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【能登半島地震を乗り越えた女性防災士が語る】知らなかった!使い捨てカイロの再利用方法:こんなふうに使ってもいいの? 

冬の寒さをしのぐために手放せない使い捨てカイロ。暖かさを提供してくれる小さな袋は、多くの人にとって冬の必需品です。使用後は捨てるだけだと思っている方も多いと思いますが、思いがけない再利用方法が存在します。それは、なんと防臭剤としての活用です。

使い捨てカイロの秘密:活性炭
使い捨てカイロの中身は主に鉄粉ですが、多くのカイロには活性炭も含まれています。活性炭は、その多孔性の構造から、臭いや湿気を吸着するのに非常に効果的な素材です。

再利用方法1:防臭剤として
使い終わったカイロの再利用方法は非常にシンプルです。まず、カイロを使い終わったら、そのまま靴やブーツへポン。冷蔵庫や靴箱に入れる際は、中身を開いて、小皿に盛ると効果的です。消臭の効果は季節によって異なります。効果が薄れてきたと感じたら、取り替えます。

再利用方法2:除湿剤として
使い捨てカイロの原材料である鉄粉や活性炭、バーミキュライトには湿気を吸収する働きがあります。除湿剤としての再利用も可能です。クローゼットや靴箱に使い捨てカイロを置いておくと、消臭と湿気の両方の効果が得られます。

実践的で環境にやさしい選択
使い捨てカイロを再利用することは、廃棄物を減らすだけでなく、実用的な利益ももたらします。活性炭の吸収能力を活かすことで、他の化学製品を購入する必要がなく、環境にやさしい選択とも言えます。

冬の寒さ対策として欠かせない使い捨てカイロですが、その使い方は一度の使用で終わりではありません。使い終わった後のカイロを捨てるのではなく、防臭剤・除湿剤として活用することで、生活を少し豊かにし、同時に地球環境にも優しい選択をすることができます。

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