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書評1(401字)

「生き物の死にざま」
(稲垣栄洋、草思社)

生き物それぞれに、
最期の迎え方、
死に方、
習性があって、
そういう生き物、
或いは、
そうプログラムされた、
又は、そういう
システムの上に立つ、
不思議で数奇な
生き物と共存して、
この星に同居している、
われわれ人間なんて、
彼らにとってもお互い、
単なる一同居人で
隣人かもしれない

子々孫々へ継ぐ
パワーの底知れなさに
触れたと思えば、
繁殖を終えた最期は、
およそ人間の
終活には似つかない
そう考えるのは、
私の思う
人間対生き物の
視点でしかないし、
そうは思わない人々も
多くいることだろう、
当事者である彼ら
生き物たち張本人?は、
天寿を全うして、
即成就かもしれない

自分の死にざまは
どうなんだろうって、
人間の死にざまって、
これも難しい問いだ
考え抜いて何かに
辿り着く様で、
また考えてしまう、
答えも終わりもない
考えても考えても
分かりゃしないけど、
想像したり想いを
馳せるということを、
自然にさせられてしまう本

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