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ボストンで人気のコーヒー店Caffè Neroに

ダンキンとスタバ、そしてカフェ・ネロ

アメリカはボストンに移住して3ヶ月。
街を歩きまわっていると、この辺りにはマクドナルドが少ないことを知る。

それよりも圧倒的によく見かけるのが、ダンキンドーナツ。カロリーを気にする時代のニーズに応じて、コーヒーや朝食メニューなどに注力しているため、今は店名を「ダンキン(Dunkin’)」に改名している。

全米での店舗数は2022年時点で9,431軒。特に東海岸に店舗が集中しているようで(ダンキン発祥の地はボストン!)、至るところにダンキンのロゴが入ったラージサイズのコーヒーを持ち歩いている人を見かける。

ちなみに日本で根強い人気を誇るミスタードーナツも、実はダンキンドーナツから経営方針の違いで独立した方がボストンで創業したお店。今はダンキンに吸収されてしまいアメリカには一店舗しか残っていないという。

ちなみにシアトル発祥のスターバックスの全米店舗数は15,436軒。このスタバとダンキンの2巨大チェーンが、ボストン界隈では学生街ケンブリッジを中心に多く建ち並んでいる。

よく行く図書館の近くに高校があって。お昼になるとそこの生徒たちがスタバに長蛇の列をつくっているのを見かける。一方でダンキンにティーンエイジャーが並んでいるのは見かけたことがない。30~40代くらいの男性や子連れが多い印象。スタバとダンキン。無駄な競争はせずにすみわけが出来ている様子。

すごく余計な情報かもしれないが、スタバに列をなすその高校には、ベン・アフレックとマット・デイモンが通っていたらしい。

ダンキンとスタバ以外で、最もよく見かける(目立つ?)コーヒーショップがCaffè Neroだ。

ゆったり素朴な店内でエスプレッソとスイーツを

Caffè Neroはロンドンに本社を置くカフェチェーン。本格イタリアンコーヒーを提供するというのがセールスポイントのようで、店名の下にも「THE ITALIAN COFFEE COMPANY~~」の文字が躍る。

店内は広すぎずこじんまりとしている。スタバの洗練されたデザインとは異なり、どこまでも素朴な雰囲気でゆったりした時間が流れる。店員さんの接客もおおらかで心地よい。ドリンクはエスプレッソが充実している印象。

フード系ではスイーツが充実。エスプレッソとあわせる為だろうか。

蒸し暑かったのでオーダーしたのはエスプレッソではなく、アイスラテ笑。ピンク好きの娘はピンクレモネード。

スイーツにはパン・オ・ショコラを注文。温めてくれたので生地のほんのりした甘みが口いっぱいに広がって美味しかった。

娘はたいそう気に入って、その後はCaffè Neroの前を通るたびにチョコのパン食べたいと寄りたがる。こんなカフェに通いたがるなんて、5歳のくせにおしゃれすぎる(あくまで目当ては「チョコパン」)。

窓から眺める何気ないアメリカの街角の景色。
日本の日常風景と同じようで全く違う。不思議な感覚にとらわれる瞬間。

ちなみにCaffè Neroの日本出店は、まだされていない様子。いずれ出店されることを願う。

ではまた次回!


※店舗数は全てScapeHeroより引用しています。

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