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アドバイザーのこうたの就職体験記

こんばんは、アドバイザーのこうたです。

肩書きを変えたはいいものの、語呂が悪くてしっくりこない今日この頃。

私が就活に失敗したという事実はいろんな記事でよく話していますが、細かくは話したことがなかったのでこの機会に投稿しようと思いました。


就活に不安な人、失敗した人にこそ読んでいただきたい記事です。



※本記事はアドバイザーのこうたとしてのコメントではなく、就活生だった時の感情や思考を再現しています。





1.三流大学の肩書きはそれほどマイナスにならない

私の大学は偏差値40台で、名前が書ければ合格するくらいのレベルでした。

就活時期になると、大学の至る所で「〇〇から内定もらった」「今いくつ内々定もらった?」などという会話が聞こえてきます。


当時、こんな大学でも有名企業に入れるものなのかと驚いた記憶があります。

学歴でアドバンテージはあれど、そこまで絶望的なものでもありません。

私も書類審査は全部通っていましたから、学歴が足を引っ張ったことはほとんどなかったです。





2.結局面接が全て

グループディスカッションは半分が落ち、面接は8〜9割落ち続けました。

事前準備は問題なかったと思うし、受け答えも特に悪いことはなかったはず。

自分でも理由が分からずに落ち続けていました。


上場企業はもちろんのこと、マイナーな企業にも落ちる始末。

就活生の自殺の理由に、人格否定をされた気持ちに陥るからというのを耳にしますが、まさにその通りだと思いました。

第一印象が使えなさそうだとよく思われているのは認識していたので、絶望していたのをよく覚えています。





3.一部上場企業に入ったけど……

全国で300人ほど。

関東でも100人はいたと思います。

応募すれば受かるようなレベルです。


何よりも同期のメンツを見て驚きました。

というより、ショックを受けました。


「俺はこいつらと同じ扱いなのか」と。


私の大学にもいなかったようなヤバい人ばかりで、何がポイントで内定を与えたのだろうと疑問に。

私にもそのポイントがないから今まで落ち続け、そしてここしか受からなかったのだと思い知らされました。




実は就活後半は自暴自棄になっていたので、企業分析もせずに面接に臨んでいました。

要するに、この会社の業務や業界の仕組みをカケラも理解していなかったのです。



総合職だと思ったら販売員の仕事で、

正社員だと思ったら派遣社員だった(最長3年後に正社員へ昇格)。


さすがに説明会はちゃんと聞いていたので、この事実を知らないわけがありません。

でも間違いなく言っていなかったんですよ。


10ヶ月後に退職するのですが、それからある程度業界に通じて、そして起業して気づいたんです。


「あ、うまく騙していたんだな」と。



確かに嘘は言っていませんでした。

ちゃんと知識を与えていなかっただけ。

実は入社して半年くらいで違和感はあったんですよね。





4.就活なんて失敗してもいい

就活で人生が決まると、なぜか刷り込まれていませんか?

私もそうでした。

これは、親の影響によるものです。


しかし今や、転職や独立は当たり前。

親の時代とは違い、就活で人生は決まりません(別に昔も決まらなかったと思いますけど)。


むしろ就活で失敗した人だったり、大学や就職の意義に疑問を持っていたりする人ほど独立しているイメージがあります。



もし私が就活に成功していたら、おそらく起業はしていなかったでしょう。

起業のきっかけが出会いでしたからね。

人生で成功していたかは分かりませんが、少なくとも今は失敗していません。


就活には失敗したのに、人生ではなんとか成功を掴んでいます。



たとえ出会いがなかったとしても、販売員として全国一位になっていますから、その自信から違う成功を掴んでいた自信があります。





5.人生何が起こるか分からない

就活に失敗しても、いろんなバイトをやるなり小さな企業で頑張って働くなりすれば、新たな気づきは必ず生まれます。

趣味や野望があるなら、それを目的にとりあえずどこでもいいから働くというスタンスでもいいでしょう。


就活で人格否定に陥り、正社員だと思っていたら派遣社員で、起業も何度か危うくなりながらも今があります。

受験で苦労したから就活に賭けてしまうのでしょうけど、受験から就活なんて人生のほんの一部。

社会人になればそのことに気づきますよ。



こちらは経営者となった私の意見。

この記事の後に読んだら、ある意味面白いと思います。


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