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大山詣に行きましょう!(キャラと歴史散歩)
【プロローグ~参兵衛の受難】ああ、明日が待ち遠しいや。やっと大山へ旅立てる!
三軒茶屋ってところでな、「信楽(石橋楼)」「角屋」「田中屋」って茶屋あるが、この辺に泊まってゆっくり過ごす。うめえ飯、いい女。貯めてた金を使いまくるぜ!
この辺の太子堂村には聖徳太子が祭っているな。俺も拝めば偉くなりそうだ!
二子の渡しで多摩川を渡るな!船旅、おつなもんだぜ!
その先は知んねぇや、相模国だね、どんなもんが
津久井湖に沈んだ集落 ~タイムトリップの旅②
この物語はフィクションで、実際の町の様子をできり限りの資料から妄想で作りました。5000字くらいですが写真多め。
津久井湖編の第二話です。第一話は下のリンクにて。
無口な子に育ちました祖父はよく「俺の村はな、ダムに沈んだんだ」と言っていた。
子供を連れ実家に帰っても、僕の子供のころのように祖父はアルバムを見せようとする。最初は白黒の写真を怖がっていたが、さすがに小学生ぐらいになると怖がらないとい
津久井湖に沈んだ集落 ~タイムトリップの旅①(※史実をもとにした妄想です)
小分けにして書きます。2500字くらい?
津久井湖に沈んだ沼本集落を、タイムトリップしたつもりで歩いていきませんか?
道志川と相模川が合流するこの土地を沼本というらしい。
水田が広がる集落。川端を歩きながら目の前に見える丘。緑のむせ返るようなにおいに、自然豊かな田舎に戻ってきたように思える。
「喉かわいたなぁ。」汗まみれの手を引いて、さっきから口数が減った幼子に声をかけても、声無く頷くだけだ
https://note.com/tetsuo70390/n/n9996d3c4202d
応用してみた。キャラの書き分けが成立しない…
(我らが菅よしひでさんの写りが悪かったので写真変えました)
鎌倉の寺社へ、旅日記。
こんにちは。人生の浮浪者です。ふわふわっと、気持ちも姿勢も環境も定まらない、最後は掃き溜めのゴミになりそうな人間です。
休みになると、ささいな暇つぶしと運動をかねて、ウォーキングに行きます。歴史が好きなもので、特にその町の歴史を感じるとちょっとした幸福感を得ることができます。変態ですね!
それとあわせて、御朱印集め。本来の目的とちがうということで怒られそうですが、寺社参拝でちょっとでも人生とまわ
官能小説~司法浪人・太郎の憂鬱
うなだれながら、太郎は起きた。
もう世間では夏、巷には美女が薄着となり、汗ばみからその体つきの様子が服からもにじみ出す頃。
そんな世間とは無縁の太郎は、外に出ては冷房病で倒れてしまうくらいに受験勉強にうちこんできた。
大学に入って以来独り暮らしで卒業してからも親の少ない仕送りを食みながら、とにかく勉強に励んだ。贅沢はできぬ。だから彼女もつくったことがなく、いかがわしい店にも行ったことのない