タッチコア

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ITやDXを上手に使い、ビジネス価値を上げ持続可能な企業にしたいと考える企業のためのアドバイスや研修をご提供。 多くの経営者やDX部署から、ICT/DXについて「何から手をつけてよいものか」とご相談を頂きます。 そんな企業様を、幅広い知見の提供でサポートします。

最近の記事

連休に想うー京都は日本だったような[20240427]

ゴールデンウィークがスタートした。 例年、この連休は混雑が予想されるし、特に直近3年間はコロナ禍もあり遠出はしていなかった。 しかし何と、今年は初日の今日、京都に来ている。 大学の同窓会に参加するためだ。 これも毎年参加していた訳ではないが、今年は還暦同窓会というタイミングなので是非出席しようと思った訳だ。 それにしても、ゴールデンウィークという日本の暦の事情もあろうが、とにかく列車やホテルが大混雑だ。 早めに予約したものの、のぞみは全席指定、ホテルは倍の価格を付

    • ITマネジメントに人気が無い理由についてMicrosoft Copilotに聞いてみた-4[20240426]

      今回もITマネジメントに人気が無い理由についてMicrosoft Copilotに聞いてみた。 ーー 「意思決定のスピード」 ・ITマネジメントは経営陣とのパイプ役としても機能します。しかし、意思決定のスピードを向上させるためには、組織全体での意識改革が必要です。 ・現場の様子を経営陣に伝え、新たな施策を効率的に実施するために、ITマネジメントの存在は重要です。 ーー 全体としてコメントしたい。 「(意志決定の)スピード」と言うのは、日本企業の最も不得意とする分野だ。

      • ITマネジメントに人気が無い理由についてMicrosoft Copilotに聞いてみた‐3[20240425]

        ITマネジメントに人気が無い理由についてMicrosoft Copilotに聞いてみた。 ーー 「スキルと教育の不足」 ・ITマネジメントを担当する人々は、IT技術の知識と経験を持っている必要があります。しかし、スキルの不足や適切な教育が受けられていない場合、業務の効率化やセキュリティの強化が難しいことがあります。 ・ITマネジメントのポジションに就くためには、適切なスキルを身につけることが重要です。 ーー まずは、前者の回答についてコメントしたい。 日本において「ITマ

        • ITマネジメントに人気が無い理由についてMicrosoft Copilotに聞いてみた‐2[20240424]

          ITマネジメントに人気が無い理由についてMicrosoft Copilotに聞いてみた。 ーー 「組織文化とトップの意識」 ・日本の組織文化は、従来ヒエラルキー型であり、新しいアプローチや変化に対する抵抗がある。ITマネジメントは変革を促進する役割を果たすため、この文化と相容れない。 ・経営陣の意識が変わらない限り、ITマネジメントの推進はむずかしいことがある。 ーー まずは、前者の回答についてコメントをしたい。 ITマネジメント領域が海外で著しく発展したのが2000

        連休に想うー京都は日本だったような[20240427]

        • ITマネジメントに人気が無い理由についてMicrosoft Copilotに聞いてみた-4[20240426]

        • ITマネジメントに人気が無い理由についてMicrosoft Copilotに聞いてみた‐3[20240425]

        • ITマネジメントに人気が無い理由についてMicrosoft Copilotに聞いてみた‐2[20240424]

          "IT管理"と訳すから誤解を生むのか[20240423]

          日本のITで良く知られているのはITデリバリという領域である。 しかし、日本では殆ど知られていないが、ITマネジメントと呼ばれる領域がある。 海外ではITマネジメント領域の業務が発達していて「経営とITの融合」が進んでいる。 ITと言えばエンジニアリング、テクノロジの課題・問題だと思ってしまうのは何故だろうか。 いま流行の生成AIに聞いてみた。 使ったのはMicrosoftのCopilot、以下4点があがった。 1.認識の問題 2.組織文化とトップの意識 3.スキ

          "IT管理"と訳すから誤解を生むのか[20240423]

          誰でも気分の良い仕事をしたいけれど[20240422]

          前回は「なぜ、IT部門は計画的に仕事が出来ないのか?」と問いかけて終了した。 この問いかけは全てのIT部門にという訳ではないのだが、それでもかなり多くの組織で当てはまっていると思う。 計画的な仕事をしにくい環境になっていると言った方が正しいだろうか。 ITの仕事は「(システム)障害対応」とか「バグ対応」など突然発生するものが多い。 更に、これらの対応は急を要するモノばかりと言っても過言では無い。 IT部門以外の方から見れば「緊急対応する運用業務」ならアウトソーシング

          誰でも気分の良い仕事をしたいけれど[20240422]

          週末に想うーAIが活用される時代だからこそ[20240421]

          様々なAIツールがどんどんリリースされている。 わたしも色々使ってみているが、なかなか面白い。 そんなことを友人と話していた時のこと、友人はこう言った。 「コンサルティング業界は今後減退していくのではないか」 確かに、背表紙を「A社御中」から「B社御中」に張り替えて成果物納品。 それでいかにも仕事しましたと言うコンサルティングはまずいことになるかもしれない。 ただ、コンサルティング会社はブランド名で決め、そういう納品をありがたく拝謁する企業も少なくない。 ユーザ

          週末に想うーAIが活用される時代だからこそ[20240421]

          週末に想うーマネジメントに資する素養を伸ばすべき[20240420]

          パワハラ、セクハラ…世の中には様々なハラスメントがある。 わたしも外資系企業に勤めていた頃は、各種ハラスメントに関する研修を沢山受講させられた。 最近、外資系IT企業に勤める友人がぼやいていた。 「新人君が共有ファイルを上書きしてしまって、大変な目にあったよ」 「彼の更新ログが残っていたので、どのような操作をしたのかと尋ねたのだが特に何もしてないと言うし」 ストレートに叱れば良かろうと話したところ、パワハラと言われたら困るという。 友人は新人の上司ではないそうだ。

          週末に想うーマネジメントに資する素養を伸ばすべき[20240420]

          良く働く≠すぐやる課[20240419]

          今週はIPAのビジネスアーキテクトのスキルについて話しをしていた。 今日は、少し視点を変えて「私たちの行動様式」について話したい思う。 ビジネスアーキテクトにしろ、ビジネスアナリストにしろ、コーディングセントリックな方々から見れば何処に価値があるのか皆目見当が付かない話が多いだろう。 なので、もう少しそういう方々にも分かる話をしようと考えたのだ。 さて、大手自動車会社のIT部長と話をしていた時に出た話。 IT部長:「当社のIT部員は、とにかく良く働くのです。現場から

          良く働く≠すぐやる課[20240419]

          定義の定義が理解できていないと…[20240418]

          IPAのデジタル推進スキル標準で定義されているビジネスアーキテクトのスキルについて。 ビジネス戦略策定・実行の重要度については前回までに私見を述べた。 さて、ビジネスモデル・プロセスの領域も重要度aと定義されているスキルが多いのだが、ここにも一家言ある。 反論する訳ではないが「具体的に何が出来れば良いのでしょうか?」の問いに対する回答を考えると本当に難しい。 ビジネスモデルという言葉の定義も割と曖昧である。 ビジネスモデルという言葉は学者が提唱したのではなく、マスコ

          定義の定義が理解できていないと…[20240418]

          一寸先は闇‥ではどうする?[20240417]

          今や「VUCAの時代」だと言う。 VUCAとはVolatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)という4つの単語の頭文字をとった言葉で、目まぐるしく変転する予測困難な状況を意味する。 簡単に言うと「一寸先は闇」ということだ。 コロナ禍は象徴的だが、30年以上ぶりの円安、物価高、ウクライナやイスラエルの紛争もある意味予期できなかった事態であろう。 いつの時代も何が起きるのかわからない要素はある

          一寸先は闇‥ではどうする?[20240417]

          戦略についての基本的な話ーご質問から[20240416]

          前回、ビジネスアーキテクトのスキル・ランクを説明するために「ビジネス戦略策定・実践」について話した。 すると、意外に戦略とは何かに食いついて来られる方が少なく無かった。 「戦略は必要なのですか?」 「戦略のそもそもの意味とは何ですか?」 基本の中の基本的なご質問をいただいたので、ここでご回答をすることにした。 まず「戦略は必要なのですか?」について。 一般的には必要である。 戦略が存在しなければならない理由は、少ない資源で効率的に戦っていく為に「しないこととするこ

          戦略についての基本的な話ーご質問から[20240416]

          日本企業にはハードルが高いランク分け―ビジネスアーキテクト[20240415]

          「DX人材」の育成に余念の無い企業さまからご質問をいただいた。 「『DX推進スキル標準』のビジネスアーキテクトのスキル項目別のスキルレベルについてIPAのWebページでは重要度としてa, b, cとランク分けされていますが、例えば具体的に「ビジネス戦略策定・実行」という項目では、それぞれ具体的に何が出来る状態を指すのでしょうか?」 なかなか良い質問だ。 ちなみに、IPAのWebページでは以下のように説明している。 a:高い実践力と専門性が必要 b:一定の実践力と専門性

          日本企業にはハードルが高いランク分け―ビジネスアーキテクト[20240415]

          週末に想うー「レベル」って何!?[20240414]

          先週に、東京大学の入学式があったそうだ。 たまたま、そのニュース(!?)を見ていた。 数人の新入学生がインタビューに答えていた。 「こんなレベルの高い友人と付き合えるのが嬉しく……」 不思議なコメントだなと感じた。 友人をリスペクトした、のか、東京大学に入ればレベルの高い友人と付き合えるという趣旨なのか。 数ある取材素材の中から切り取られたものと思われるので、コメントした学生をとやかくいうつもりではない。 その前提で思ったのは「レベルの高い」の意味。 大学の入

          週末に想うー「レベル」って何!?[20240414]

          週末に想うー反省の仕方にも時代[20240413]

          先週ニュースを見ていたら。 とある有名進学校(高等学校)で生徒の自殺について賠償を求め訴訟になっているという。 ニュースで報じられる内容は限定的なので、正邪についてはコメントしないい。 ただ、若い命が失われたことは大変悲しいことで、周囲の無念は察するに余る。 また、他のスポーツ有名校では、運動部の暴言や体罰、ミスに対しての丸刈り強要が問題になっているという。 まだ未成熟な若者に対しての教育指導は本当に大切だ。 どんなに議論してもしつくせないし、どんなに努力してもこ

          週末に想うー反省の仕方にも時代[20240413]

          プロジェクト終了から始まる〇〇[20240412]

          私も若い頃には、プロジェクト屋として多くのPJをマネジメントをした。 失敗続きで、毎度毎度反省することばかりだったが、システムがカットオーバーされて特に大きな問題も無く稼働し始めると本当に感無量だった。 そして、その直後の「打上げ!」は楽しかった。 「カンパーイ!」と、苦労した仲間達との一杯は格別だ。 大体の場合やり残し案件がいくらか残るのだが、それはそれとして一区切りついた後の打上げは格別である。 殆どのプロジェクト屋は、ここで「おしまい」となり次のPJに移ってい

          プロジェクト終了から始まる〇〇[20240412]