスルーをお願いします!

さて。

「一旗揚げたい」
気がついたらそんな言葉を密かに言っていた私が、「一旗揚げる」と

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歳を重ねるごとに増える役割を持て余す日々について

歳を重ねるごとに増える役割を持て余す日々について

ー今日は、程よく忙しくてよかったです。



はるか昔のことだけれど、銀行員になりたての頃、毎日、業務日誌を書いていた。

業務日誌だけれど、結構プライベートなことや、ニュースなどの感想を書く日もあって、我ながら、無邪気過ぎたと反省するけれど、課長との交換日記のような部分もあって、結構楽しかった。



仕事には、厳しい課長だったけれど、毎日一行はコメントを書いてくれて、そのほとんどは温かいも

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「チームなのか? グループなのか?」

「チームなのか? グループなのか?」

「チームなのか? グループなのか?」



10日くらい前に、仕事のことで相談した友人に言われて、ハッとした。

いや、ハッとしたんじゃない。

グサッときたんだ。グサッと。



私は、あまり、人に注意ができない。

注意をしようとすると、「これは本当に注意するべきことだろうか?」という疑問が湧いてくる。

そうこうしているうちに、「自分は完璧にできているのか?」「自分が黙ってやっておけばい

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もしも、お肌の角の曲がり方によって、人生が変わるとしたら……

もしも、お肌の角の曲がり方によって、人生が変わるとしたら……


~顔のシワVS心のひだ~

中年になったのに、どうして、「おばさん」って呼ばれたくないんだろう? なぜ、お肌の曲がり角なんてあるんだろう? 立ち止まって考えた時、見えてきたものとは……。

私は、40代半ばだし、年齢的に「おばさん」だとはわかっている。だから、もう「おばさん」と人に言われても仕方がないと思ったし、それを受け入れることが潔いと思っていた。

「おばさん」と呼ばれて、「はい、何ですか

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