とよめ

見つけて下さりありがとうございます。 詩を書いたり、歌ったりしています。

とよめ

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マガジン

  • 私、とよめが作った詩(歌詞)を載せています。画像は、フリー画像です。 photoACさんからお借りしました。

  • 桜影シリーズの詩(歌詞)

    桜影シリーズの中で出来た詩(歌詞)を載せています。 画像は、フリー画像です。 photoACさんからお借りしました。

最近の記事

電話と電話

錆びた電話 鳴りっぱなしのSOS 持ち主の君には何故か届かず 微睡む世界に君一人 君の心には敵ばかり 誰かを信じることなど難しい 息苦しいこの夜の根っこには やっかむ誰かの幸せが 点滅する画面に幾億 視点の合わない私は一つ

    • 続きはまた今度

      画面の先で何度あなたの名前を消そうと 消えぬ思い出は何故か重なり煌めくの 生きてくれればそれで良い 幸せならば尚更良い 今日も楽しいことが沢山あると良いな ゲラゲラ笑って 話の中身なんて空っぽさ でもそんな時間が心地良くて ふと思い出す度にクスリと笑う 今に煌めきを足した過去 いつかまたあなたと会えたなら その時は大人びたフリをして お上品に笑おうや

      • 深紅の薔薇

        雁字搦めになった心すらも美しく 絡まる蔦は薔薇のように 針を出し鮮やかな血を求む でもそれを願ったのは? 痛みを超えたい、とは? ・・・ 光の始まりは闇の中 恐ろしさもなく温かだ 輝くものが自分であると 気が付けたのなら羽は宿る 雁字搦めになったあなたすらも愛おしく 絡まる蔦は薔薇の如く 赤をつけ鮮やかな愛を告げる ねぇそれで満足かい? 「あなたが好き」だとか ・・・ 光の始まりは闇だから 深みも増して艶やかだ 色づく花は自分であると 気が付けたのなら香を放つ 深

        • 「自然の中で生きたいです」

          自然な暮らしに憧れて ここが地球と忘れてる どこもかしこも 私を飾り立てる造形物  済んでしまえば 流れるようにポイっと大草原 木も花も木陰で遊ぶ猫の声も 言葉も失い人間は 喪失感の中、さようなら

        電話と電話

        マガジン

        • 107本
        • 桜影シリーズの詩(歌詞)
          17本

        記事

          牡丹

          ボタンを掛け違えて できた隙間にキスをして 直すたびに掠れる指先が むせ返るような甘い欲を告げる 予想外の夕立に 騒ぎ出す街 急ぐ人の足音 折りたたんだ傘を忍ばせ 一人私は身を任す 与えられる水を受け止めて 濡れる楽しさを知らないの? お子様のような指遊び 忘れられない盲目の愛 ぼたんを掛け違えた 抱き合ってるはずなのに、寒い 埋まらない?運命じゃない? そんなこと言わずに見直して 明日の思い違えて できた隙間にハグをして 背中を掻き立てた爪痕が 履き違えただけ 辛い夢

          綺麗でいてね🫰🏻🫰🏿

          歪をうんでぐらぐらと 性格のアクがふつふつと 悪い子お口はベラベラと 安らかに眠れると思わないでベイビー その身に受ける因果応報 またまたどったんばったんさらいねん

          綺麗でいてね🫰🏻🫰🏿

          王の縁

          共に行こうと温かな縁を結んでくれた どんな時でも友だから 土砂降りの雨も必ず晴れる 涙は甘雨となるでしょう 背は伸びて羽は自由となり 僕たちは天を翔ける金烏 勢い増して風に乗れ 語らずとも魅せる王者の威厳 確信した自身は力となる 仙骨を帯びた僕らの音 全ては僕らの掌の上 静寂に秘めた永遠の炎 善戦するだけじゃつまらない 最後に掴むは勝利と歓喜 友であろうと厳しさで自分を殺さないで どんな時でも共にいる 吹き荒れた風に押される背中 電火が魔法となる刹那 挫けてもまた意気天

          きらり踊り

          星の散らばるドレスに お日様が反射して 綺麗な君がまた光って 鼓動が時を早める だけど君の笑顔は永遠(とわ)のよう 君は夜空を見上げて 同じ色、狭い範囲でしか見えない この瞳をどうにか越えようと音に乗せる  靡く黒の髪 神秘的な風景 全てこの星の一部なのに どうして遠く感じるの 温もりはすぐそばにあるのに どこかへ行ってしまいそうで 僕はまた一人焦る 哀の散らばる世界を お日様が浄化して 至純な君がまた微笑む 鼓動が時を早めた だけど君の隣は永遠であれ 僕は朝日に焦が

          きらり踊り

          地球は丸いから 常に頂点はアタシにある 外野は騒ぐな 口を慎め アタシはいつの間に内野なの ぷぷぷ プリンセス カメラを向けろ ナイフのように 言葉で脅せ 形に残らぬように そうやって偽りのピラミッド建設 そんなあなたはピラミッドを三角だと思うてる るんるんるん 馬鹿馬鹿しいなそんなに人が気になるかい バラバラじゃないか心も言葉も嘘っぱち ハラハラしちゃうぜいつかバランス崩しちゃって ペラペラ三角様をガラガラ崩しちゃうぜ 「あらあらご愁傷様」 そういう周りもあからさま

          波の穂よ砕け散って花となれ 頬の涙よ流れ落ちたら空へ舞え そして雨となるならこの星の希望となれ 光となれ 私の全て 回れ廻れ がむしゃらに生きて あなたの優しさ無下にした その愚かさに今気づく あなたは世界から消え去った 魂が永遠(とわ)だとしても 寂しさと痛みはどうしても沁みてくる あなたの世界に現れた 私は良いものでしたか? 私の世界に現れた あなたがいてくれたおかげで 私は今日も生きてます あなたみたいになりたくて 波の穂よ砕け散って花となれ 頬の涙よ流れ落ちたら

          グロリオサ

          気が毒になった世界は 優しさの意味忘れて線引き 馴れ合いばかり曇天の下 曖昧なものは歪で だけど靄のかかるこの世界 咲いた花の名もわからずに 百合が咲き乱れ純白と 天に咲け光る日の鏡 you know? キレイなダイヤはダイヤでしか 磨けないの 残酷でしょう? 見るものばかりに囚われた人の果て 嗄れた気味の悪い声 喘いだ言葉 吐瀉物 本音は高価を求めながら 俯き我言(がけん)の子供たち 秘められたものを感じて 影のない道を辿る 夢の旅に出たヘビ使い 黄味の印なる

          グロリオサ

          I am Iam

          私とは、終わったものの残骸 私とは、限界の可視化 誰かに海馬をいじられて 私は愚か者になりました 誰かが体罰を正当化して 私は痛みに怯えました ねぇ、マリア ねぇ、ヘラ 忘れないようにまたミルクをください 甘い結言の中歌うあなた 一糸乱れぬ調和のまま 人は見たいものを見れるはずなのに 今日も苦しみを流します それは誰のせいですか? ねぇ、マリア ねぇ、ヘラ あなたたちは今日も幸せですか? 誰かに瞳を曇らされ 私は道しるべも見えません 誰かが煩悩を正当化して 私は人に

          僕にしか聞こえない声で 君たちは囁く 此処を終えたら私たちの元へ みんなあなたを待っている 愛してるよ、ずっと 本を開けば君は器を得て 誰かの隣で少し悲しそう 僕が勇者で在れるのなら 全てに反しても救いに行くよ きっとこれが正しい道だから 緩やかでしかし尊くて 瞑目の中で会えるのかな 生(い)つの時だってそばにいる 感じているのに塗れる恋の熱 君にしか届かない声で 僕はまた呟く 此処にいたらどうして君たちは みんなどこか恐ろしい 人間の罪だ、きっと 腐り行くのなら 純

          傷と痛み

          あなたの傷 私の痛み 去れどあなたは笑うでしょう 私の心を労って 私を言葉で温めて 私を強く抱きしめた 痛む傷跡に無視をして そばにいて欲しい あなたの全ての温度が 心落ち着く拠り所 あなたの傷は私の傷だ 私の痛みは隠したい過去 痛々しい恋の慰めかもしれない だれど傷も痛みも愛したい あなたがくれたキスのように 私に跡を残して欲しい あなたのキス 私の気持ち 晴れどあなたは捧ぐでしょう 私の全てを慈しみ 私をあなたで温めて 私をそっと抱き寄せた 痛む傷跡も受け止めて

          傷と痛み

          心屍

          自分の心に従って あなたの言葉に相槌を 優しさ雑に扱われ 下手に出たら叩かれる 私が悪者になる瞬間 君はヒーローになれる快感 普通に生きて行く為には 周りを蹴落とさなければいけないの? 誰かの血肉の上に立つ 私の屍も誰の土台 君のためじゃない どうしてこんなに心苦しい 痛い死にたいそんなこと言いたくない ジョークも伝わらぬこの世界 悪いのは私ならどうかもう 私の言葉で笑うのはやめてくれ 君のために過ちを繰り返してしまう 愛想振りまけ体を売らない売女 笑顔に隠せ心を欠けば

          STAR

          湧き出す泉 育てた大地 一筋の光 至純の愛 空に咲いた星花は命の音色を示す あの日抱いた理想は耀く星となり 確かに道を照らす 巡る優しさと愛がある今 何を恐れることがあるのか 後は進むだけだろう 終わることなき魂の幕が上がる 私の詩が夢へ羽ばたく翼となる ラベンダーに煌めく縁(えにし)を繋ぎ 想像した未来を掴みましょう 天の乙女達は私たちを待っている 笑顔に溢れ朗らかに 豊かな世界に愛を注ぐ 誰もが輝く星 随喜の涙 奏でた言葉 心の実り 愛しい君 空に咲いた瑞光は命に