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インド関連

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インドでのこと色々
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#40. あーぁ。

#40. あーぁ。

先日、対外的なプレゼンを行う機会があった。与えられた準備期間は1ヶ月。他の業務との兼ね合いを考えると絶望的なスケジュールだった。とはいえ、やるしかない。他社の人との合同プレゼンなので自分だけできません、間に合いませんとなる訳にはいかない。

話の主軸はインド以外の国のことだったが、インドに関連した内容も盛り込む必要があった為、確認・質問事項を纏めスタッフへ投げていた。大体こんな感じで。

すると早

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#38. インド旅行記:コルカタ(Kolkata) 後編

#38. インド旅行記:コルカタ(Kolkata) 後編

中編はこちら。

さて、カーリー寺院を出たのはちょうどお昼時。ベンガルステーキを食べられるとの情報を見ていたので、タクシーで「LYTTON HOTEL」へ。が、ホテルへ到着しフロントスタッフへ聞くと、2年前にレストランはCloseしたとのこと。仕方ないので、そこから歩いて「The Bhoj Company」というお店へ。ここも割と観光客にも有名なレストラン。オーナーは日本で生活していたこともあるよ

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#37. インド旅行記:コルカタ(Kolkata) 中編

#37. インド旅行記:コルカタ(Kolkata) 中編

前編はこちら。
*中編はヤギ断首の様子を生々しく書くので、苦手な人は後編へ。
(途中までは大丈夫!描写へ入る前に"ここから"と書いておくよ)

迎えた翌朝。うーん、がっつり雨が降っている。まぁ時期的にも仕方がない。『GANT〇:G』と『狂四郎203〇』を読んでいると15分程で小雨になったのでチェックアウトし出発。

先ずは午前中のみ行われているという「ヤギの断首儀式」を見る為カーリー寺院(Kali

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#36. インド旅行記:コルカタ(Kolkata) 前編

#36. インド旅行記:コルカタ(Kolkata) 前編

1泊2日でコルカタへ行ってきた。コルカタはインドの西ベンガル州の州都。イギリス領インド帝国時代の前半は首都機能を有していた大都市で、元々は英語化された「カルカッタ(Calcutta)」という名称が使われていたが、2001年にベンガル語の呼称である「コルカタ」へ変更となった。有名な観光地は、生前マザー・テレサが活動拠点にしていた「マザーハウス」、収蔵物が5万点を超える「インド博物館」、ヤギの斬首を行

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#35. インド旅行記:カジュラホ(Khajuraho)

#35. インド旅行記:カジュラホ(Khajuraho)

旅行記の記事が結構続いている。これから行く所も含めてあと4ヶ所分くらい書く予定でいるが、思い返しながら書くのが結構楽しい。旅行中「これ絶対ネタになるじゃん」と思う出来事に出会うとテンションが上がる。何でもネタにして楽しめばいい。惜しむらくは、noteを始める前にも色々行っていたがそれを書き残しておかなかったこと。アムリトサル、レー・ラダックとパンゴンツォ、ダージリン、チァンディーガル等々。全部書い

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#34. インド旅行記:バラナシ(Varanasi) 後編

#34. インド旅行記:バラナシ(Varanasi) 後編

前編はこちら。

チャンドゥンをゲットしマニカルニカーへ歩いていると「それいいね」と結構声をかけられた。やはりチャンドゥンは間違ってなかった。チャンドゥンは正義だった。びしゃびしゃの花環をかけられた時はテンション下がったけど。10,000ルピーと言われた時は「"とりあえず言ってみたろ"じゃねーよ」「どこに勝算見出してんだよ」と思ったけど。

と、歩いているとマニカルニカーガートへ到着。眼前の火葬場

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#33. インド旅行記:バラナシ(Varanasi) 前編

#33. インド旅行記:バラナシ(Varanasi) 前編

バラナシに行くのは4回目。たまに無性に行きたくなるガンジス川。何だろうねあの雰囲気。川沿いを歩き、座り、眺め無心になる。「何もしない」をする贅沢。1泊2日。何気に初のインド一人旅。それでは、スタート。

今回は往復路フライトで行くことにした。予定通り1030に出発し、1150にVaranasi空港へ到着。事前手配をしていたタクシーに乗り込み、1h程でゴードウリヤ(Godowlia)交差点へ到着。タ

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#31. インド旅行記:ハンピ(Hampi) 後編

#31. インド旅行記:ハンピ(Hampi) 後編

前編、中編はこちら。

<3~4日目>
最終章となる後編スタート。
3日目の朝。アラームが鳴り0430に起床。ウルトラ朝激弱人間としてこんな時間に起きれたこと、もうそれだけでこの日1日90点だ。準備をして0500に宿を出発。サンライズを見る為マータンガー丘(Matanga Hill)の頂上へ向かう。インド人に道を聞きながら約1hをかけ0600前に頂上到着。朝から汗だくになりながら石段を登った。

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#30. インド旅行記:ハンピ(Hampi) 中編

#30. インド旅行記:ハンピ(Hampi) 中編

前編はこちら。

さて、時間通り0700にホスペット(Hospet)駅に到着しそこからハンピへ向かう。ハンピへはタクシーかリキシャかバスで行くのだが、今回は途中のバス停まで歩きそこからリキシャで行くことにした。250ルピー(約375円)でハンピ村の入り口まで乗り、そこから少し歩くと景色がひらけハンピ村に到着。この坂を下るとメインバザール。

メイン通りに出て、荷物を預ける為まずは宿へ。今回の宿は日

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#29. インド旅行記:ハンピ(Hampi) 前編

#29. インド旅行記:ハンピ(Hampi) 前編

4連休を利用し1泊4日で友人と行ってきた。ハンピ。ハンピは、荒涼とした巨石群に溶け込む中、穏やかな空気感が心地よく漂う静かな村である。感想としては、

めっちゃ最高で絶対もう1回行きたい

という感じである。「あ~インドの良い所だな、好きな所だな」も「本当ふざけんなお前...」も詰まりに詰まった旅行だった。こういうの大好きだ。では、書いてくよ。

<1日目~2日目>

まず、ハンピの場所はここ。

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#26. ゴルフという名の社会人スキル

#26. ゴルフという名の社会人スキル

インドに赴任してからゴルフをプレイするようになった。それまで全くと言っていい程興味が無かったが、駐在員はやはり必要だよなぁと思い、赴任前会社の先輩に打ち放しへ連れて行ってもらった。2時間くらい練習したが中々上手く当たらない。とりあえず握り方だけ覚えたのでそれで良いかと思い、その1回の経験のみでインドへ来た。

赴任して2週間後に上司とラウンドへ。6月のインドはまさに灼熱。尋常でない日差しにうんざり

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#25. "考え方の違い"で済まさない

#25. "考え方の違い"で済まさない

役職、役割によるかもしれないが、駐在員の大きな役割の1つに”本社との仲介"がある。それは日本の担当者から自分宛に問い合わせがあり、それをこちら(インド側)へ展開し諮るものが1つ。もう1つが、日本の担当者がLocalのスタッフと交信をしていたが、埒が明かなくなり自分へ介入依頼が来るケース。今回は後者の話。

先日、日本の担当者とこちら側のスタッフで揉めていた案件があった。揉め事というのは殆どが"カネ

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#24. インド旅行記:ジャイプール(Jaipur)

#24. インド旅行記:ジャイプール(Jaipur)

先週11/4(Thu)はDiwaliというヒンドゥー教のお祭り(新年祭)だった。日本の正月のようなイメージで、インドで一番大きな祭典(イベント)と言っても過言ではない。水曜日までが出社で、スタッフは一応オフィスに来るけど、もうビックリするくらい皆仕事なんてやる気が無い。午前中にはお坊さんを呼んでPoojaという祈祷を行い、午後はレクリエーション。去年はコロナ帰国中なので参加せず。一昨年はレク前に「

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#23. それは、まさしく、OKY

#23. それは、まさしく、OKY

インドに戻り2週間が経った。もうなのかまだなのか、とにかく2週間。空港に到着し、イミグレを通り外に出た瞬間の「Sir Taxi!」「Sir Taxi!!」という呼び込みの声。いやいらんて。10月のインドはまだ暑かったが、このむせ返るような懐かしい熱気は気温の暑さからくるだけのものではない。1年半ぶりにこの地へ帰ってきた。またここで働き生きていくのだ。

現在インドでは政府指導の厳密な隔離規定が無い

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