西風びゅん

坂の街長崎で折りたたみ自転車「birdy」に乗っています。気負わずに自分のペースで楽し…

西風びゅん

坂の街長崎で折りたたみ自転車「birdy」に乗っています。気負わずに自分のペースで楽しみながら走っています。たまに輪行にて、あちこち行っています。自転車にまつわる話あれこれ、気長に綴っていきます。

マガジン

  • 坂の街長崎で、折りたたみ自転車に乗り続ける男の話

最近の記事

ホイールバッグと思いきや

土日の早朝は車が少ないので、自転車に乗るにはいい環境です。朝の空気は澄んでいて気持ちいいものです。 数年前の早朝、いつものように長崎市内を折りたたみ自転車で二時間ほど走っていたところ、自転車のホイールバッグ(カバー)らしきものを持っている人を、二人も見かけました。坂の街長崎で自転車に乗っている人を見るのも珍しいのに、自転車のホイールを持ち運んでいる人を短時間に二人も見かけるなんて、すごい偶然だなと思っていました。 しばらく経って自転車仲間にその話をすると「たぶんそれは自転

    • 井上陽水の歌碑

      輪行の目的は人それぞれ。列車で近くまで行って、自転車で観光地を巡ったり、美味しいものを食べたり、自然とたわむれたり、楽しいことなら何でもやりたい。 という訳で、本日の目的は「井上陽水の歌碑を見に行く」です。井上陽水さんは福岡県田川郡の出身です。そこに、名曲「夏まつり」の歌碑があるとか。JRと平成筑豊鉄道を乗り継いでいざ目的地へ。平成筑豊鉄道は風情があって最高です。田園の中をコトコトと走ります。糸田駅に着いても観光案内板のようなものは見当たりません。晴天の中、まさしく青空ひと

      • 「自転車通行可」の歩道

        自転車は車道の左側を走る。基本中の基本です。逆走は絶対にダメです。ところで全国各地に、自転車通行可と書かれた道路標識が立ってある歩道がありますよね。みなさんここを自転車で走っていますか? ロードバイク乗りの人100人に聞いたら99人は走らないという答えだと思います。さて折りたたみ自転車birdyに乗っている私は、臨機応変に走ると答えます。私は基本的には歩道は走らないのですが、輪行で見知らぬ土地に行って、交通量が多い場所で、自転車通行可の歩道があるときには、積極的にこの歩道を

        • 上り坂の勾配と角度

          上り坂はきついです。しかし終わりのない上り坂はありません。いつかは平たんになるか下り坂になります。そう思うとどんな坂でも苦になりません。と偉そうに言いましたが、私の場合は登りでどうしても無理と思ったら、すぐ歩くようにしています。ロードバイクを押しているとヘタレと思われますが、折りたたみ自転車を押していても何の違和感も抱かれないのではないのでしょうか(自意識過剰。そもそも誰も何も思わない)。 ところで道路標識で勾配〇〇%と表示されているのがありますが、みなさんこの意味は理解さ

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        • 坂の街長崎で、折りたたみ自転車に乗り続ける男の話
          27本

        記事

          サイクリング途中の自販機ラーメン

          サイクリングの途中でコンビニと自販機のお世話になることは良くあります。ところが深い緑に覆われた地方の山間部などでは、延々と自販機すらないということがたまにあります。私が山口県岩国市の錦川清流沿いを愛車birdyでサイクリングしている時もそうでした。 そしてその途中、忽然と現れた何台もの自動販売機のかたまり。思わず自転車を止めて、隅々まで眺め、あれこれ迷ったあげく、自販機ラーメンを食べました。後で調べたら地元では結構有名な場所らしくて、私が居る時も、車が何台か出入りしていまし

          サイクリング途中の自販機ラーメン

          ワイヤー錠は2個必携

          折りたたみ自転車で輪行を行う時の必携品の一つにワイヤー錠があります。もちろん輪行だけでなく街乗りの時にもワイヤー錠が必要な場面があります。そういえば本格的ロードバイク乗りの皆さんの大半は、ワイヤー錠は不要だとのこと。何故ならば、片時もロードバイクのそばを離れないからだとか。 それはともかくとして、私の場合、常にワイヤー錠を2本持って行きます。これは高価なものでなくて十分です。何故ならば盗難防止というよりも、転倒防止の意味合いが強いからです。列車に折りたたみ自転車を積んで移動

          ワイヤー錠は2個必携

          折りたたみ自転車とエルゴグリップ

          折りたたみ自転車はロードバイクに比べてフレームも小さいので、どうしても乗車ポジションが窮屈になります。ハンドルがもう少し先にあれば、納得の前傾姿勢フォームを取ることが出来るのにといつも思います。しかし何事にもメリット、デメリットがあるので、これは自分で試行錯誤して、工夫するしかありません。 そこで登場するのがエルゴグリップです。折りたたみ自転車birdyは、カスタムの自由度が高いので、雑誌等では、個性的なバイクがたくさん紹介されています。それはそれで感嘆したり、羨ましかった

          折りたたみ自転車とエルゴグリップ

          雨の日のプチトレーニング

          雨の日は自転車に乗ることができません。梅雨ともなると、もう長期間乗れないので身体もなまります。本格的自転車乗りの方は、室内で固定ローラーのトレーニングを続けられている方も多いと思います。最近はズイフト(ZWIFT)によるトレーニングも人気とか。 しかし私の場合、折りたたみ自転車での輪行のためのトレーニングを目的とするので、そんなに時間もお金もかけられません。ということで、駐輪場で錆びついていたクロスバイクのルイガノを引っ張り出してきました。そして、これまたロードバイクと同時

          雨の日のプチトレーニング

          輪行と雨具

          サイクリングの途中で雨に降られるのは嫌なものです。それなのに私は輪行に出かけるとき、雨具は持って行きません。なぜなら雨の予報の時は、輪行は中止するからです。 まず輪行の一週間前から週間天気予報を見ます。それで目標の日が晴れそうだったら輪行の計画を立てます。出発前日に気象庁、民間の両方の発表予報で、天気が大丈夫であることが確認出来たら、輪行に出かけます。最近の天気予報の精度はかなり高いので、これで雨に降られることはほぼありません。 しかし数年前の真夏、福岡県の飯塚市を輪行し

          輪行と雨具

          一日4回の折りたたみも楽々

          福岡県の志賀島。金印が発見されたことで有名な場所ですね。ここもまた輪行で訪れるには最高の場所です。JRで西戸崎駅まで行って志賀島を一周するもよし、福岡市内寄りの香椎あたりで列車を降りて、自転車で長距離走って目指すも良しという感じです。海の中道から志賀島は絶好のサイクリングルートなのでたくさんの人がいろんなところで紹介しています。あまりに良いところなので私も2回行きました。 そのうちの一回は志賀島を一周した後、福岡市営渡船で博多港まで戻りました。この福岡市営渡船がまた最高でし

          一日4回の折りたたみも楽々

          側溝には注意

          輪行であちこちに出かけると、初めての道を自転車で走ることになります。すべてが新鮮な景色で、まだ行ったことのない、いろんな場所があるんだなと、いつも感慨を覚えます。 一方で初めての道ゆえにヒヤリとすることもあります。それは大分県の山奥を愛車birdyで快適に走っていた時のことでした。景色はいいし、車は少ないし、言うことなしの道で、鼻歌交じりにペダルを漕いでいました。ゆるやかな右カーブで、大型トラックが、後ろから迫って来たので、私はとっさに左に寄らねばと思い、かなり左にハンドル

          側溝には注意

          自転車とネックスピーカー

          自転車で路地裏に迷い込んだり、初めて通る道を走ったりすると、非日常の世界の体験となりわくわくします。一方でトレーニングも兼ねて同じ場所を何回も走っていると、さすがに飽きてきます。私の場合で言うと、いつもの工業団地、愛車birdyを購入してから5年半で約160回走ってます。なぜ走り続けることができているのか。そうネックスピーカーがあるからです。 これは本当に優れものです。スマホにダウンロードした音楽を聴きながら自転車をこぐと、2時間なんてあっという間です。イヤホンだとクラクシ

          自転車とネックスピーカー

          諫早湾干拓地と自転車

          長崎県諫早市には諫早湾干拓地があります。潮受け堤防を開門するか否かで、国、漁業者、営農者それぞれの立場から係争中であり依然決着は見られていません。ここではその問題には触れませんが、自転車乗りの立場からすると、諫早湾中央干拓地及び諫早湾干拓堤防道路は絶好のサイクリングコース、トレーニングコースとなります。2015年には自転車のタイムトライアルレース(100㎞)が開催され自転車雑誌にも紹介されました。 この干拓地はほぼフラットであり、信号もないし交通量が少ないことで、かなりスピ

          諫早湾干拓地と自転車

          パンク上等!

          輪行の話をすると「パンクした時はどうするの?」という質問をよく受けます。どの書籍や雑誌を見ても、替えのチューブ、タイヤレバー、携帯ポンプまたはCO2カートリッジインフレーターを持参すること、そしてチューブ交換ができるように予め練習しておくべきというようなことが書かれています。私も以前ロードバイクに乗っていたことがあって(初心者の域を出ませんでしたが)、その時は、この教えを守っていました。 しかし折りたたみ自転車birdyに乗って輪行を楽しんでいる今現在、パンク修理キットは、

          パンク上等!

          サイクリングとは1日30㎞を週3回

          世界的自転車ブランドGIANTの創業者の劉金標氏は2016年のインタビューで「サイクリングとは1日30㎞を週3回」と話しておられます。この時、御年82歳。 平地を25㎞走っただけで、結構な運動量とか言っている、私のようなヘタレとは格が違います。ただ、この言葉は、ずっと印象に残っていて、私も年を取ってからもサイクリングであちこち行ける体力は保ちたいという願望は密かに持ち続けています。しかしよくよく考えたら身体能力にも、生活スタイルにも個人差があって当然、人それぞれで全く構わない

          サイクリングとは1日30㎞を週3回

          普段の自転車コース

          いくら輪行が楽しいと言っても、そうしょっちゅう時間がとれる訳でもなく、普段は長崎市内及びその近郊を走っています。車に愛車birdyを積んで家を出て、駐車場に車を止めて、できるだけ交通量の少ない、平地が多いところを選んで走っています。 よく走るのは工業団地ですが、ここは、ほぼフラットのコースで、土日は確実に車が少ないので、ストレスなく走ることができます。工業団地内及びその周辺をぐるぐると複雑に周回して、約25㎞。本格的自転車乗りの皆さんからみたら、ちょっとしたウォーミングアッ

          普段の自転車コース