ウキダシマコ

note復活しました。ミスチル、モーニング娘。、映画、29歳、関西在住

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26歳になったばかりの僕がJuice=Juiceの『25歳永遠説』を語りたい。

25歳、それは不思議な年齢だ。誰かが25までには結婚するだとか、25歳には、人生の夢を叶えたいとか、不思議と20代の節目にしがちな年齢だ。それは、ちょうど20代の真ん中であたるし、大学を卒業して、新卒で会社に勤めれば、ちょうど3年目、嫌なことも、仕事の喜びも、やっと理解してきたころ。 なんとなく、大人ってこんな感じだと理解してきて、あの頃より、随分前に進んだような、それでいて、純粋だったころに、少しの懐かしさも感じる。そんな25歳は永遠には続かない。 25歳が終わって、2

    • わりと、この街が好きだった

      少し前に結婚して、この街に来ることも少なくなった。 朝の繁華街。 外国からの観光客と修学旅行生、パチンコ屋の開店前の行列、朝まで飲んでた人たち、夜中まで身体を売ってた人。色んな人たちがこの街にはいる。 長いこと一緒に働いてた同期が突然に潰れた。 30歳を目前に、社会の苦しさを受け入れて、タバコと酒で流し込んだ不満が遂に爆発した。 こうやって、一人一人が別の道を歩んでいく。 なんだかんだで生きていけるほど、人生は藤井隆みたいに上手くいかない。 毎日、同じことの繰り返しが

      • 28歳になったばかりの僕が新海誠の「すずめの戸締まり」について語りたい。

        「28も27もそんな変わらんよ。」 おそらく、阪神の監督に復帰した岡田監督ならこんな感じなことを言うだろう。 そう実際になにも変わらない。 25歳の自分はこれが人生のどこか節目だと思ってた。ここで恋人を作らなきゃ、運命なんて甘い言葉を信じなきゃとか、転職するなら今しかない。絶対もっと休みの多くて給料がよくて、人生をよりよくするなら今しかない。 という、妄想だ。 実際に歳を重ねていくうちに、自分は家も職もコミニティも大した変化もなく。未だに阪神タイガースのファンのままでい

        • 僕たちは菅田将暉になれなかった。『花束みたいな恋をした』から見る、最終兵器彼女有村架純について

          2020年 夏。 「寝てる?」 そう思いながら、自分はリモコンのスイッチを押した。 まぁ、そうだよな、君はこの映画の結末とか興味ないよな。 「なんで消すの?」 「いや、寝てたから」 「見てた」 それから、2週間後、僕と彼女は、恋人から会社の同僚という、元の関係に戻った。 ✳︎ 恋人と映画を一緒に見る。 日本のカップルが当たり前のように行ってる行為。 そこに重きがあるのかないのか置いといて、とりあえず映画でも行くか、それが男という、短絡的な生き物。そのくせこだわりが強か

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        • ハロプロ
          13本

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          ハロオタが語る『真夜中にハロー』における『そうだ! We're ALIVE』という楽曲の強さについて。

          皆様、お久しぶりです。ハローこんばんは。 誰ですかって、死にかけのハロオタDJこと、ウキダシマコです。 さてさて、今日も真夜中にハローのお時間です。 ドラマ見ましたか? いやー、第2話すごかったですね。 今回のメンツ、アンジュルムメンバーとBEYOOOOONDSメンバーの複合でした。 個人的に、金澤朋子推しだった自分にとって、彼女の卒業ロス後、ハロプロメンバーの最推しを考えてると彼女なんですよね。 BEYOOOOONDSのメンバーの1人 平井美葉ちゃん ちょっと、この子

          ハロオタが語る『真夜中にハロー』における『そうだ! We're ALIVE』という楽曲の強さについて。

          現代社会に蔓延る耐えろという魔法について。

          「耐えろ、ここは耐えろ」 突然の辞令、納得のいかない異動。 そんなとき、かつての教育トレーナーが僕にかけた魔法だ。 期待でもなければ、優しさでもない。 ただ、息をさせるために、この魔法は存在する。 逃げること、戦うこと、そんな自発的な行動はやめにして、ひたすらに耐えぬく。 何もしなくても、太陽は毎日沈み、顔を出す。 それと同時に、月日も経って、いつのまにか歳を重ねる。 一体、どれだけの日本人が、この耐えろという魔法によって救われてきただろうか。 今日が終われば、明日が終わ

          現代社会に蔓延る耐えろという魔法について。

          ハロオタが語る『真夜中にハロー』における『みかん』という楽曲の強さについて。

          皆様、お久しぶりです。ハローこんばんは。 誰ですかって、死にかけのハロオタDJこと、ウキダシマコです。 さてさて、今日も真夜中にハローのお時間です。 ドラマ見ましたか? いやーふくちゃん、ズルくない?これズルいよね、ズルい女です。 さてさて、このラジオでは、今週放送された、『真夜中にハロー』の非公式ラジオでございます。 それでは、さっそく、お便り読んでいきましょ。 ペンネーム、「だーまーよりだーさく派」さんからいただきました。 ※※ ハロー、ウキダシマコさん、元気ですか

          ハロオタが語る『真夜中にハロー』における『みかん』という楽曲の強さについて。

          令和に響き渡った「恋ING」と進むことのない映画「あの頃。」について

          大学生の頃、付き合っていた彼女に振られて、何もなくなった自分は、TSUTAYAに通うようになった。 自分の映画人生の始まりは、そういう、絶望からのスタートだった。 毎日、名作、迷作、秀作、傑作、怪作、はたまた、誰の記憶にも残ってなさそうな、もうどんな内容かも覚えていない映画まで、とにかく、旧作から新作まで、見たいと思った映画は全部見た。 社会人になると、映画を見る体力もなくなり、Twitterで目にする、かっこいい大人からも、遠くなっていた。 そもそも、大人を目指してい

          令和に響き渡った「恋ING」と進むことのない映画「あの頃。」について

          diva 高木紗友希のいない今日。

          そこにもういない。 そんな瞬間は突然訪れてしまう。 2020年、死にそうな、ラスト3ヶ月。 僕のiPhoneからは、決まって、あのアイドルグループの歌が流れていた。 「Juice=Juice」 彼女たちの、音楽と歌声が、とてつもないパワーをくれたことは間違いない。 2021年、最初のnoteになにを書こう。迷ってるうちに1ヶ月が終わった。 たった数ヶ月前だけど、自分の人生に納得できなくて、許せなくて、悔しくて、これから先の未来に希望とかそんなもんも抱けない、やるせな

          diva 高木紗友希のいない今日。

          時間たんない

          やっとこさの仕事納め。 繁忙期を乗り切った自分に乾杯。 今年はどんな年か、なんていうと、最高で最低な365日でした。 2020年。 希望と絶望が、嵐のように、やってきた2010年代を終えて、やってきた今年は、いろんな人に、いろんな当たり前を奪い去った年。 でも、きっと10年後、そういえば、こんなことがあったな、と人は笑いながら話せると思うんですよ。 それって、きっととても素敵なことで、そんな微かな希望を持って、彼女の待つ、家に、新快速に揺られながら思っています。 12

          時間たんない

          2020年が教えてくれたこと〜でっかい宇宙に愛がある〜

          来週の金曜日は、もう2021年。 皆さんにとっての2020年はどんな年だったでしょうか。 今年は、コロナウイルスという、人類に久しぶりに現れた、明確な敵という、存在。 このウイルスは、決して、殺傷力が高いというわけでもなく、症状が現れないという、パターンもありながら、感染力が非常に高くて、日本以外の国では、多くの人が亡くなった。 そして、コロナウイルスが、僕らから奪ったのは、自由という、今までの当たり前を、この世界から消してしまった。 つまらない話を、だらだらする居酒屋

          2020年が教えてくれたこと〜でっかい宇宙に愛がある〜

          The Vision

          「仕事なんか、クソだから、楽しく働こう。」 新卒で、入った会社を、2ヶ月で辞めて、なんとか、今の会社に潜り込んだとき、配属先の上司に、最初に言われた言葉だ。 当時、23歳、社会から、早速はじき出された、自分にとって、その上司の言葉は、人生を変えた。こんなに、はっきりと、仕事なんて、クソだと、言える大人がいることの、衝撃と安心。この人の下なら、頑張れそう。そう思えた。 ある意味、その人の出会いは、必然にすら思える。自分の、学生時代のアルバイト先に、綺麗で愛想のいい、パート

          iPhone12に変更したので、色々と、使い勝手、手馴染みが悪い。 もう、3年も使ってた、iPhone8の方が、そりゃやりやすいよね。

          iPhone12に変更したので、色々と、使い勝手、手馴染みが悪い。 もう、3年も使ってた、iPhone8の方が、そりゃやりやすいよね。

          絶望だらけの26歳男がモーニング娘。の『I WISH 』について語ってみたい

          あの頃、ただやみくもに生きて、社会に中指を立てれずとも、こんな大人になりはしないと、夜中にカラオケで叫んでいたり、朝っぱらからラーメンを食べたり、兎にも角にも、ただ、大人になることを、否定して、そのくせ、未来には、この人と幸せになりたいなんて、無茶なイメージだけで、生きてこれた。 そんな、過去の甘さと、未来への漠然とした、希望と、今という絶望を抱えながら、社会人3年目は終わり。神様か、クソみたいな上司が言った、「最低、3年は最初の会社に勤めろ」という、やり直しの効かない、生

          絶望だらけの26歳男がモーニング娘。の『I WISH 』について語ってみたい

          もう眠たい

          「そういえば、聞いたことある。新入社員も潰されたらしい」 なんだそれ、って思った。 そして、あぁ、やっぱり、この負の感情は、自分だけじゃないことに安心した。 貧乏くじだなと言えば、それで、終わりだし。 耐えろと言われれば、耐えるしかないし。 もう、大人になったと言われれば、そう大人ですから。と答えるしかない。 人生は絶妙に、いいこと49、やなこと51の割合でできてると、少し前、桜井和寿が歌っていた。 日本のJPOPの王様ですら、いいことは49で、やなことは51の比率で

          君のいない世界の話

          生きていくと、どうしても忘れられない人がいる。 それを未練がましく書くと、なんとも、自分のiPhoneのプレイリストを晒したみたいな恥ずかしさも感じるけれど、少しだけ書いてみたい。 その子は、人生で初めて、一目惚れした女の子だった。 写真に写る彼女を見て、雷が落ちる。 後にも先にも、この経験は一度だけ。 おそらく、走馬灯に出てくるし、これから先、酒を飲んでも、君がふと顔を出すだろう。 残念ながら、僕と彼女は一度は結ばれたものも、距離と時間と怠慢という、若さゆえの過ちという

          君のいない世界の話