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誰より誰より遠くにいる君に届かない手を伸ばして届けたい 自分という存在が確かに今ここに在…
人の中に私はいつか帰りたいのだと思ったのは最近のことだ。私はずっと、自分を助ける者は自…
――しばらく疎遠にしていたとしても、次に会った時に「やあ」と言葉をかわせることは、とて…
観測史上最高に暑い夏を記録したと言われる、今年、二〇一〇年の夏。買い物に行った帰り道、…
全てを捨てて逃げ出しても良かった。だけど、何処かで読んだ漫画にあったように月と影と自分…
本来、基本的に自分の中にしか本当の自分はいないだろう。だが、私は不意に自分自身に連続性…
私は紅茶を飲むことが好きだ。けれど、紅茶を飲まなくても生きては行ける。それでも私は紅茶を飲む。紅茶の味、香りが好きだから。そして、紅茶を飲む時間そのものを大切にしているからだ。 紅茶のある生活は私にとってはとても当たり前のことで、自然なことだ。ティーポットやマグカップは特に高価なものではない。自分が気に入ったものだ。それらと共に過ごすティータイムは私に日常を少し休ませ、これまでを振り返ったり、これからを思ったりすることにそっと力添えをしてくれる。 紅茶には多くの種類
全てを捨ててでも私は帰りたい場所があるような気がしていた。自分を押し殺してでも愛された…
電車の窓硝子に赤いチューリップを植えることは出来ない。三日月の上に座ることは出来ない。…