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気合いを燃やしてその熱で暖を取れるぐらいに

上記のRinkox | 生活最適化メモさんのnoteをきっかけに、若宮正子さんのことを知りました。

若宮正子(わかみや・まさこ)
ICTエバンジェリスト、公益社団法人NEXT VISION理事
1935年、東京生まれ。高校卒業後、三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)に就職。同行で女性初の管理職を務める。退職を目前に控えた58歳の時にパソコンを購入し、独学で習得。81歳だった2017年にひな人形を正しくひな壇に並べるiPhone用ゲームアプリ「hinadan」を開発した。その実績からアップル社のWorldwide Developers Conference に招かれ、CEOのティム・クック氏から「世界最高齢のアプリ開発者」と称えられる。2018年には国連総会で「高齢社会とデジタル技術の活用」をテーマに基調講演を行った。政府の「デジタル田園都市国家構想実現会議」「デジタル社会構想会議」などの有識者メンバーでもある。

上記サイト内【プロフィール】より引用

若宮さんのご活躍や哲学は、上記リンク先をぜひ読んでいただきたいのでそちらにお任せするとして…。
今日も、本屋さんでGoogleWorkspaceに関する本を探すべくPC関連の棚を見た時に、若宮さんの著作が視界に入りました。

何かを学ぶのに、遅すぎるなんてことはない。
行動で示してくださる先達がいること。そしてnoteという、年代関係なく繋がれるインターネットの世界でその存在を知れたことを、心強く思いながら応援しています。
(Rinkox | 生活最適化メモさんのnoteも、ぜひご覧くださいませ)



ところで、若宮さんのインタビューを読みながら連想するように思い出したのが、昨年読んだ上田啓太さんの著書『人は2000連休を与えられるとどうなるのか?』でした。

軽い響きのタイトルに、このポップな表紙。
しかし中身はすごい。

知人宅にある一畳半の小部屋(大家さんが物置と呼ぶ空間)に、パソコンなどの最低限の生活用品を持ち込み、知人に月額3万円の家賃を払って住む。
家賃とあと食費などの必要な出費は、ウェブで投稿できる週刊誌掲載の大喜利の賞金から、最低限の収入を得ることでまかなう。
そんなふうにして過ごした、2000日間の生々しい記録です。

序盤こそ『仕事のない解放感を味わう』『図書館に通って本を読む』などの平和な章題が見られるものの…。
考えることや行動に移すことが少しずつ現実離れしていき『自分にも他人にも現実感が持てなくなる』などの段階が訪れ、それでもなお思索は続きます。
(読みながら、著者の上田さんに「本を読む習慣」と「文章を書く素養」があって本当によかった、と思ったものでした)


なぜ若宮さんのインタビューで、上田さんの本を思い出したかというと…。
読了当時、2000を365で割って「約5年半か」と計算してしまったことが影響しています。

今はまだ、想像するしかないけれど。
60歳とか65歳とか(もしかしたら70歳とかそれ以降とか?)で退職したと仮定すると、そこからは「連休」がずっと続くわけです。
そして平均寿命から考えたら、おそらくその「連休」は、上田さんが体験した2000連休より長いものになるなあ、と。


若宮さんも、パソコンを購入したのは58歳の時だけれど、表計算ソフト「エクセル」を使って色鮮やかな図案を描く「エクセルアート」を考案したのは70歳を過ぎてから。
パソコン購入からの期間だけを見れば、2000日間の倍以上です。

学ぶことの大切さが本当に分かったのは80歳を過ぎてからです。学ぶ気になれば、新聞だってテレビだって、立派な教材です。毎日の通勤電車内で流れる英語のアナウンスだって、その気で聞けば、「こういう言い方をするのか」と勉強になりますよね。要するに教材はいっぱいある。

上述のサイト内、若宮正子さんのインタビューより引用

やたら未来ばかりを想像して、今を不安に過ごす必要は無い。
でもどうせなら、内側から湧き上がる楽しさを自分で見出せるようになるのは、早いに越したことはない。
と、先達のご活躍から教えてもらったようなものです。

気分も機嫌も良く生きていきたい。
改めて、インターネットという「インプット」と「アウトプット」の双方に特化した環境が身近にある今をありがたく思います。
これからも気合い入れて書いていこう。


日曜日ですね。
風邪などひかないようにお気をつけください。
今日も良い日になりますように🙆


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