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【世界一幸福な国】フィンランドはなぜ自死率が高い?


はじめに

北欧の国といえば美しい自然豊かで
のんびりとした生活まるで映画で見るような
幸福な人生、そんなイメージを
持っているのではないでしょうか。



フィンランドが世界一幸せな国であることは
国連の調査で明らかにされています。
しかしそんな幸福の国フィンランドが直面
している大問題があります。
それは自殺率の高さです。
そして世界的に見ても
フィンランドは自殺が多い国でもあります。



一体どうして世界一幸福な国なのに
自殺が多いのでしょうか。



フィンランドは世界幸福度ランキング
6年連続で1位に輝いています。
しかし、フィンランドの自殺率は
EUの平均以上です。
さらに厚生労働省が作成した資料によると
世界の自殺率ランキングでは
フィンランドが10位に入っています。
幸福度の低い日本で自殺率は第6位ですから
これは意外な順位ではないでしょうか。
どうして世界一幸福な国の
自殺率が高いのでしょうか?


①地理からみる理由


日光というのは人間のメンタルを
大きく左右する要因になっています。
実際グリーンランドで自殺者が
特に多くなるのは
6月と冬だという研究結果があります。
6月は百夜の真ただ中、
冬は太陽の出ない季節ということでした。
フィンランドの北部では
白夜と極夜があります。
フィンランドの自殺率の高さには気候が
大きく影響していると考えられます。




②アルコール中毒


寒い国では体を温めるためにと
強いアルコールを飲むことがよくあります。
実際に適度な飲酒は血流を良くしますし、
気分を良くしたり
リラックスさせる効果があります。
しかし、フィンランド人の死亡理由として
アルコール中毒は上位にランクインします。
お酒を飲みすぎてしまうことでアルコールに
依存してしまい、やがて体や精神を壊したり、
その結果失業して家庭が崩壊したりと
苦しい環境に追いやられてしまう
ケースがあります。



③便利になりすぎて生きていることに疑問を持ち始める


自由や豊かさが自殺を促進する要因になる。
これはつまり幸福度が高くなれば
それだけ自殺率が
上がるというものです。
ある本によれば最も生活に余裕のある時、
人は最も簡単に人生を放棄するとしています。
それはなぜかと言うと、
考えすぎて生きている理由が
分からなくなるからです。
これを理解するために
あえて少しだけ極端な話をします。
昔地球上にはたくさんの狩猟民族がいました。
彼らは毎日食べ物を取ることに必死で
なぜ生きているのかなんて
考える暇を持ちません。
今日も無事に食べ物にありつけた。
じゃあ明日の彼に向けて寝るとしよう。
そんな繰り返しで人生を終えていきます。

では現代の僕たちの生活はどうでしょうか
電気も水道もあってお腹が減ったら
コンビニに行けば何でもすぐ手に入るし
普段生活して命の危険を感じるなんてことは
滅多にありませんよね。

つまり長い間人類の
目標はシンプルに
生き延びることだったのですが、
僕たちにとってはそれが
さも当然のことになってしまったのです。
生き延びるという目標が
当たり前のものになってしまえば
生きること自体に
疑問を持ち始める人は出てきます。

私が生きていることに意味はあるのだろうか
そう思い詰めた末に自分から死を選ぶという
考えすぎた故の自殺が起こります。
これは社会との結びつきが弱ければ弱いほど
起こりやすい自殺タイプだとしています。
例えば田舎よりも個人個人が自由に生きている
都会の方でこそこのタイプの自殺は
起こりやすいのです。

まとめると人間が伝統や
共同体から孤立したことによって
精神的な不安に悩まされるようになった。
これが自殺の原因として無視
できないものである論じているのです。




世界で最も幸福な国
フィンランドの自殺率が高い理由として
豊かになりすぎて、
生きている意味が
分からなくなってしまうことがありました。
生きている目的がわからなければ、
自分に価値を見出せなくなってしまいます。


自分の存在価値は自分が決めるのでも、
人が決めるのでもなく、
目的によって決まります。
誰一人として、自分で目的を定めて、
決意して生まれてきた人はいません。
気が付いたら自分は自分として
生きていることを発見します。


あなたという存在の前に、
宇宙という存在の前に、
目的を定める意思がありました。



その宇宙の意思の目的を正確に知らずに
生きる意味、人生の目的はわかりません。



ここにその明快な解答があります。
少しでも人生の目的を
求めていらっしゃる方は
WEBサイトをご覧になり、
ご感想、ご質問等
お寄せください。



ご関心がある方には
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