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バイリンガルニュース  テック 550-599

593 01.11.2024
4-マイアミ宇宙人

(米 フロリダ州マイアミのBaysideMarketplaceでは、警察が大規模な対応を行い、その様子が多くの人によって目撃され、social media上で拡散された動画が数百万回以上再生。一部では、10フィートの巨大なエイリアンがいたと主張する人も登場→実際には少年50人以上が花火を打ち、一部で略奪行為も行われ、警官たちが対応)


588 12.07.2023
1-SNS選挙サイクル

(ペンシルベニア州立大学 social mediaの普及以前から存在していた政治的な両極化が、social mediaの影響で増加している可能性:social mediaが選挙サイクルに与える影響をモデル化→影響力のあるインフルエンサーがフォロワー獲得·利益目的でフェイクニュースを含む偏った政治的メッセージを広めると、政党は中位投票者の支持を得るために政策を穏健寄りに調整せざるを得なくなることを発見→伝統的なメディアの論説はより極端になり、市民の意見も一層偏向する傾向)

3-OtherSideAI
(OtherSideAI テキスト·音声指示でGPT-4 Vision generative pre-trained transformer-4 Visionがパソコンを制御しタスクを遂行するオープンソースプロジェクトSelfOperatingComputerFrameworkを公開→マルチモーダルモデルを利用して、人間と同じようにコンピュータを操作することを可能化→公開後、多くの人がフレームワークをインストールし、GPT-4がメール送信·Googleドキュメントの編集などのデモを投稿)
GPT-4 generative pre-trained transformer-4→ep552(4)+571(3)
GPT generative pre-trained transformer→ep351(4)+450(2)+540(3)+545(4)+550(4)+552(4)+554(2)+565(3)+571(3)+578(1)+585(4)


587 11.30.2023
1-謝罪の性別

(アリゾナ大学·イースタンケンタッキー大学 公的な場での謝罪において、謝罪を行っている本人の性別が与える影響を調査:著名人87人の謝罪ツイートを分析→自己主張が強く自信がある話し方を男性的、あたたかく養育的で心を通わせる話し方を女性的と定義。謝罪ツイートの内容·世間からの反響を照合→謝罪の方法が性別の固定観念に反しているほど、いいねの数·ポジティブな反応が増加→特に女性の場合に顕著で、男性的表現が5段階評価で1ポイント上がるごとに平均17000以上のいいねが追加 被験者807人に会計士·看護師からの謝罪メールを読んでもらい様々な要素を評価実験→同様の結果が得られ、固定観念に反した謝罪をすることで、女性は平均9.7%、男性は平均8.2%、認知効果が増加)


580 10.05.2023
1-トムハンクス広告

(米 俳優TomHanksが、歯の治療の広告に自身のdeepfake動画が使用されていることにInstagramで警告 過去にはTomCruise·BruceWillisなども同様の問題が発生→現時点ではdeepfake広告を直接禁止する法律なし)

2-TikTok最大罰金
(アイルランドデータ保護委員会 TikTok社に未成年のプライバシー侵害で罰金3億4500万ユーロ:2020年時点で未成年の年齢認証·プライバシー設定の不透明性·杜撰な保護者確認などがGDPR general data protection regulation違反が認定→TikTok社にとって最大の罰金 英政府も2023年4月に、2020年時点で13歳未満の子どもへの利用許可に関し、TikTok社に罰金1270万ポンド)
GDPR general data protection regulation→ep374(1)+414(1)


577 09.14.2023
4-iPhone15

(Apple社 2023年9月12日Wonderlustと題したiPhone15の発表イベントをライブ配信→iPhone15·Plus·Pro·ProMaxの4つが含まれており、USB-Cコネクタ·48MPカメラが搭載→Pro·ProMaxモデルはチタン製の筐体·自由にカスタマイズできるアクションボタン·空間動画·光学5倍ズーム·高性能なチップが搭載 新しいAppleWatchも発表→ダブルタップなどの新機能搭載)
iPhone→ep7(6)+17(2)+26(1)+297(3)+337(2)+397(1)+402(3)+457(3)+486(3)
AppleWatch→ep122(4)+375(1)+381(2)+486(3)


575 08.24.2023
1-環境ツイッター減少

(ポモナカレッジ 気候変動·生物多様性に関する議論が頻繁に行われているTwitterユーザー38万人のうち、半数近くが2022年10月のElonMuskへのTwitter売却後にTwitterを利用しなくなっていたこと判明:2019年7月−2023年4月までの期間において、環境ユーザー38万人·政治ユーザー約44万人のツイート動向を追跡→買収前後でアクティブユーザーの割合が両方のグループで減少傾向→環境ユーザーは47.5%減少し、政治ユーザーでは20.6%減少)
ElonMusk·Twitter→ep508(3)+567(1)+568(3)


574 08.17.2023
2-AIスパイ

(サリー大学·ロンドン大学 機械学習アルゴリズムにより、タイピングの音だけで高い確率でパスワードを特定できること発見:MacBookProのキー36個のタイピング音を指·圧力変えながら、Zoom通話·スマホ通話を使用し録音→機械学習によって各キーの音の特徴を学習→Zoomによる録音では93%、電話による録音では95%の確率で正しいキーを特定可能)


573 08.10.2023
1-PRIME情報

(ノースウェスタン大学 social mediaのアルゴリズムが、人間の社会的本能に反して分断を生み出している可能性:歴史的に人類は集団の生存·規範のためprestige権威·in-group conformity内集団·morality道徳·emotion感情の4つの要素に基づいて学習する傾向→アルゴリズムは、広告収入を増やすためのエンゲージメントを最大化し、バイアスのかかった情報が過度に増幅→政治的なトピック·物議を醸す話題が優先的に表示される傾向)


570 07.20.2023
3-X AI

(ElonMusk X AI社設立をTwitter上で発表:モラルの逆転を避けるために物理学に焦点を当てワルイージ効果を回避可能な、善意のある汎用AIを開発→人類が宇宙の本質を理解することを目指し、AIの目的を重力·ダークエネルギー·ダークマター·Fermi paradox·地震の予測など真実の追求に設定)
ダークエネルギー·ダークマター→ep239(6)+243(4)+277(6)+286(6)+340(4)+377(5)+479(3)


568 07.06.2023
3-API制限

(Twitter社·ElonMusk データのスクレイピング·不正操作に対抗するためにレート制限を導入することを発表:認証済みアカウントは6000投稿/日·無課金のユーザーはあたり600投稿/日·新しい無課金アカウントは300投稿/日に制限→数時間後にはこれらの制限がそれぞれ10000/日·1000/日·500/日投稿に増加→この変更に伴いTwitterのTweetDeckが一時的にダウン)
ElonMusk·Twitter→ep508(3)+567(1)


567 06.29.2023
1-イーロンザック対決

(SpaceX社ElonMuskとMeta社MarkZuckerbergが格闘技での対戦に関する話題拡散:Meta社によるTwitter競合アプリの開発に関する報道記事内でMeta社CPOがTwitterで揶揄したことが発端→あるユーザーがZuckerbergは柔術をやっているからElonは気をつけろとツイート→Elonがもし彼がやりたいならケージファイトやると返信→Zuckerbergが場所を教えてくれとInstagram上メッセージを公開→ElonはVegasOctagonとツイート→Meta社広報部は冗談ではないと回答し、UFC会長DanaWhiteも両者意欲的であると回答)
ElonMusk·Twitter→ep508(3)


565 06.15.2023
1-Appleヘッドセット

(Apple社WWDC VR·MRヘッドセットAppleVisionProを発表→2024年販売開始予定·価格3499ドル:このヘッドセットにはセンサー5つ·カメラ12個が内蔵され、音声·指·目の微細な動きで操作可能な、Apple初の空間OSを搭載。AR·VRの切り替えがダイヤルを回すことで可能。3D動画·写真の撮影も内蔵の3Dカメラで可能。EyeSight機能により、ヘッドセットをかけたまま他人と目を合わせて会話可能)

4-ネット叩き快楽
(Princeton大学·Flinders大学 ネット上で他人を叩く行為online shamingの動機を正義的動機と快楽的動機に分け調査+匿名性·社会通念の役割も分析:被験者625人に対する3回の実験で、イスラム嫌悪のフェイク記事に対する反応を調査→イスラム嫌悪事例についてフェイク記事を閲覧→記事下のいいね·シェア·コメントを使用し記事に反応→正義感からくる懸念·道徳的怒り·deservingness被害への妥当性·schadenfreude他者の失敗·不幸への喜びなどの度合いを評価するアンケートを実施→被験者のうち、コメントを使用49.3%·記事を共有23.6%、いいねを使用18.7% 正義感からくる懸念·道徳的怒りは他者を叩く行動を予測不可→deservingness·schadenfreudeの度合いによって強く予測可能 匿名性は有意な影響なし)


563 06.01.2023
1-AIエプスティーン

(米 social media上で広まった画像は、JeffreyEpsteinと4人の少年がビーチで一緒に写っているもので、その中の2人が双子TikToker IslandBoysの子供時代という情報·Epsteinの被害者という情報·Epsteinの息子という情報など、真偽不明な情報が拡散→元の画像は aiartistkingがMidJourneyを使用し、背景から人物まで全て生成し、Instagram上に投稿したものであり、実際の出来事ではないと作成者がコメント)
JeffreyEpstein→ep379(1)
Midjourney→ep527(3)

3-AIグラビア
(集英社 AIが生成したバーチャルモデルSatsukiAiさつきあいのグラビア写真集 生まれたてを発売→TwitterではAIグラビアがトレンド入りし、多くのユーザーがAI生成のグラビア風画像を共有→具体的なAIの種類は未公開)


556 04.13.2023
2-子どもアレクサ印象

(デューク大学の研究 4−11歳までの子ども127人に対し、スマートスピーカーAlexa·ロボット掃除機Roombaの動画を見せて、それぞれの知性・感情的能力について質問→子どもたちは、Alexa・Roombaは体の感覚がなく痛み·くすぐったさを感じないと判断→Alexaには人間のような思考·感情を持っていると認識し、意地悪なことを言われた場合は傷つくだろうと回答→Roombaに対しても思考·感情がないと判断しつつも、怒鳴ったり叩いたりすることは悪いと回答→年齢が上がるにつれて許容度がわずかに上昇)


554 03.30.2023
2-AIボット見分け

(コペンハーゲンビジネススクール 被験者375人に対し、宇露戦争に関連するツイート·アカウントのプロフィールページを提示し、本物のアカウントとボットアカウントを見分ける実験:ボットのアカウントはAIを使用して作成され、プロフィール写真はStyleGAN、ツイートはGPT-3 generative pre-trained transformer-3によって生成→実在する人間のアカウントで被験者の意見が最も分かれ、被験者の41.5%がボットだと判断したケースもあり→最も成功したボットは、被験者10%以外は全て本物の人間だと信じさせること成功)
宇露戦争→ep59(4)+63(5)+70(1)+74(5)+82(6)+108(6)+502(1)+511(3)
GPT generative pre-trained transformer→ep351(4)+450(2)+540(3)+545(4)+550(4)+552(4)
GAN generative adversarial networks→ep330(4)+345(4)+355(4)+361(5)+401(4)+453(2)+454(2)+552(4)

4-TikTok公聴会
(TikTok社CEO ShouZiChew 米国議会の公聴会に出席→議会は、TikTokが中国政府によって米国市民を監視·操作するためのツールとして利用されているのではないかという懸念表明。ByteDance社を含む中国企業が中国政府との協力に法的権限を有しているかどうかについて追及。年齢認証·アルゴリズムによって拡散されるコンテンツが子どもに有害な影響を与える可能性にも懸念表明→現在検討されている法案には、非公開の個人データの売却を禁止するDATA法·国務長官に対する制限措置を可能にするRESTRICT法が含まれる可能性 2022年11月FBI federal bureau of investigation長官ChristopherAWrayは、中国政府がTikTokを通じてユーザーデータを収集し、アルゴリズムを操作して影響力を行使できると発言)
中国規制→ep23(6)+27(5)+86(1)+127(1)+157(1)+172(1)+228(4)+280(4)+306(1)+310(3)+342(5)+367(1)+383(3)+420(3)+428(1)+518(4)


553 03.23.2023
1-JOMO

(ワシントン州立大学 自分がいない間に楽しいことを逃す不安FOMO fear of missing outの対義語JOMO joy of missing outに関する研究:被験者500人を対象に、FOMO·JOMOの度合いを測定し、性格特性·孤独感·社会的不安·social mediaの利用状況などを調査→JOMOが高い人は、social mediaの利用時間が長く、社会的不安との強い相関発見)
FOMO fear of missing out→ep10(6)
性格特性→ep143(3)+281(5)+439(3)+514(1)+539(1)

4-失敗作博物館
(米NY Brooklyn 過去の失敗した製品·サービスなどを展示するMuseumOfFailures失敗作ミュージアムオープン→2023年5月まで開催予定:GoogleGlass·成長するにつれて胸が大きくなるバービー人形·自爆するDVDなど、159個以上の事例が紹介→来場者に過去の失敗から学ぶとともに、失敗を進歩·革新に不可欠な要素として受け入れるメッセージ 2023年CES consumer electronics showでも同様に、GalleryOfFlops失敗のギャラリーが公開)
バービー人形→ep138(2)+270(2)
CES consumer electronics show→ep445(3)+544(3)


552 03.16.2023
2-患者インフルエンサー

コロラド大学 薬を投与されている患者が製薬会社と密接な関係を持ちつつ、フォロワーたちに処方薬のアドバイスを行うpatient influencer患者インフルエンサーの存在を調査:パーキンソン病·喘息·HIV human immunodeficiency virus·偏頭痛·更年期などの疾患を発信するマイクロインフルエンサー26人にインタビュー→そのうち18人が製薬会社のプレスリリースの投稿、研究結果の翻訳、報酬得た上でのコンテンツ投稿など製薬会社とのコラボレーションを認める→フォロワーがスポンサー広告と非広告を見分ける難しさが懸念されつつも、患者インフルエンサーたちはほとんどが善意から活動し、患者たちの疑問·不安に答える重要な情報提供者として行動 製薬会社・メディアへの信頼度低下に伴い、製薬会社は患者を使ってDTC direct to consumer広告を実行)


551 03.09.2023
1-ゴースティング

(ジョージア大学 10-20代男女のうちghostingを経験したことがあり、同様にされた経験もある2/3人→ghostingされた人のほぼ全てがネガティブな別れを経験し、終結欲求が強い人ほど深刻な悪影響を受ける傾向→一方で終結欲求が強い人ほど相手をghostingする確率もわずかに上昇傾向 ghosting:友人·恋人との別れを明確に告げずに、メール·social mediaなどの連絡を完全に断つ行為で、スマートフォン·出会い系アプリの普及により一般化)
ghosting→ep355(2)


550 03.02.2023
4-ChatGPT書籍

(AmazonKindleStore ChatGPTが執筆/共著した電子書籍200冊以上販売されており、ChatGPTの関与が不透明なまま大量の書籍が市場に登場している可能性判明→作家団体AuthorsGuildのMaryRasenberger理事は、深刻な懸念事項であり、多くの作家が仕事を失う可能性指摘し、ゴーストライター·ChatGPTの執筆技術のコモディティ化について懸念表明。業界関係者は、ChatGPTが作品を盗作しているのではないかという疑念を表明)
ChatGPT→ep540(3)
GPT generative pre-training transformer→ep351(4)+450(2)+540(3)+545(4)

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