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健康的に太る難しさ~ハードゲイナーを調べてみて~

今回は、テーマを「ハードゲイナー・健康的に太ること」にして記事を書いていきます。

少しとりとめのない話にはなりますが、良ければ覗いていってください。

・「ハードゲイナー」って何?

そもそも、ハードゲイナーという言葉に、正式な定義があるわけではありません。
ただ、私はハードゲイナーを一言で表すと「太りにくい人」だと認識しています。
痩せやすいというよりは、太りにくいという言葉が正しいでしょう。

「人並み食べても太らない」
「体が全体的に細く、筋肉に変える脂肪がない」

こんな人がハードゲイナーに該当すると思います。
気になる方は是非「ハードゲイナー」で検索してみてください。

・そもそも、なぜ極端に痩せてしまうのか?

ハードゲイナーの人は、痩せ型の人です。
では、そもそも、どうして痩せてしまうのかを考えてみると、
①食事のエネルギー摂取量が足りていない
②人より代謝がいいor吸収が悪い

の2パターンがあると思います。

①は、ハードゲイナーではなく、単なる「食べなさすぎ」での痩せすぎに繋がっていると考えられます。
1日に自分が摂取しているエネルギー量って、詳しく知っている人の方が珍しいはずです。推奨されているエネルギー摂取量と比較してみると、自分のエネルギー摂取量がどのくらいなのか分かるかもしれません。

②は、体の問題です。ハードゲイナーの人にはこのような体質の人が多いのではないかと思います。「代謝を落とせるor吸収を良くできる」方法がないとするならば、体の問題はそれぞれがコントロールできない部分です。
つまり、どうしようもない部分に対する処置を考えるのではなく、コントロールできる部分(例えば、食生活)で変化をもたらす必要がありそうです。

・「太りたい」という欲求は相談しにくいのか

世間一般的に見れば、「太りにくい」ことは良い事とされています。
それは、生活習慣病などの病気にかかるリスクは、太っている人より太っていない人の方が低いとされているので、当然のことだと考えられます。

一方で、この状況はハードゲイナーの人を含めた「太りたい」という欲求を持つ人にとっては厳しい状況でもあるのかもしれません。
なんせ「やせている」という自分が持つコンプレックスが、他人の取っては羨ましいことの方が多いからです。そのため、人に相談して、欲求を解決しようとすることが難しい現状があるのではないでしょうか。

・「健康的に太る」という難しさ

もちろん、「太りたい」という欲求を持つ人が、自分一人で太れる状況であるのであれば、問題はないと思います。

ですが、「ダイエット」という言葉がが日本では


食事の量を制限したり、エクササイズや運動をしたりして減量すること。(厚生労働省・本文より抜粋)

と捉えられているように、痩せることに関しては非常に注目を集めています。実際、メディアやSNSが伝える情報も「どうすれば痩せられるのか」があっても、「どうすれば太れるのか」についての掲載は少ないはずです。
つまり、自分一人で「太る」ための環境はあまり整えられていないといえるでしょう。

加えて、「健康的に」ということを目指すのならば、太ることはさらに難しくなりそうです。
もしかしたら、菓子類や糖質が高いものだけを撮り続けていれば体重は増えるかも言しれません。けれど、健康には決してよい影響はないはずです。

これまでのまとめとして、私は「健康的に太る」ために必要なのは、「AI×パーソラナイズ」なのではないかと考えました。
AIを用いて、それぞれの体を検査し、体質を明らかにしていきます。AIを用いるのはそのデータを学習して、よりよい結果を生みだしてもらうためです。
そして、自分の体質が分かったら、その体質に合わせた健康的な太り方を提案します。提案者は人でも機械でもどちらでもよいでしょう。その人の悩みを話せる相手をマッチングさせます。
ただ、ここで大事になるのは、「どうして太りたいのか」を共有することだと思います。例を挙げると、「筋肉をつけたい人」と「自信をつけたい」人の太り方は異なると考えられるからです。
株式会社ウェルナスさんが提案しているような「AI食」が実現するのであれば、このような取り組みは可能になるのかもしれません。

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