【食事のシンクロニシティ】


下記の曲はBGMに選びました。なんか人生っぽい気がして
https://music.youtube.com/watch?v=dixsFSqdjmU&si=QqByiXoEatX5lAfS

食事はシンクロニシティの結晶とも呼べるものだ。

体脂肪率が10%以内になってから、身体が敏感になっていて身体が欲しがっている食材が分かるようになった。

今何を食べたいか?高いエネルギーを要求している。
最近食べてないもの。
中華かな?餃子とラーメンかな?ジャンクな気分だな。
まずはラーメンかな、次はギョーザだな、次はスープだな。ビールも飲みたいな。
ラーメンに入っている小麦の成分が先に入り、ギョーザに入っているキャベツの成分が2番目に入り、スープの油成分が3番目で、ビールのアルコールが最後に入る。

この体の中に入る順番も決まっているような気がする。身体が欲する順番があるというべきか。あんぱんの次は牛乳なのも、サツマイモやカロリーメイトで水分を全部持っていかれたら当然牛乳が欲しくなったりするのも同じ理由なんだと思う。
ハンバーガーの次はコーラだって身体が言うのが分かるんだ。
それは、魂のオレたち皆んなで決めた〈世界のルール〉に書かれているたぐいの理由なんだと思う。大気圧や気候、海や土なども〈世界のルール〉には書かれている気がする。

ちなみに、餃子に入っているキャベツだが、ダンボールに入った6個の一つで、世界にただ一人の木村さんが店に運び込み、それは何万台もあるトラックの中のある一台のトラックで運ばれて、そのキャベツの段ボールは、農協の倉庫にある300のうちの一つで、箱詰めされた時は1800個のキャベツの中から6人選ばれた中のひとりのキャベツだった。

餃子の中にはまだ、ニラや豚肉などもいるのだ。

この膨大な確率で奇跡的に集まった食材で出来た食事は、当然全て決められていた順番で食べられるに決まっている。

この膨大な確率の分だけ、それが真実なんだと思う。

川もシンクロの結晶のひとつだ。
水は最も通りやすい道を選んで、土の上を進み、別の水と合わさり、また最も通りやすい安い道を選んで、川になる。
最も通りやすい道は、既に決まっていた。
水は最も通りやすい道しか通れない。土や石の状態が最も通りやすく出来ている道だ。〈出来ている〉道というのは、既にそれはあったという事だ。

つまり世の中は全てシンクロニシティでできている事になる。

…で、ここでちょっと問題が起こる。

つまり世の中で起こる事の全てが〈既に決まっている事〉になってしまうのだ。
そこに、オレたちの選択の自由はあるのだろうか?
恐ろしくて正直ゾッとするが、

オレたちに選択の自由はない…のだろう。おそらく。

オレたちが普段から選択している人生の一つひとつは、既に決められている事で、そう選択するように魂たちが決めているからだ。
魂がいろんな〈オレ〉を生きて感じる為に。〈悪いこと〉も魂たちにとっては蜜の味なんだ。
だって、悪い事が起きた時ほど「オレ生きてるな〜」って思うもんだしさ。

だから、悪い事が起こっても、ほんとしょうがないんだよね。
どちらにせよ、オレはその体験を選び、その体験から特定の感情を感じ、オレが少しずつ変化していくだけなのだ。コレはもう決まった事だ。

ちなみに、食事の話に戻るが、シンクロをたどるようにキャベツがオレの胃袋にやってくるまでの事を考えた後に、キャベツを食べたら、驚くことが起こった。
味があがったのだ。気のせいかも知れないが事実だ。美味しくなった。

なぜだろう。理由が気になる。ふと外人が食事の前にお祈りをしているシーンが浮かぶ。

点と点がつながる感覚を覚える。時々あるアノ感覚だ。

キャベツがどこからやってくるのか考える行為は、〈食事前のお祈り〉と同じ事で、それをやると味が美味しくなる事で、それはキャベツへのリスペクトに繋がっていて、その先に感謝と繋がっている事になると思うのだ。

だからこの事はオレの中で〈本当の事〉になった。

〈気のせい〉という事は〈気持ちのせい〉という事だ。
オレは気持ち次第では〈美味しい〉をコントロールできる男だという事にになる。
コレはスゴい発見なのかも知れない。

キャベツは感謝して食べた方が美味しくなるというのは本当だ。
コレは結果論だ。キャベツになんてバカバカしくて感謝なんてしてられない。
だけど、君がどこからどうやってやって来たのか考える事は出来る。そう考えると自然と勝手にオレはキャベツに感謝する。そういう癖のある男だという事だ。

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