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「思い込み」のチカラ

人はほとんど思い込みで生きているのだろう。
自分に「できる」「できない」とか、「自分はそういう人間だ」とか、そういう思い込みが行動を変え、人生を変えてしまう。

つまり、「自分にはできない」とか「自分はダメだ」と思い込んでしまっているだけで、本当にそうなってしまうのだ。
これは本当に恐ろしい。
人に知能があるが故の問題だ。

でも、逆に言えば、「思いこんでしまえば、それだけでできてしまう」、ということでもあるだろう。

思い込む、ということは、つまり、「根拠なく、そう思う」ということだ。
「根拠なく」というのが肝だ。

なぜなら、もし何かをやろうというときに、「根拠がなければできない」では、何にも挑戦できないからだ。

根拠を要する思考ではダメなのだ。
「~だから、幸せ」
「~だから、楽しい」
「~だから、できる」、、、
条件付きのポジティブではダメなのだ。
その条件がないとたちまちネガティブになってしまうからだ。

つまり、「根拠なく」、「無条件に」、「訳もなく」、「理由もなく」、ポジティブでなくてはいけないのだ。
それが、真のポジティブなのだ。

「根拠なく」というのは、「比較することなく」ということでもある。
比較することによって得られる根拠もまた、脆いものだからだ。

世の中は比較対象で溢れている。
ネット社会では、常に比較、比較だ。
自分の立ち位置、ステイタス、、、常に比較だ。
上には上がいる。
そんな現代であっては、なおさら比較することでポジティブになるようではそのポジティブは揺らいでしまう。

つまり、「絶対的」、「内発的」にポジティブでなくてはいけないのだ。
「自分の内側だけで完結する、内発的なポジティブ」でなくてはいけないのだ。
「根拠なく」、「無条件に」、「訳もなく」、「理由もなく」。

これは、正しく「思い込み」だ。
根拠のないポジティブさは、即ち、思い込みだ。

つまり、絶対的なポジティブさは、思い込みでなくてはいけない。

では、どうやって思い込めばいいか。
それはやはり日頃からそういうポジティブな思い込みを習慣にする他ないだろう。

ネガティブな思い込みも、習慣によるものだ。
ならば、ポジティブな思い込みもやはり習慣の力に頼る他ない。

そうすると、ネガティブな感情になっても、それを否定し、「そんな感情は嘘なのだ」、「それは本当の自分の感情ではない」と否定し、常にポジティブな感情で居続けることだ。

そうやって脳のネガティブ回路を切断していく。
そしてポジティブ回路を繋ぎ、強化していく。

ポジティブに思い込んでしまおう。
そのために、頭の中からネガティブを一切追い払おう。

頭の中を常にポジティブで満たせば、ネガティブに一寸たりとも隙きを与えなければ、どんどんポジティブが習慣になり、そして正確になっていくだろう。
そうおもう。

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