和邇之 珠吾

和邇之 珠吾/わにの たまご/森羅万象を見つめる隠遁者。 老母と老秋草インコと若猫の世…

和邇之 珠吾

和邇之 珠吾/わにの たまご/森羅万象を見つめる隠遁者。 老母と老秋草インコと若猫の世話で明け暮れる毎日。

最近の記事

どどまるくんが言いたかったこと

「どどまるくんの小道」について解説 ある人が私に言った言葉があります。 意味を外に求めすぎると、必ず真実を見失う その人とは今は関係を断絶しています。 私は彼女に、どどまるくんと同じことをしてしまった。 傷ついた彼女は、二度と私を許すことはないと思います。 でも今、振り返って、その言葉の意味と、 それを言ってくれた彼女の誠意に気づくのです。 彼女とは二度と交流することはないでしょうけども、 ここで、これだけは言わせてください。 ありがとう、ごめんなさい と… 私は

    • どどまるくんの小道

      (私の体験をもとにしたフィクションです) あるところに 未熟な占い師 どどまるくんがいました どどまるくんは、無知で無謀で無茶で幼稚なおばかさん 占いを知る前、何度も何度も失敗しては 同じところをぐるぐるまわってばかりでした そんなあるとき、星の理(ことわり)を教えてもらい その深遠さ、神秘さ、楽しさにすっかりはまり込み 夢中になってしまったのです 何より、自分がどうしてこんな運命なのか 何度も失敗ばかり繰り返してしまうのか それを知りたくて… たくさんの本を読み 話

      • 「おかめ日和」の炎上騒動への一考察

        作品を世に出した以上、対する批判や感想を述べることは誰もが自由である。 だが最近の傾向として、実際の作品を吟味したうえで、責任を持って発言しているのではなく、誰がまとめた意図的な断片や一部だけを見て、全体を判断するような無責任な批判が増加しているように感じる。 無料配信分、または一巻のみだけで判断してはならないのか、という意見もあるだろう。もちろん、そこまで読み「自分には合わなかった」「こんな描写や作品は嫌いだ」という感想なら良いと思う。嗜好は人それぞれであり、相性があっ

        • おかめ日和を読んで思ったこと

          例えば、こんな思い出は無いだろうか。 小さい頃、お友達の家にお呼ばれして、 自分が見てギョッとするようなやり取りであっても その家族では当然とする空気が流れていること。 家族の内側というものは 他者から見て、やはりわかりづらいものがある。 各自にとって「これが普通、当たり前」と思う「価値観」は、 実は自分が思うほど、普通なものではない 自分が育った価値観が一番と、誰もが最初に思うけれども、 実は家族の数だけ、その形はあると言ってもいいのかもしれない。 「おかめ日和」は、

        どどまるくんが言いたかったこと

          心の不発弾の扱い方(待機児童問題に寄せて)

          ■怒りの連鎖保育園の待機児童問題について、保育園に落ちたという母親の罵倒。 まず匿名ではてなダイアリーに投稿され、その過激な内容ゆえにネットで炎上し、続いてそれを国会答弁で取り上げられ、国会前デモのネタにまでなりました。 あの文言・ブログ内容について、 批判する側は 言葉が乱暴だから良くない 母親だから言うべきではない その反論として、 怒ってはいけないのか 怒る声こそが社会を動かすのではないのか 乱暴な言葉だからこそ人の心を動かすのだ などと言われています 私

          心の不発弾の扱い方(待機児童問題に寄せて)

          間違いを認めるということ

          もう10年以上も前の話になってしまうが。 以前、友人とともに、東北の山深くにあるという、某神社を目指して旅をしたことがある。 そこはグーグルマップですら載っていない神社で、ウワサや文献をもとに、おおよその場所を予測するしかなかった。 時間はあるがお金がなかった時だから、青春18切符を使った貧乏旅行。電車に乗り遅れたりお腹を壊したり。山あり谷ありのドタバタ道中、リアル弥次喜多状態で、ああでもないこうでもないとワイワイ言いながら、目標を目指しレンタカーを走らせていた。 既に

          間違いを認めるということ

          どんな死に方も苦しいと言うのなら

          ※10年前に書いた日記ですが、タイムリーなので再掲 私の母方の祖母が無くなった瞬間、私は500キロ以上離れた場所で、彼女の気配を感じた体験がある。 私の場合は、匂いだった。 懐かしい、田舎の匂い。祖母の香り。 そしてその時同時に、姉も急に「胸騒ぎがする」とわめきながら、私のいた居間に飛び込んで来た。翌朝、亡くなった連絡を受けた時に臨終の時間を聞いて、納得したのを覚えている。 祖母は、長く意識を失い、点滴だけで命を数カ月繋いでいた状態だった。84歳だったから、往生したと

          どんな死に方も苦しいと言うのなら

          ありんこ

          ※震災の呼称が閣議で「東日本大震災」に 決定した2011/4/1。  その翌日に某所で書いた日記の再掲です。 私が子どもの時、今思えば残酷なことをしていた。 ある家の玄関先にあった大きめの石を よいしょっと持ち上げてひっくり返すと そこに住んでいたありんこ達が、必死で逃げ惑う姿が見れる。 貯めていた食物を必死で運ぶもの、 空を仰いで威嚇するもの、 卵やさなぎを抱えて必死で逃げようとするもの その必死な姿を見るのが興味深くて いや、正直言って面白くて

          ぐぬ、イマイチ使い方が分からない。ってか今ボイドかよ!(お約束)

          ぐぬ、イマイチ使い方が分からない。ってか今ボイドかよ!(お約束)

          ノートはじめました…

          て…良くわからないんですが、とりあえず登録してみました。 こちらならまとめて書けるので、占い関係も(簡易的なものですが)ここから配信するかもしれません。

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