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不自由な身体を持つこと

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私がこの身体になって感じたことを綴っています。
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【不自由な身体を持つこと】コロナで人の思いは判るのかも

【不自由な身体を持つこと】コロナで人の思いは判るのかも

愛犬の死からnote、サボっていました。

何だかんだで9月に入りましたね。今年も残すところ約4ヶ月、2020年は入院以来の出歩かない日々が多くなる年でもあります。これ、いつまで続くのだろうかと考えていますが、本当にいつぐらいまででしょうか。

新しい生活様式が唱えられ、仕事もリモートワークが可能な職種ならリモートに切り替える企業が相次いでいます。

それに伴ってからか、PASONAが一極集中の東

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【不自由な身体を持つこと】死役所を観て思ったこと

【不自由な身体を持つこと】死役所を観て思ったこと

「死役所」ってご存じです?TOKIOの松岡くんが主役の深夜ドラマ。Netflixでやっていたので3話まで昨日視聴しました。



2話目の「母」という回、泣けちゃいました。

死役所とは「此岸と彼岸の境界に存在する役所」で、死後の手続きを行うという設定なのですが、そこに赤ちゃんが1人紛れ込んでくるのです。

その子は、ある夫婦が不妊治療の末やっと授かった子どもで、でも、この世に生まれることなく母

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【不自由な身体を持つこと】19.歩くようになって装具を付けた

【不自由な身体を持つこと】19.歩くようになって装具を付けた

装具って知っていますか?

例えばスポーツで膝のじん帯を切ったり、アキレス腱を断裂したりする大けが等を負った場合、歩行をサポートするための器具です。

当然私のような病気になった人にも装具を付けて歩き、日常生活に戻れるよう訓練をしていきます。

多くの人は、上記のサイトにあるような大型の装具を付けています。また、装具に関しては上記サイトが詳しいので良ければお読みください。

私も作りました。でも、

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【不自由な身体を持つこと】世の中は右手社会

【不自由な身体を持つこと】世の中は右手社会

右手が使えなくなってよく思うのが、日本の社会は「右手社会」だということ。

ドア一つとっても、右手で開けることがスムーズなドアが多い。

駅の自動改札にしても、左手で切符や定期、Suica等を通すことは容易ではない。

左手で自動改札を通ることがどれだけ不自由なのかを、一度試せばよく理解ができる。

車のアクセルも右足がデフォ。カメラもシャッター部分も右。今はスマホや360度カメラがあるから多少解

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