東京ブラスオルケスター

2005年に設立した東京都の一般吹奏楽団です。通称「ブラオケ」 吹奏楽だけに留まらない…

東京ブラスオルケスター

2005年に設立した東京都の一般吹奏楽団です。通称「ブラオケ」 吹奏楽だけに留まらない、音楽にまつわる様々な内容について投稿していきます! 見学希望、お問い合わせはこちらから! info@tokyobraorche.sakura.ne.jp

マガジン

  • 名曲名盤紹介 その他のジャンル編

    ブラオケ団員がおすすめしたい、至極の名曲や名盤の数々を紹介しています。ここでは特定のジャンルに囚われない様々な音楽を特集しています。お気に入りの一曲が見つかるかも!?

  • 名曲名盤紹介 映画音楽編

    ブラオケ団員がおすすめしたい、至極の名曲や名盤の数々を紹介しています。ここでは映画音楽を特集しています。お気に入りの一曲が見つかるかも!?

  • 名曲名盤紹介 クラシック編

    ブラオケ団員がおすすめしたい、至極の名曲や名盤の数々を紹介しています。 ここではクラシックを特集しています。 お気に入りの一曲が見つかるかも!?

  • 名曲名盤紹介 ゲーム音楽編

    ブラオケ団員がおすすめしたい、至極の名曲や名盤の数々を紹介しています。ここではゲーム音楽を特集しています。お気に入りの一曲が見つかるかも!?

  • 名曲名盤紹介 民族音楽編

    ブラオケ団員がおすすめしたい、至極の名曲や名盤の数々を紹介しています。 ここでは民族音楽を特集しています。 お気に入りの一曲が見つかるかも!?

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こんにちは!「東京ブラスオルケスター」です!(当楽団のご紹介)

■東京ブラスオルケスターについて私たち「東京ブラスオルケスター」は、都内の大学生によって、2005年に設立した吹奏楽団です。 学生・社会人を問わず、幅広い年代の団員が約50名所属しています。 活動は、毎週日曜日の昼または夜に4時間ほど、23区内(豊島区・江東区・北区・杉並区など)の公共施設にて練習を行っています。 当団では吹奏楽曲のみならず、管弦楽曲、映画音楽、スウィング等、幅広いジャンルの音楽を演奏することで、吹奏楽の持つ可能性の幅を拡げることを目的に活動を行っていま

    • ブラオケ的名曲名盤紹介〜マニアックな世界へようこそ…〜 #5「独特な曲集」

       今回は、クラシックのジャンルに入りはするものの、なかなかに特徴的な曲について話していきたいと思う。  皆さんは、「音楽」と聞くと何を思い浮かべるだろうか。吹奏楽をやっていた人たちからすれば、きっとそれは自分がやっていたマーチや、コンクールの自由曲、定期演奏会でやっていたJポップや、アンサンブルでやっていた少人数編成の曲が思い当たるかもしてない。  はたまた楽器をやっていないという人であれば、Jポップや、ロック等が思い浮かぶかもしれない。  楽器をやらない人からすれば、クラ

      • ブラオケ的名曲名盤紹介コラム〜映画音楽編〜#4日曜劇場『砂の器』より ピアノ協奏曲『宿命』

        「砂の器」は、松本清張の長編推理小説であり、東京都大田区の蒲田駅操車場で起きた殺人事件をきっかけに、刑事の捜査と犯罪者の動静を描く作品である。これで、1974 年に映画化されるのみならず、7 回に渡ってテレビドラマ化され、非常に有名な作品と言っても過言ではない。従って、単に「砂の器」と言っても、どの版なのかによって曲の構成が異なるのだが、今回ご紹介させて頂く曲は、2004 年に TBS 系の日曜劇場として放送された際のテーマ曲であり、千住明氏によって作曲されたピアノ協奏曲「宿

        • 名曲名盤紹介コラム ~ クラシック#14 プーランク:生誕 100 年記念 室内楽全集

           フランスの作曲家「フランシス・プーランク」の作品を聴くと、非常に独特且つ簡素な旋律で、どことなく心地良さを感じざるを得ない。オペラやバレエのような舞台音楽から、管弦楽曲、室内楽曲、合唱曲、教会音楽など、多岐に渡る作品を残しており、「プーランクの作品と言えば?」と聞かれたら、三者三様の回答が返ってくるであろう。その中で、今回ご紹介する室内楽全集は、プーランクの生誕 100 年を記念して 1999 年にリリースされた CDであり、木管奏者であれば必聴の CD である。…と言うの

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        こんにちは!「東京ブラスオルケスター」です!(当楽団のご紹介)

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        • 名曲名盤紹介 その他のジャンル編
          5本
        • 名曲名盤紹介 映画音楽編
          4本
        • 名曲名盤紹介 クラシック編
          14本
        • 名曲名盤紹介 ゲーム音楽編
          6本
        • 名曲名盤紹介 民族音楽編
          6本
        • 名曲名盤紹介 ジャズ編
          11本

        記事

          ブラオケ的ゲーム音楽名曲名盤紹介〜玉響の記憶〜 #6『ポケットモンスター』

           世間は12月に入り、いよいよ寒さも増して冬が到来しているが皆さんはどのように過ごされているだろうか。  12月、といえば年末もしかり、子供のいる家ではそろそろクリスマスのプレゼントを探り始める時期ではないだろうか。  筆者は、小学生のころ、DSをサンタさんにねだったところ、なぜか百人一首と裁縫セットをもらって、憮然としながら百人一首の坊主だけあつめたり、トランプ・タワーをつくったりしていたことがあった。(百人一首のやり方を知らなかったため)  いまはDSではなくSwit

          ブラオケ的ゲーム音楽名曲名盤紹介〜玉響の記憶〜 #6『ポケットモンスター』

          ブラオケ的名曲名盤紹介〜マニアックな世界へようこそ…〜 #4「水の音特集」

           いよいよ、秋も深まってきた今日この頃、休日はどこで読者の方々はすごしているだろうか。 11月に入り、一瞬いように暑くなったものの、これからはどんどん寒くなると天気予報は言っている。筆者は、昨日、何とはなしに散歩をしたとき、ふっとまわりをみれば肌寒さと共に、知らない間に紅葉が始まっているのをみてびっくりしていた。  行楽シーズンの秋、紅葉の秋の始まりである。みな河口湖にいって観光したり、あるいは高尾山にハイキング(山登り)にいったりする方もいるだろう。  そんなハイキングや

          ブラオケ的名曲名盤紹介〜マニアックな世界へようこそ…〜 #4「水の音特集」

          ブラオケ的民族音楽名曲名盤紹介 #6「極北の民族音楽2:チュクチ自治管区 )

           極北の民族音楽1「ヌナブト準州及びグリーンランド」に続き、今回はロシアのチュクチ自治管区の民族音楽について触れたい。 チュクチ自治管区は、ロシア極東連邦管区の北東端に位置する人口約53,000人の自治管区であり、ロシアの中でも厳しい大自然の土地として知られている。冬の寒さは1月が零下15度~35度と極めて厳しく、夏は短い。7月の気温は5度~14度。年間降水量は200~400mmと少なく、海岸部はロシアでもっとも風の強い地域となっている。 チュクチ自治管区の民族音楽は、私

          ブラオケ的民族音楽名曲名盤紹介 #6「極北の民族音楽2:チュクチ自治管区 )

          ブラオケ的ジャズ名曲名盤紹介 ~これを聴け~ #12 Bill Evans

          0. はじめにジャズの名曲名盤紹介、かなりお久しぶりになってしまった。実に半年ぶり。筆者としてはあっという間の半年であったが、読者の皆さんはいかがお過ごしであっただろうか。 さて、お久しぶりとなったジャズ編、実は何を特集しようかかなり悩んだ。王道のアーティストを紹介しようか、マニアックなアーティストを紹介しようか・・・悩みながらふとカレンダーを見ると、「9月15日」の日付が目に留まる。 「9月15日・・・!ああ!そうか!」と思い出す。そう、この日はジャズ界におけるレジェンド

          ブラオケ的ジャズ名曲名盤紹介 ~これを聴け~ #12 Bill Evans

          ブラオケ的ゲーム音楽名曲名盤紹介〜玉響の記憶〜 #5『スプラトゥーン3』

           突然だが、次のYouTubeの一曲目を、「曲の構成がどうなっているか(小節がどうなっているか、拍子が何拍子なのか、なんの楽器が使われているのか等)」を考えながら、聞いてみてほしい。  果たして皆さんは一発で理解できただろうか。  上記の曲は、ゲーム「スプラトゥーン3」、サーモンランというルールのゲームの際のBGMである。 (簡単な解説をすると、上記の場合、拍子は、10/8から始まりそこから11/8、12/8、13/8と、8分音符が一個ずつ増えていき、途中からそこに4/4の

          ブラオケ的ゲーム音楽名曲名盤紹介〜玉響の記憶〜 #5『スプラトゥーン3』

          ブラオケ的名曲名盤紹介コラム〜映画音楽編〜#3『The Sound of Music』

          「ドはドーナツのド、レはレモンのレ」という言葉を聞くと皆さんは何を思い浮かべるだろうか。  これは日本語でアレンジをした、「ドレミのうた」である。  小学生の時、あるいは幼い頃、誰もが一度は歌ったことのある(あるいは聞いたことのある)曲ではないだろうか。  日本で知られている「ドレミの歌」はペギー葉山によって、訳詞、歌唱、その後NHK『みんなのうた』でも1962年に放送されたものがメジャーとなっているが、このドレミの歌のもとは、実話を元にしたミュージカル『サウンド・オブ・ミ

          ブラオケ的名曲名盤紹介コラム〜映画音楽編〜#3『The Sound of Music』

          ブラオケ的民族音楽名曲名盤紹介 #5「極北の民族音楽1:ヌナブト準州及びグリーンランド」

           北極圏の民族音楽がどのような音楽なのか、気になる人は多いであろう。北極圏に該当する地域というのは、下の地図のように、アイスランドやグリーンランド、アラスカ、カナダのヌナブト準州、サーミランド、ロシアのチュクチなどが該当し、イヌイットを始め、様々な民族が在住している地域である。  当然ながら、極北であれば極寒の地域であり、木管の管楽器はすぐに割れてしまうだろう。歴史的観点から見た場合、経済的にも決して裕福な地域とは言えないため、極北の民族が高価な金属の楽器を使うということも

          ブラオケ的民族音楽名曲名盤紹介 #5「極北の民族音楽1:ヌナブト準州及びグリーンランド」

          ブラオケ的吹奏楽名曲名盤紹介~吹奏楽の散歩道〜 #13「J.バーンズの世界①」

          今回はちょっと原点に帰って、吹奏楽で有名な作曲家にスポット当てて、いくつかお気に入りの曲について語ってみようと思う。 今回ご紹介するのはタイトルにもある通りJ.バーンズ。 Wikipediaによると、J.バーンズとはこんな人物。 ――――――――――――――――――――――――――――― ジェイムズ・チャールズ・バーンズ(James Charles Barnes,1949年9月9日- )は、アメリカ合衆国の作曲家・指揮者であり、専攻楽器はチューバ。 カンザス大学で作曲

          ブラオケ的吹奏楽名曲名盤紹介~吹奏楽の散歩道〜 #13「J.バーンズの世界①」

          ブラオケ的ゲーム音楽名曲名盤紹介〜玉響の記憶〜 #4『ゼルダの伝説』

           5月12日(金)、「ゼルダの伝説 Tears of the Kingdom」という一つのゲームが発売された。  発売元は任天堂、ディレクターは「ゼルダの伝説 時のオカリナ」等にもたずさわった青沼英二、前作「ゼルダの伝説 Breath of the Wild」にたずさわった藤林 秀麿をはじめとて作製された、任天堂中でも長きにわたって人気を誇るゲームの最新作である。  「ゲーム休み」なるものを取ろうとする人が現れ、(私も休みたいと思ったがそうは上手くいかなかった)、発売から二

          ブラオケ的ゲーム音楽名曲名盤紹介〜玉響の記憶〜 #4『ゼルダの伝説』

          ブラオケ的クラシック名曲名盤紹介 〜オケ好きの集い〜  #13 スーザン・ニグロ「ザ・ビッグ・バスーン」他

           コントラ〇〇という名前が付いた楽器の魅力を考えたことがあるだろうか?管楽器に限定した場合、オーケストラプレイヤーであればコントラファゴット、吹奏楽プレイヤーであればコントラバスクラリネットあたりがパッと思い浮かぶだろう。極稀にコントラバストロンボーンも登場する。  これらの楽器は、非常に低い音域を担当する楽器であり、また、フォルテで鳴らす場合は、地響きが起きているような錯覚に陥るほどの低いサウンドがバリバリ鳴っており、個人的には非常に心地が良い。しかしながら、これらの楽器が

          ブラオケ的クラシック名曲名盤紹介 〜オケ好きの集い〜  #13 スーザン・ニグロ「ザ・ビッグ・バスーン」他

          ブラオケ的名曲名盤紹介コラム〜映画音楽編〜#2『Le petit poucet』

           フランスの詩人、シャルル・ペローの童話集に、Le petit poucetという童話がある。日本語に翻訳すると「親指小僧」だ。あらすじをざっくり説明すると、生まれたときは親指ほどの大きさしかなかった少年が、ある日、財政難の理由から兄弟共に両親に捨てられる。自力で戻ろうとするも、迷子になり人食い鬼の家に辿り着いてしまう。当然ながら、危ない場面に遭遇してしまうが、機転を利かせながら人食い鬼から上手く逃げ出し、且つ、大きな財産をも獲得して帰宅する…というストーリーだ。この「Le

          ブラオケ的名曲名盤紹介コラム〜映画音楽編〜#2『Le petit poucet』

          ブラオケ的ジャズ名曲名盤紹介 ~これを聴け~ #11 グラミー賞を受賞した曲たち~2023 Grammy Nominations~

          0.はじめに 「アンテナを張る」。自分の好きなジャンルにおいては造作もないことのようだが、実は自分が好きなものほど好きなものが固定されてしまい、それで満足している分、そのジャンルの新しいものを取り入れようとする動きが鈍くなってしまうということは割と起こりうる話である。アーティストがそれまで発表してきた曲と全く違うテイストの曲を出してくると「え!?こんなの○○っぽくない!前の曲/アルバムの方が良かった!」などといったコメントが一定数現れるのも、人間が本能的に変化を好まず、安定感

          ブラオケ的ジャズ名曲名盤紹介 ~これを聴け~ #11 グラミー賞を受賞した曲たち~2023 Grammy Nominations~