見出し画像

アーユルヴェーダライフはじめました

こんにちは!Yukieです。

アーユルヴェーダを学び始め、現在指導者を目指しながら知識と共に少しずつ日常に取り入れ実践からの学びも得ている最中です。

アーユルヴェーダとは?
世界三大医学のひとつ。インド・スリランカ発祥で5000年以上の歴史をもつ伝統医療。サンスクリット語の Ayus=生命 Veda=科学 が由来で全ての医学の根底と言われている。心身共に健康に生きる生活の智恵、生きる知恵の取扱説明書のようなもの。1人1人の生活習慣から不調の原因を考える根本療法。

今日はアーユルヴェーダライフの入り口として、私が日常で取り入れている朝の生活習慣をいくつか、リアルな体感と共にお伝えしたいと思います。


◆舌磨き

歯磨きをするより前にアーユルヴェーダではまず朝一番に舌を磨き舌苔を除去します。

how to:
タンスクレーパーを使用して舌の上を数回、奥から手前に向かってしごく

point:
*タンスクレーパーがなければスプーンの柄でもできます
*歯ブラシは舌を傷つける可能性があるので避けましょう

とっても簡単ですね~

この時取れる舌苔はいわゆる「未消化物」で、この未消化物が不調や病気になるきっかけだと言われています。寝ている間に身体中を巡った老廃物が体の先端とされる舌の上に溜まり舌苔となります。

舌苔の状態で消化力がわかるということですね。

私の体感としては、お酒をよく飲んだ翌日、そしてお肉やニンニクなどの刺激物をよく食べた翌日は舌苔が分厚くよく取れる印象。(これをごっそり取るのがまた気持ちが良い 笑)

舌苔を取ると、まず舌がスッキリします。口内環境を改善し口臭予防にもなります。そして苔を除去することで味蕾が繊細になり食事もおいしく感じると言われています。良いことしかないですね!笑

アーユルヴェーダでは「消化力」がとても重要視されていて、舌の状態は体調を観察するポイントになります。舌の状態、舌苔の量や色、濃さも毎日違うので前日の食事や自分の心と身体の状態を思い浮かべながら観察するのも自分の状態を知る方法のひとつとして楽しいと思います。

身体や心の状態はこうして表側にちゃんと出てくるんですよね。難しく考えず、簡単に出来るオーラルケアとしてぜひとも取り入れてみてほしい習慣です!


◆オイルプリング

タンスクレーパーで舌苔を除去した後におすすめなのがオイルプリング。これで更に口腔内を浄化します。

how to:
①大匙1-2のセサミオイルを口に含んで10分程度、口の中でブクブクする
②オイルがサラリとしていたら全て吐き出す 
③気になるようであれば口をゆすぐ

point :
*ブクブクした後のオイルは毒素を含んでいるので飲み込まない
*環境面を考慮して吐き出す時はペーパーや新聞紙に吐き出し捨てる
*キュアリングしたセサミオイルがオススメ(味のない太白ごま油) 

オイルは口に含んでいるうちに乳化してサラリとしてきます。セサミオイルを推奨していますが夏や心身の熱が高まりやすい方はココナッツオイルでも良いかもしれません。

(セサミオイルは温める、ココナッツオイルは冷やす性質をもちます)

このオイルプリングをすることで口腔内の浄化と共に唾液の分泌を強くし消化酵素の働きを良くする効果があります。ここでも「消化」ですね。

その他の恩恵としてはブクブクするのに顔の筋肉を使うことでエイジング対策や、オイルで喉が潤うことで声に張りが出たり免疫力の向上にも繋がると思います。

私は舌苔を除去した後、オイルを口に含んだ状態でキッチンに入って片づけや家族の朝食の準備をしたりしています。息子に話しかけられても「ん-、ん-」しか言えないのですが 笑 こうして動いているとあっという間に10分経ちます。

オイルプリングを終えると口の中のモヤモヤがなくなりクリーンでさっぱりした感覚になり気分が整います!これも舌磨きとセットでオーラルケアとしてオススメしたい習慣です。


◆鼻うがい

これが恐らく一番未知でハードルが高いイメージがあるかもしれない 笑 けど、私が今一番オススメしたいのがこの鼻うがいです!

こちらは少し準備が必要になります。

item: 
ネティポット、岩塩(薄いピンク色や白いものがおすすめ)小さじ1/2、
ぬるま湯200-300ml

how to:
①ネティポットに岩塩を入れる
②水とお湯を混ぜぬるま湯(40度位)にして合計200-300mlポットに注ぐ
③片手でネティポットを持ち、先端を片鼻の穴に刺して密閉した状態で顔を床と平行になる位に傾ける(右鼻に刺した場合は左鼻が下になるイメージ)
④口で呼吸しながら、しばらくやったら反対側も同様に。1回転ずつ位行う⑤両鼻をかんで鼻水や水分を噴き出す

point
*ぬるま湯の塩分濃度は鼻水と同じ塩分濃度にすることで痛くなくなる
*リラックスした状態で行い口呼吸をする(決して鼻で吸わない!)
*鼻をかむ時は両方同時に、が良い(片鼻で強くかむと耳が痛くなる)

この鼻うがいなんですが、ちょっと難しいです。私もまだ完全に慣れていなくて、口鼻両方から出てきてしまったり、時にゴフっと息苦しくなったり、あまりお見せできるような状態ではありません 笑 鼻の痛さは想像していたより全然ありません。

スムーズにお湯が通ってタラリと反対の鼻から綺麗に一筋のお湯が垂れ続ける日、詰まって全然通らない日、水滴のようにポタポタとしか垂れない日、出だしは通ったけど途中から通らなくなる日。お湯の通り方も自分の状態により日々様々です。

普段鼻が詰まっている感覚がなくても、鼻うがいをして鼻をかむと、鼻がすごく出るんです。こんなに溜まってたの?というくらい。鼻が詰まっているということはこれはまた原因があると思うのですが、とにかくこれを出し切ることで鼻の奥、目元、頭がものすごくスッキリするんです!

アーユルヴェーダでは鼻は脳の関門と言われています。鼻詰まりは呼吸器や嗅覚への影響だけではなく脳にも影響を与えます。そう思うと鼻詰まりを解消することは仕事や勉強、普段のパフォーマンスにも大きな影響を与えそうですよね。

なにより、とにかく気持ちが良くて朝から爽快感でいっぱい!私はこの鼻うがいは今は純粋に、気持ちいいからやっている習慣になっています。

まずは1週間、未知なる爽快感を求めて試してみませんか?花粉症や鼻炎の方には特におすすめです。


◆オイル点鼻

鼻うがいを終えた後に行ってほしいのがオイル点鼻です。セサミオイルで鼻の穴に潤いを与えます。鼻うがいに抵抗のある人にもおすすめです!

how to:
①鼻穴を上に向け2滴くらい片鼻ずつセサミオイルを落とします 
②鼻の脇や付け根をマッサージしてオイルを浸透させる 反対も同様に
③鼻を鳴らし鼻奥、喉奥までオイルが来たら吐き出す(来ないならOK)

point:
*上向きが辛い場合は仰向けになるなどする
*点鼻が苦手な場合は綿棒や手で塗るだけでも良い

鼻うがいで洗浄した後は必ずオイルで潤すことが大事です。乾燥させたままにはしないように。鼻うがいが苦手な場合はこの点鼻だけでも効果が得られます。

鼻うがいとこのセットが私はたまらなく気持ちがいい!鼻は脳の入り口であり、エネルギーの通り道でもあります。鼻を通らせ潤いを与えることで頭がクリアになり、呼吸が通りやすくなり、良いエネルギーを体内に取り込みやすくなるように感じています。

また、寒くなる季節は特に乾燥が進むので粘膜を潤わせることは免疫力の向上にも繋がります。免疫力アップの一環として手軽に試してみてほしいです。


まとめ

アーユルヴェーダらしい朝の習慣を今日はいくつか紹介してみました。どれも共通するのは「浄化」。朝の10時までに行うと良いとされている生活習慣です。

朝起きてまず自分を浄化し整えてスタートする1日はとても気持ちがいいです。どの工程も私は気に入って朝のルーティンとしていますが、身体に良いからというよりは気持ちがいいから。心地よさを感じてしまうと習慣になるのは早いかなと思います。

それが身体に良いのかそうではないのかは、自分の身体と感覚が決める部分もありますよね。あの人には良くても自分は心地よくない。自分に合うものをチョイスして取り入れていく形で良いと思います。

私自身もこれから季節や年齢が変わる中で自分の体感も習慣との付き合い方も変わっていくかもしれません。


\ どんな時でも自分の感覚を大切に /


その時の自分が心地よいと感じることを選び、生活に取り入れる。誰のためでもなく自分の心と身体のために。

アーユルヴェーダライフに染まるのではなく、心地よい人生を送るためにアーユルヴェーダの智恵を取り入れ、自分の人生に活用していく。

そういう気持ちで長くお付き合いしたいなと思っています^^

自分をより良く、輝かせるためのツールのひとつとして、興味があるものがあればまずは1つでも試してみてもらえたら幸いです♪


*

いい感じ♪で生きるマインドとライフスタイルを発信しています↓↓↓

Instagramはコチラ




この記事が参加している募集

朝のルーティーン

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?