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fujifilm x100f 22 tips

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富士フィルムのレンジファインダー、x100fを使用して、その使い方のポイントを作例写真と共に紹介しています。
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#デジタル

x100シリーズ、フジノンレンズの魅力

x100シリーズ、フジノンレンズの魅力

x100fの魅力はフジノン23mm f2 レンズにある。

今回はx100sの写真だ。
初代から搭載されているこのレンズの凄さに関しては、他でも多く語られているのであまり言うことはない。

2430万画素のX-trans cmos3 ローパスフィルターレスセンサーと、画像処理エンジンX Prosessor Proの力と相まって、高画質の写真を生み出す。
その場の空気までも閉じ込めているような、写り

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x100fのシャッター音

x100fのシャッター音

x100fのシャッター音は、とても小さい。

レンズシャッターという機構の為、小さくチッと鳴る。
初期設定では作られた音が鳴るように設定されている。
メニュー>セットアップ>サウンド設定からシャッター音やフォーカス音を調整することができる。

撮影する状況によっては、フォーカス音やシャッター音を出す方が良い場面もある。耳でフォーカスの合致を確認できることは、正確なピントを生み出し、シャッター音は次

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フォーカスレビュー

フォーカスレビュー

今回はx100fのフォーカスについてレビューしてみたい。
使用してみて、すぐに進化していると感じたポイントはフォーカスの速さだった。
x100sの時もすでに使えるレベルだった記憶があるが、fはおっと少し驚くくらいの食い付く感じがある。
フォーカスの精度もさらに磨きがかかっているようだ。x100sは光学ファインダーを使用して撮影して、後で上がりを見てみると、ピントが来ていないということが多々あった。

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好感度な高感度

好感度な高感度

少し高感度でx100fを使っみた。
調子は良さそうだ。
モノクロのアクロスモードということも相まって、iso1600では何も違和感がない。

夕暮れた後、帰り道に花が咲いていた。
解放でもよかったのだが、シャッタースピードに余裕が見られたので、ひとつ絞ってみた。
しっかりと構えれば、1/30でも手ブレしない。それがレンズシャッターを搭載したこの手のカメラの利点でもあると思う。
ライカは横走り式フォ

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デジタルテレコン

デジタルテレコン

f/8 s1/220 iso400 acros (70mm)

x100fにはデジタルテレコンという機能がある。
23mm(換算35mm)のレンズ一体型カメラだが、デジタル処理により50mmと70mmの画角で撮影ができるというもの。
使い方は、初期設定ではピントリングを回すだけだ。
これにより、光学ファインダーで覗いた時に、フレームが50mm、70mmと切り替わる。まるでライカでレンズを交換し、そ

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マクロモード

マクロモード

他のx100シリーズでもおなじみのマクロモードは、x100fでも健在だ。
目玉焼きを寄りで撮ってみた。
つまらない被写体かもしれない。そもそも被写体で写真の価値は変わるのだろうか。それらの議論は他へ残しておきたい。

最短で10cm程まで寄れるようだ。マクロの時は、光学ファインダーを使うよりも、背面のディスプレイモードに切り替えて使用した方が良いかもしれない。フレーミングが正確になるから。

いつ

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fujifilm x100f

fujifilm x100f

ついにこのカメラとの生活が始まる。
fujifilm x100fだ。x100、x100s、x100tときて最終進化系。

私は以前、x100sを使用していた時期があった。
しかし半年で手放してしまった。それ以降はLeicaMPを使ってきた。
スナップという写真のスタイルを貫く中で、それに勝るカメラは正直言って見当たらなかった。感材の減少、価格の高騰で、使い続けることが難しくなっていく。
Leica

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