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時事英語: Antisemitism(反ユダヤ主義)

イスラエルがよく使う「反ユダヤ主義」を、英語では”Antisemitism"(アンチ・セミティズム)といいます。反ユダヤ主義とは、ユダヤ人への敵意、憎悪、迫害、偏見のことです。

しかし、Semitic(セム)は本来、人種ではなく、言語を表す言葉です。セム系言語には、ヘブライ語やアラビア語などのさまざまな言語があり、中東だけでなく、アフリカでも広く使われています。

セム系の言語を使う国々は中東、アフリカに広く存在する

英語の"Antisemitic"を、分かりやすい日本語にすると、「セム系の言語を使う人々への差別・迫害」となるわけです。

したがって、イスラエルのパレスチナ人に対する無差別虐殺は、"Antisemitic"に該当します。1940年代からパレスチナ人を差別、殺戮、迫害しているイスラエルこそが、世界で最もAntisemitic(反セム系)な国になるわけです。

結論をいうと、Antisemitic(反セム系)というのは、イスラエルが「自分たちは被害者」と都合よく振舞いたい時によく使う造語なのです。

イスラエルを牛耳るアシュケナージ(ドイツ系ユダヤ人)が、有色人種という理由だけでエチオピア系のユダヤ人をイスラエルから追い出したのは有名な話です。これこそ「反ユダヤ的」というものです。

「自分たちだけが特別で、自分たちだけがいつも被害者」

アシュケナージが世界中で嫌われる理由がよく分かりますね!



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