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地面を見たって大きな壁を見ているようなもんだ

地面を見たって大きな壁を見ているようなもんだ

素敵な言葉だと思いませんか?これは佐藤タカヒロさんが書かれた漫画「バチバチ」の50話で登場したセリフです。

この言葉が出たいきさつと、バチバチのあらすじを紹介します

暴力事件で角界を追放されたかつての名大関・火竜の一人息子、鮫島鯉太郎。幼いころに父を亡くし、火竜の友人に引き取られ育てられた鯉太郎は、手のつけられない不良少年として近隣に名を馳せる一方、ひとり誰に教わるでもなく相撲の稽古に励んでいた。大相撲の巡業の土俵で幕下力士を倒したことをきっかけに、鯉太郎は親方にスカウトされ空流部屋の門を叩いた。時を同じくして、火竜と因縁の深かった元横綱・虎城の息子で高校横綱の王虎も、父のいる虎城部屋へ入門。父親の代から続く王虎とのライバル関係を全国的に注目されながら、鯉太郎は力士としての一歩を踏み出す。(Wikipedia

上記のように、バチバチは相撲漫画です。そして表題の言葉は、主人公鯉太郎のライバルである石川大器に対して、高校時代の担任がかけたものです。ここで石川大器のプロフィールを紹介します。

元は神奈川中に悪名を知られる不良少年だった。高校の担任だった老教師に無理矢理連れてこられる形で新寺部屋を訪れ、喧嘩自慢だった自分が全く通用しない力士の実力を思い知らされた後、部屋頭の大関・天鳳の迫力に圧倒されてそれまでの自分の小ささを素直に悟り、力士を目指して新寺部屋へ入門した。(Wikipedia

そんな大器がライバルである主人公鯉太郎と初めて取組で戦い、熱戦の上惜敗したあとのやりとりで表題の言葉が出てきました。

惜しかったな大器・・・ほれ!上を向かんかバカモノ!地面を見たってそりゃ大きな壁を見ているよーなもんだ。進むべき道はありゃせんぞ。つらい時こそ頭を上げなけりゃいかん。すんなりと思い通りにいくもんなんて世の中どこにもないんだぞ・・・。本当に手に入れたいものがあるならなおさらだ・・・。前を見て悔しさも苦しさも飲み込みながら逃げず引かず進んでいけ・・・。本物になれよ大器!(バチバチ第50話P178~181)

われわれは落ち込んだ時、下を向いてしまいがちです。そんな時に「上を向け」といいがちですし、いろいろな名曲の歌詞にも「上を向け」という内容のものがあふれていますが、「地面を見たってそりゃ大きな壁を見ているようなもんだ。進むべき道はありゃせん」という言葉が胸にぐっと来ませんか?我々もこんな素敵な声掛けができる人間になりたいものです。

最後に

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