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おおさわ(大兎/とある介護施設の管理者)の備忘録。

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とりとめのない話など。 経験上の内容などは個人が特定できないよう一部フィクションですが、自分の感想や感じた事などの内容については事実です。
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記事一覧

認知症の高齢者、2040年に584万人へ 厚労省が最新推計を公表・・・という記事の紹介です。

認知症の高齢者、2040年に584万人へ 厚労省が最新推計を公表・・・という記事の紹介です。

高齢者の10人に一人が認知症になる・・・と言われていたような気がするのですが、ほぼ7人に一人が認知症になる計算ですね。
軽度認知障害(MCI)の方も含めるともっと割合が高くなりそうです。

いまの現状よりも認知症の方の数が増えるという事ですが、そこに対応できる専門職である介護職員の数は圧倒的に不足している状況が予測されていますので、本当にどうなってしまうのか・・・。

軽度認知障害については、ご存

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介護福祉士国試、科目ごとの「パート合格」導入 厚労省 実務経験ルート負担減へ検討・・・という記事の紹介です。

介護福祉士国試、科目ごとの「パート合格」導入 厚労省 実務経験ルート負担減へ検討・・・という記事の紹介です。

なんで受験者数が減少しているのかという原因については分析した上でのルール見直しかとは思うのですが、一度厳格化して受験者数が激減した経過を考えると、見通しが甘いというか、そもそも受験要件を厳しくした理由についてどうだったのか・・・という部分の評価も必要と思うんですよね。

なんだろう・・・別に反対するわけじゃないんですけど試験ってそういう感じでいいのだろうか・・・というそもそもの疑問があるし、国家資

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「ここにいますよ」認知症母の重い一言 介護の日々伝える本を出版・・・という記事の紹介です。

「ここにいますよ」認知症母の重い一言 介護の日々伝える本を出版・・・という記事の紹介です。

何かのきっかけで失敗や出来ない事が増えてしまうと、ただでさえ喪失感や精神的に不安な状態の高齢者にとって、認知機能の低下に繋がるトリガーになってしまう事が多いと思っていて、様々なケースがあるとは思うんですが、こういう入院やショートステイというイベントの前後で変化が大きく出るのはよくある事なんですよね。

なので、そうなる前の段階から支援が入ってるのがベストとは思うのですが、現場の制度や一般的な常識は

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24年の夏も全国的に猛暑 気象庁「熱中症対策を」・・・という記事の紹介です。

24年の夏も全国的に猛暑 気象庁「熱中症対策を」・・・という記事の紹介です。

今年の2月時点の記事なので正確性がどうかは不明ですが、とりあえず今年の夏も猛暑になりそうです。

実際、もう暑くなってきてますよね。
北海道では相変わらず寒暖の差が激しいですが、桜は満開のピークを超えましたが、まだ見ごろですね。

熱中症は本当に怖いので、支援する側としても自分自身もそうですが、利用者さんが熱中症にならないように支援する事も重要です。

湿った空気が流れ込むという事は、湿度が高い=

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岐路に立つ介護支援専門員 業務範囲の明確化で「愛されぬ専門職」になる懸念も=高野龍昭・・・という記事の紹介です。

岐路に立つ介護支援専門員 業務範囲の明確化で「愛されぬ専門職」になる懸念も=高野龍昭・・・という記事の紹介です。

ケアマネのシャドーワークなど業務の範囲を整理する検討会が定期的に行われる事になっていて、そこでの議論の結果によって今後のケアマネの業務範囲について明確な区分けがされそうな感じなんですけど、僕自身が不勉強だったので『愛されぬ専門職』という言葉は初耳でした。

この記事を読んで、そもそもなんだけど、ケアマネジャーってソーシャルワーカーの位置づけでいいんだっけ?介護保険の手続きの代行屋さんだっけ?・・・

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「介護離職」がないスウェーデン、年間10万人を超える日本 何が違う?・・・という記事の紹介です。

「介護離職」がないスウェーデン、年間10万人を超える日本 何が違う?・・・という記事の紹介です。

財務省の試算では、介護離職による経済的な損失や約9兆円にもなると言われていますので、この問題は経済的な問題にも繋がっているのですが、改善できそうな見込みもないのが現状ですね。

こんな法律があって前例になる判例も出ていますので介護離職の問題はおそらく解決できないでしょうね。解決するには常識をガラッと変える必要があるのですが、それができるようにも思えません。

介護離職がないと断言できるのは凄いとい

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ケアマネの採用が「困難」 居宅で8割弱が回答 協会調査 「人材難は深刻な状況」・・・という記事の紹介です。

ケアマネの採用が「困難」 居宅で8割弱が回答 協会調査 「人材難は深刻な状況」・・・という記事の紹介です。

ケアマネ協会の調査なので事実でしょうけど、調べるまでもなくこれまでもずっと言われてきた事なので・・・問題は、だからどうするのか、という所なんですけど、直近の介護保険制度改正でも特にこの問題を解決するのに有効そうな制度変更はない状況で、見かねた東京都が色々と施策を打ち出している状況なんだと思っているので、ケアマネ協会としてどうするのか方針があるのか気になる所です。

人材が不足しているのは全産業の問

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職員高齢化、なり手減少… 深刻化するケアマネ不足 在宅介護受けられない人が増加?・・・という記事の紹介です。

職員高齢化、なり手減少… 深刻化するケアマネ不足 在宅介護受けられない人が増加?・・・という記事の紹介です。

名古屋市でこんな状況とは思ってませんでした。

北海道の地方では、ほんとうにケアマネが足りてなくて閉鎖していくところがありますし、僕自身もケアマネが採用できずに休止から閉鎖にせざるを得ない判断をした地域もありました。

こちらのケースでは、ケアマネ1人あたり42件くらい受け持ちがありますが、これも平均なので必ず偏りはあるんですよね。
40件超えてくると本当に余裕ないと思います。

最近の事ではなく

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【介護報酬改定】訪問、通所、ケアマネにも身体拘束の禁止規定 新年度から記録も義務化・・・という記事の紹介です。

【介護報酬改定】訪問、通所、ケアマネにも身体拘束の禁止規定 新年度から記録も義務化・・・という記事の紹介です。

既に月末ですね、実績の確定作業など忙しくなってきました。
世の中ゴールデンウィークみたいで、利用者さんもご家族さんが帰省されるのでサービスがお休みになるケースも少しある状況です。

さて、そんな月末の今日は保険外の窓ふきの依頼があって対応したり、銀行に行ったら長蛇の列で思った以上に時間がかかったり。

最近は冬の間家の中に置いておいた鉢植えを庭等に動かす保険外の依頼もあったりで、介護保険の通常サー

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介護現場に「ご近所さん」 資格不要の業務、シニアが活躍・・・という記事の紹介です。

介護現場に「ご近所さん」 資格不要の業務、シニアが活躍・・・という記事の紹介です。

国や厚労省も地域包括ケアシステムの構築にあたっては、アクティブシニアの活躍に期待してきましたし、介護施設でも専門的な業務ではない関節業務を介護職ではない職員にしてもらう方向になっていて、この記事ではその具体例が紹介されています。

スケッターについてはご存知の方も多いと思いますし、介護施設やデイでの導入事例は結構あるので、なるほどスケッターの事例だったのか、という感じでした。

もう何でもかんでも

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人手不足のケアマネ、2040年までに8万人超の増加が必要 国推計 人材確保・生産性向上が不可欠・・・という記事の紹介です。

人手不足のケアマネ、2040年までに8万人超の増加が必要 国推計 人材確保・生産性向上が不可欠・・・という記事の紹介です。

介護保険のサービスは、基本的にはケアマネジャーが居ないと使えないわけで、ケアマネ不足というのは、それがそのままサービス活用のボトルネックになるわけで、見込まれている介護職員不足と同時に解決しないと必要なサービスが使えない介護難民の問題が深刻化するのと同時に、ケアラー問題や介護離職の問題も深刻化する状況になりますので、今後の全産業規模の人手不足の中で経済を活性化させたいのであれば、まずここの問題を解

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政府、身寄りのない高齢者の身元保証で指針案 事業者に介護現場との連携を要請・・・という記事の紹介です。

政府、身寄りのない高齢者の身元保証で指針案 事業者に介護現場との連携を要請・・・という記事の紹介です。

これから独居高齢者世帯も増えていく状況ですので、こういう方針を国が示しておいてくれるのは有難いですね。

サービス提供していても一人暮らしの方が多くて、ほとんどの方は担当ケアマネさんを頼りにされてますが、現状では対応できる限界もあるので何とかご本人の意向に沿った内容でサポートできるようになればいいなぁと思います。

これは最近増えている身元保証会社に対する制度化のようですね。
丁寧な業者ばかりなら

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記事を紹介してもらったりサポート・おススメしてもらったり、本当にありがとうございます。

記事を紹介してもらったりサポート・おススメしてもらったり、本当にありがとうございます。

この週末は、記事を紹介していただいたり、サポート+おススメをして頂けて、ちょっとびっくり嬉しい週末でした。

まずは、ヤギブログ@地方移住さんが、介護保険制度について参考になる記事の一つとして紹介してくださいました。

介護保険について、いろいろ調べる際に便利な一覧の記事になっていますので、これから介護保険制度について知っておきたい方には本当におススメです。

こういう記事の中で紹介いただけるのは

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ケアマネの3分の1が法定研修の受講料を全額自費で負担 国調査・・・という記事の紹介です。

ケアマネの3分の1が法定研修の受講料を全額自費で負担 国調査・・・という記事の紹介です。

意外と事業所が負担しているケースが多いのかな?と感じるデータでした。

一部を事業所が負担しているのが13.7%。
全額負担している事業所が51.2%なので、多くの企業で事業継続に必要な資格という位置づけで、個人負担にしないように対応している事がわかる内容ですね。

半分以上の事業所で研修費用については全額負担してくれているようです。

Twitterなどでよく見る意見の多くが、研修費用の自己負担

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